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執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Mary J. Blige▶︎グラミー2部門を受賞した"Be Without You"。もし、獲得を逃していたら起きていたかもしれないこと。


グラミー賞2部門を受賞した"Be Without You"

Marques Houston"Circle"、Joe"Feel For You"などを手掛けた、ピアノの名手として知られるBryan-Michael Coxプロデュースの"Be Without You"は、Mary J. Bligeが2005年にリリースしたシングル。


Mary J. Blige

Be Without You

「あなたと一緒にいたいの、あなた無しじゃいられない」と、包み隠さない素直な気持ちを相手に伝えるラブ・ソングで、Mary J. Bligeの全シングルの中で最も大きな成功を収めた楽曲の1つ。


・全米シングル・チャート最高3位

・全米R&B/ヒップホップ・ソングス・チャート1位

・2006年ビルボード年間シングル・チャート11位

・第49回グラミー賞「Best Female R&B Vocal Performance」受賞

・第49回グラミー賞「Best R&B Song」受賞

・第49回グラミー賞「Record of the Year」ノミネート

・第49回グラミー賞「Song of the Year」ノミネート


グラミー賞の結果だけを見ても、単曲として4部門にノミネートされて2部門を受賞したのは、Mary J. Bligeのキャリアでは"Be Without You"が最多で、この曲の記録的ヒットの影響により、2007年2月に開催された第49回グラミー賞で多忙を極めていたMary J. Blige。


そんな第49回グラミー賞とほぼ同じ時期に、Mary J. Bligeはあるデモ音源を聴いており、この音源を気に入っていたとのこと。


それが、後にRihannaが歌うことになる"Umbrella"のデモ音源でした。


Rihanna

Umbrella feat. Jay-Z

"Umbrella"を手掛けたThe-DreamとTricky Stewartは、暫定的ながらRihannaよりも先にMary J. Bligeにこの曲を提供する事を約束しており、「MTV」の記事で彼らは私の為に"Umbrella"をやってくれたと語っているMary J. Blige。


しかし、Mary J. Bligeは第49回グラミー賞の影響であまりにも忙しく、気に入ったという"Umbrella"のデモ音源をまともには聴けていなかったとのこと。


最終的にMary J. Bligeはこのオファーを辞退することになり、Rihannaの手に渡ることになった"Umbrella"。


もし"Be Without You"のリリース時期がずれていたら、もし"Be Without You"がグラミーを受賞していなかったら、"Umbrella"はMary J. Bligeが歌っていたかもしれず、Rihannaのキャリアも大きく変わっていたかもしれないですね。



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