MICHAEL JORDAN|ディアンジェロの"Brown Sugar"を流しながら、映画『Space Jam』の撮影の合間にワークアウト。
- R&B SOURCE

- 10月23日
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"Brown Sugar"がお気に入りだったというMichael Jordan
‘96年に公開されたMichael Jordan主演映画『Space Jam』
この映画が撮影された'95年は、Michael Jordanが野球にチャレンジする為に一度NBAを引退し、その後突然NBAへ電撃復帰した年。
しかし優勝を逃したため、再起を図るべく激しいトレーニングをこなしていた時期であり、Michael Jordanは撮影の合間にもトレーニングを行いたかった為、彼のトレーニングを支える最新鋭の設備を備えた、通称「Jordan Dome」が、スタジオの近くに建設。

ここでのトレーニング中、大音量で流れていたのは、当時Michael Jordanが最も気に入っていたD'Angeloの"Brown Sugar"だったのこと。
D'Angelo - Brown Sugar
Apple Music: https://apple.co/47jAPQx
「Jordan Dome」にいたというBrian McKnight
「Jordan Dome」には、Michael Jordanとのトレーニングを熱望していた当時のトップ選手達が次々と集まり、Michael Jordanは撮影の合間に彼らとともにピックアップ・ゲームをこなし、そしてこの場にはBrian McKnightもいたという。
Brian McKnightは、'98年に発表したシングル"Hold Me"のリミックスに、当時ラッパーとしても活動していたNBAのスター選手Kobe Bryantを招くなど、大のバスケットボール・ファンとしてお馴染み。
Brian McKnight - Hold Me (Trackmasters Remix) feat. Kobe Bryant, Tone
Apple Music: https://apple.co/46JT1C0
Brian McKnightの身長は約193cmと、NBA選手にも負けないほどの高身長であったことから、20代の頃はかなり熱心にバスケットボールに打ち込んでいたとのこと。
そんなBrian McKnightは、Michael Jordan人気が世界規模になる以前から生粋のChicago Bullsファンだそうで、『Space Jam』の撮影現場に出向いていた彼は、当時の様子を「FAIR GAME」のインタビューにて次のように回想。
「NBAのトップ選手達が、Michael Jordanと一緒にトレーニングする為に各地から集まってきた。俺はそこでシュート練習をしていて、彼らと一緒にプレイしたいって思っていたんだ」

Brian McKnightは、ダンク・シュートを決めた際にリングを壊してしまったことがあるほど、その実力はプロも顔負けだったとのことで、「Jordan Dome」に集まったNBAのトップ選手達と一緒にプレイすることを望んでいたものの、Michael Jordanのある言動を見て急に意気消沈してしまったと告白。
「あの時が今までで最も退屈した瞬間だったよ。シュートを決められなかったチームメイトを、Michaelがどのように扱っていたかを見たからね。彼は、チームメイトをまるで子供のように扱っていたんだ(笑) 聞いてくれよ、そこにいた選手達は大学生じゃない、NBAのスター選手達だったんだぜ」
Michael Jordanは、映画撮影の合間にピックアップ・ゲームをこなすというハードな状況下でありながら、NBAの猛者達を次々と打ち負かしてしまい、そこに集まったトップ選手達も彼の無尽蔵のスタミナに驚きを隠せなかったとのこと。
そしてこの場で、"Brown Sugar"を大音量で流していたというMichael Jordan。
ちなみに、‘90年代に発足した、当時の男性R&Bトップ・アーティストたちが集結した伝説のプロジェクトB.M.U. (Black Men United)が残した唯一の楽曲"U Will Know"は、D'AngeloとBrian McKnightの2人によるプロデュース曲。
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B.M.U. - U Will Know
Apple Music: https://apple.co/4hhWwVV
























