Toni Braxtonが初めて全米チャートを制した"You're Makin' Me High"。BabyfaceとBryce Wilsonという異色タッグ実現の舞台裏。
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- 3 時間前
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初めて全米シングル・チャートを制した"You're Makin' Me High"
Toni Braxton(トニ・ブラクストン)のセカンド・アルバム『Secrets』からのファースト・シングル"You're Makin' Me High"は、彼女が初めて全米シングル・チャートを制した楽曲。
また、第39回グラミー賞「Best Female R&B Vocal Performance」を受賞した、Toniのキャリアの中で最も大きなヒットを記録した楽曲。
Toni Braxton - You're Makin' Me High
この曲がヒットした要因のひとつは、デビュー・アルバムで見せた洗練されたイメージを捨て、セクシーなイメージへと変貌を遂げた点。
それまで失恋の歌が多かったToniが、この曲では官能的なラブ・ソングを披露。
「いつでもあなたのことを想ってる、誰にも見せない心の奥でね。
想像してしまうの、あなたが私の身体に触れている姿を。
あなたのことを考えるだけで、思わず自分に触れてしまう。
だからこんなにもあなたが欲しいの。
たった一晩、月明かりの下であなたがずっと隣にいてくれたら。
何度も、何度も愛し合うわかってるでしょ?
私はあなたがたまらなく欲しくてたまらないの。
あなたのそばにいると、まるで宙に浮くほど気分が高まる。
空に触れられそうなくらい、あなたは私を熱くする。
あなたのせいで、こんなにもハイになってしまうの」
バックボーカルには、Chante Moore(シャンテ・ムーア)、Boyz II Menの元メンバーMarc Nelson(マーク・ネルソン)、さらにプロデュースを担当したBabyface(ベイビーフェイス)も参加。
プロデュースはBabyfaceに加え、"Tell Me"のヒットで知られるGroove TheoryのメンバーBryce Wilson(ブライス・ウィルソン)が担当。
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BabyfaceとBryce Wilsonという意外なタッグを実現させたのは、Toniの親友であり、彼女のMusic Videoを手がけたビデオ監督Bill Woodruff。
"You’re Makin’ Me High"誕生の裏には、彼の「ある機転」が隠されていたという。
Billは「Rated R&B」のインタビューで、当時の様子を次のようにコメント。
「"You’re Makin’ Me High"は、僕が初めてToniのために監督したMusic Videoだった。当時、僕は[LaFace Records]で働いていて、彼女ともかなり近い距離で仕事をしていたんだ。だから彼女がデビューした頃から知っているよ。自然と仲良くなって、その後もずっと連絡を取り合っていた。僕が[LaFace Records]に入ったのは、彼女のファースト・アルバムが完成間近の頃で、最初に関わったビデオが"How Many Ways"だった。あれは、Toniにとって『ある時代のイメージ』や『特定の雰囲気』を象徴する作品だった。でも、セカンド・アルバムのタイミングで新曲を聴かせてもらった時、僕はこう思ったんだ。『これは素晴らしい。でも、実際のToniを知っている自分からすると、みんな彼女の別の一面をまだ知らない。曲のイメージもあって、実年齢より大人っぽく、少し年上の女性のように見られている。でも本当の彼女はもっと違う。だから、もっとエッジの効いた、熱さのある曲を最初に出すべきだ』ってね。ただ、その時点では、そういう曲はまだアルバムに入っていなかった。そこで思い浮かんだのが、長年の友人であるBryce Wilsonだった。彼がMantronixにいた頃から知っていたんだけど、『足りない要素』を楽曲にもたらせるのは彼しかいないと思ったんだ。だから『Toniのために曲を書いてもらうべきだ』とレーベル側に提案した。でも、向こうからしたら『お前はA&Rじゃないだろ』って感じだったと思う(笑)。そんなある日、L.A. ReidとBabyfaceたちとランチしていた時のこと。たぶん本人たちは覚えてないと思うけど、僕はテーブルの下でBryceに電話をかけたんだ。それで突然、『あ、Bryceからだ!』って言って、そのままBabyfaceの耳に電話を押し当てた(笑)。もう話すしかない状況を作ったわけさ。すると2人はそのまま意気投合して、その後すぐに制作が進んだ。Bryceが"You’re Makin’ Me High"のあのビートを持ち込み、歌詞はBabyfaceが書いた。つまり、あの曲を実現させたのは、実は僕なんだよ(笑)」

ちなみに、Groove Theoryがデビューする前に、彼らに興味を持っていたのがL.A. Reidだったという。
しかし最終的には何の進展もなく、Groove Theoryは[Epic Records]と契約を結ぶことに。

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