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Blackstreetの「Joy」に惚れ込んだMichael Jackson。「この曲が欲しい。僕の人生に必要だ」

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 6月23日
  • 読了時間: 3分

Michael Jacksonがソングライティングを担当したBlackstreetの"Joy"

Michael Jacksonが歌いたがった「Joy」


Teddy Riley(テディ・ライリー)率いるR&BグループBlackstreet(ブラックストリート)が'95年に発表した「Joy」は、Blackstreetのデビュー・アルバムから5曲目にシングル・リリースされた楽曲。


全米シングル・チャート最高43位、全米R&Bシングル・チャートは最高12位を記録。


Blacksrteet - Joy

「君が僕の人生に歩み入ったあの日を忘れない。太陽の光のように、君の甘い愛が僕を照らしてくれる。君が僕に喜びをもたらしてくれたんだ」と、大切な人と出会った時の気持ちを「Joy(喜び)」と表現した、美しいメロディが印象的な楽曲。


この歌詞はTeddyの実娘Deja Rileyに捧げたものであり、またMusic Videoに登場する幼女こそDeja本人。


プロデュースはTeddyが手がけ、ソングライティングはTeddyのシングル「Is It Good To You」のボーカリストでお馴染みの女性シンガーソングライターTammy Lucas(タミー・ルーカス)とMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)が担当。

Teddy Rileyの"Is It Good To You"でボーカルを担当したシンガーソングライターTammy Lucas
Tammy Lucas

この曲は、元々Michaelの'91年作『Dangerous』への収録を目指して、MichaelとTeddyが製作したとされる楽曲。


『Dangerous』といえば、「Quincy Jonesがいなければ成功できない」という周囲の見方を覆すかのように、Michaelが新世代の才能Teddyを抜擢して生み出した歴史的名盤。


当時まだ20代前半だったTeddyとの化学反応は世界を席巻し、アルバムは全世界で累計3,200万枚以上のセールスを記録。


Michael Jackson - Dangerous

Michaelは、『Dangerous』用に70曲近い楽曲をレコーディングしたとされており、その中の1曲だったであろう「Joy」


Teddyはこの曲を製作した時の様子を、「Hip Hop Wired」のインタビューにて次のようにコメント。

「'Joy'はBlackstreetのデビュー・アルバムに収録したけど、MichaelがBlackstreetのために提供してくれたんだ。収益の一部が彼の財団にいこうと、何に使われようと構わなかったけど、ただこの曲を完成させたかったんだ。なぜなら、'Joy'はMichaelのシングルとしてリリースされなかったし、俺達のお気に入りのひとつだったからね。Michaelとこの曲を一緒に作ったとき、彼は胸に手を当ててこう言ったんだ。『Teddy、これは僕の曲?』ってね。俺は『Michael、もし欲しいならこれは君の曲だよ』と伝えた。そしたらMichaelは『'Joy'が欲しい。僕の人生に必要だ』と言い、その場にいた数人が彼のこの発言を聞いていたよ」

結果的に、Michaelの曲としてリリースされることはなかったものの、Michaelが製作に携わった楽曲だけに、息を呑むような美しいメロディで多くのファンを虜にした「Joy」


そしてTeddyは、Michaelがこだわっていたという作曲手法に関して、過去のインタビューで次のようにコメント。

「Michaelは僕にソングライティングの美しさを教えてくれたんだ。『Teddy、昔の人はコンピューターを持っていなかっただろ?バックトラックから作る音楽はダメなんだよ。昔はピアノかギターの伴奏で曲を製作していたよね。それをデモ・テープに録音する。それが重要なんだ』ってね」
Michael Jacksonにその才能を認められた音楽プロデューサーTeddy Riley
Michael Jackson Teddy Riley

ちなみに、TeddyはMichaelが歌った「Joy」のマスター・バージョンを今でも保有していることを公言しており、また出どころが定かでないゆえに真贋は不明ながら、Michaelが歌ったとされる「Joy」のデモ・バージョンもネット上にリーク。




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