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Mary J. BligeがRick Jamesから権利を取得するも、失敗に終わった幻のグループ「Mary Jane Girls」

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 4月7日
  • 読了時間: 3分

Rick Jamesから「Mary Jane Girls」の権利を取得したMary J. Blige

Mary J. Bligeが計画していた女性グループ「Mary Jane Girls」


Mary J. Blige(メアリー・J. ブライジ)が、'94年に発表したセカンド・アルバム『My Life』からのサード・シングルで、全米シングル・チャート最高39位を記録した"Mary Jane (All Night Long)"。


Mary J. Blige - Mary Jane (All Night Long)

「今夜はケンカしたくないの、ただ上手くやりたいだけ。


あなたがしたいことを何でもしていいわ。


リラックスして、私がお望み通りにしてあげる」


そんな想いを込め、恋人とのすれ違いを抱えながらも愛を求める心情を描いたセクシーな1曲で、Mary Jane Girls(メリー・ジェーン・ガールズ)の名曲"All Night Long"をサンプリングしたことでもお馴染み。


Mary Jane Girlsは、Rick James(リック・ジェームス)がライバルPrinceのプロジェクトVanity 6に対抗して、'83年に送り出した4人組女性ボーカル・グループ。


Mary Jane Girls - All Night Long

そして2000年代初頭、Mary J. Bligeは女性グループの結成を計画しており、そのグループ名を「Mary Jane Girls」にする予定だったという。


しかし、その名称がRick Jamesプロデュースのグループと同一であったことから、彼女はRick Jamesから名称の権利を取得することに。


結果的にこのプロジェクトは実現には至らず、このグループについてMary J. Bligeは「Billboard」のインタビューで次のようにコメント。

「オリジナルのMary Jane Girlsを立ち上げたRick Jamesが、私にこの名前を売ってくれたわ。私の名前がMary Jane Bligeだから、この名前を選んだの。アジア人の女の子、黒人の女の子、ラティーナの女の子、そして白人の女の子を揃えたグループで、これまでに見たことのないグループをやりたかったわ」
90年代を代表する女性R&BシンガーMary J. Blige
Mary J. Blige


Wanya Morrisの息子達をサポート


Mary Jane Girlsのプロジェクトは失敗に終わったものの、Mary J. Bligeは2022年に自身のプロダクション[Beautiful Life Productions]を設立し、ある若手ボーカル・グループのサポートに着手。


そのグループこそ、"End of the Road"、"I'll Make Love to You"などの歴史的大ヒット曲を残し、「20世紀最大のボーカル・グループ」と称されるBoyz Ⅱ Men(ボーイズⅡメン)のメンバーWanya Morrisの息子4兄弟で結成されたWanMor(ワンモア)。

Boyz Ⅱ MenのメンバーWanya Morrisの息子4兄弟で結成されたWanMor
WanMor

Mary J. Bligeは、彼らについて「VIBE」の記事で次のようにコメント。

「R&Bの現状や次世代のR&Bアーティストについての議論が沢山あった。この世代は素晴らしいR&Bを提供してくれており、その感触、ソウル、そしてサウンドは私達のDNAに刻まれているわ。WanMorの歌声を聴いた時、私達はもう探すものが無くなったと気付いたの。彼らこそがそれよ!R&Bの真の才能をサポートして育てること、それこそが私が[Beautiful Life Productions]を立ち上げた理由で、彼らのような若者達と一緒に行うことを本当に誇りに思うわ」

2020年代を代表する男性R&Bグループの本命として注目を集めるWanMorは、Mary J. Bligeのサポートを受けながら精力的に活動中。


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2023年には、Boyz II Menのデビュー・アルバム『CooleyHighHarmony』収録のスロウ・ジャム“Please Don't Go”をリメイクし、Mary J. Blige自らがプロデュースを担当。


WanMor - Please Don't Go




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