R&B SOURCE編集部
Blackstreet▶︎▶︎マイケルのアルバム『Dangerous』用に作られた、'90年代メロウR&Bの名曲"Joy"。
更新日:2022年5月17日

Michael Jacksonも制作に携わった"Joy"
Teddy Riley率いるR&BグループBlackstreetが'95年に発表した"Joy"は、Blackstreetの第5番目のヒットとなる全米シングル・チャート最高43位を記録。
全米シングル・チャート
1. No Diggity eat. Dr.Dre, Queen Pen - 1位
2. Before I Let You Go - 7位
3. Take Me There feat. Mya, Mase, Blinky Blink - 14位
4. Booti Call - 34位
5. Joy - 43位
Joy
Blackstreet
iTunes: https://apple.co/3Ni2eqm
Blackstreetのメンバーがピアノやギターなど演奏する様子がメインで映され、曲の中盤になると優雅ながらもダイナミックさを演出するオーケストラの演奏も加わり、実に豪華な雰囲気を楽しめる"Joy"のMV。
「君が僕の人生に歩み入ったあの日を忘れない。太陽の光のように、君の甘い愛が僕を照らしてくれる。君が僕に喜びをもたらしてくれたんだ」と、大切な人と出会った時の気持ちを「Joy(喜び)」と表現した1曲で、プロデュースはTeddy Rileyが担当し、ソングライトはTammy Lucas, Teddy Riley, そしてMichael Jacksonの3人が担当。
Tammy Lucasの名前は一般的にあまり馴染みがないかもしれませんが、Teddy Rileyのシングル"Is It Good To You"のボーカルを担当していた女性シンガー/ソングライター。
Is It Good To You feat. Tammy Lucas
Teddy Riley
iTunes: https://apple.co/3NbIJ2Q
そしてTeddy RileyとMichael Jacksonと言えば、'91年にMichael Jacksonが発表したアルバム『Dangerous』のメイン・プロデューサーをTeddy Rileyが担当し、歴史を作ったと言っても過言ではないR&B界の名タッグ。
実はBlackstreetの"Joy"は、元々Michael Jacksonのアルバム『Dangerous』の収録を目指して作られていた楽曲だったようで、しかし結果的に『Dangerous』には収録されず、不採用になった経緯は不明ですが、最終的にMichael JacksonがTeddy Rileyにこの曲を渡してBlackstreetが歌う形となり、ソングライターとしてMichael Jacksonも"Joy"に参加。
ちなみに、出どころが定かでない為に本物か偽物かは不明ですが、Michael Jacksonがう歌う"Joy"のデモ・バージョンもネット上に登場。
Michael Jacksonのアルバム候補曲だったというだけ、心地良いメロディはいかにもMichael Jacksonが歌いそうな曲調で、「もしかしたらMichael Jacksonによる公式のデモ・バージョンが本当に存在するのかも?」と想像するだけでワクワクしてしまいますね。
Blackstreetが歌う"Joy"は、Blackstreetのデビュー・アルバムから5番目にシングルカットされた楽曲でした。
Blackstreet
Blackstreet
iTunes: https://apple.co/3Ni2eqm

Blackstreetの関連記事
Blackstreetのメンバー全員に嫌われた"No Diggity"のビートは、元々2Pacに提供される予定だった。