1曲あたりの制作費はいくら?ブランディのデビュー・アルバムの予算を、キース・クラウチが公開。
- R&B SOURCE

- 2月17日
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全世界で600万枚を売り上げたBrandyのデビュー・アルバム
若干15歳という若さでデビュー・アルバムをリリースした、'90年代を代表する女性R&BシンガーのBrandy。
全米シングル・チャート最高6位を記録したデビュー・シングル"I Wanna Be Down"を筆頭に、"Baby"、"Brokenhearted feat. Wanya Morris"、"Best Friend"など、シングルカットされた楽曲のいずれもが当時のチャートを盛り上げ、アルバム自体も全米アルバム・チャート最高20位を記録し、全世界で600万枚を売り上げ大ヒット。
そんなBrandyの快進撃を支えたプロデューサーのKeith Crouchが、Brandyのデビュー・アルバムの予算を公開。
Brandy - Baby
1曲辺りの予算は17,500ドル
プロデューサーのKeith Crouchは、「Okayplayer」の記事で次のようにコメント。
「当時予算を設定した時、レコード会社はプロデューサーに予算を支払い、制作費の責任はレコード会社が持っていた。プロデューサーは曲ごとに一定の金額が与えられ、ミックスまで終わらせた完成品を納品する必要があった。全体の状況を見て予算を組まなくてはならず、そこから残った金額はプロデューサーがキープした。Brandyの予算は1曲あたり17,500ドルで、私はこの金額以内でやるべきことを全てやり、残りはポケットに入れたんだ」

Brandyのデビュー・アルバムが制作されていた'93年〜'94年当時の円相場は、1ドル約110円だったので、1曲あたりの制作費は日本円で約190万円。
アルバムには全14曲が収録されていたので、Brandyのデビュー・アルバムの制作費は約2,700万円という計算に。
Brandy - Brandy
アルバムの中で1番のお気に入り曲はどれ?
Brandyは、過去のインタビューでデビュー・アルバムの中で1番のお気に入りを答えており、それが10曲目に収録された"Always On My Mind"。
この曲をお気に入りにあげた理由をBrandyは次のようにコメント。
「メロディが気に入っているの。シンプルだけどビートがいいし、シンプルなメロディがいいわ」
この"Always On My Mind"をプロデュースしたのもKeith Crouchで、彼はBrandyの他にもMariah Carey、Chante Moore、El Debarge、Babyface、Ashantiらの楽曲を手がけてきた、'90年代を代表するトップ・プロデューサーの1人。
Brandy - Always On My Mind
ちなみに、Brandyは当時デビュー・アルバムの売上枚数のことなどはあまり気にしなかったようで、当時の様子を「VIBE」の記事にて次のようにコメント。
「アルバムの売り上げやプラチナ認定については、あまり考えたことがなかったわ。ただ有名になりたかっただけなの(笑)。ホテルの部屋で母と寝ている時に電話がかかってきて、『Brandy、プラチナ認定されたよ』と言われたことを覚えているけど、『それはいいことなの?』と思ったくらい、当時の私はそれがどういう意味なのか分かっていなかった。それでレーベルの担当者から『100万枚のレコードを売ったってことだよ』と言われて、私には『本当?』としか言えなかった。なんだかよく分からないまま前に進み続けて、新人の私がBoyz Ⅱ Menと一緒にツアーに出ることが出来たり、本当に色々な出来事が起きたわ。でも、カーソン(米カリフォルニア州の都市)のチキン屋に友達といた時に、私は本当に成功したんだと理解したの。止まった車の1台が"I Wanna Be Down"を流していて、あの出来事が私にとっては最高の瞬間だった。私と友達はとにかく興奮して、何も言えなかったわ(笑)」






































