
全米アルバム・チャート最高20位を記録したBrandyのデビュー・アルバム
Aaliyahと同い年のBrandyは、Aaliyahと同じく若干15歳という若さでデビュー・アルバム『Brandy』をリリース。
全米シングル・チャート最高6位を記録したデビュー・シングル"I Wanna Be Down"を筆頭に、"Baby"、"Brokenhearted feat. Wanya Morris"、"Best Friend"など、シングルカットされた楽曲のいずれもが当時のチャートを盛り上げ、アルバム自体も全米アルバム・チャート最高20位を記録し、全世界で600万枚を売り上げ大ヒット。
そんなBrandyの快進撃を支えたプロデューサーのKeith Crouchが、Brandyのデビュー・アルバムの予算を公開。
Baby
Brandy
iTunes: https://apple.co/38dZhon
1曲辺りの予算は17,500ドル
プロデューサーのKeith Crouchは、「Okayplayer」の記事で次のようにコメント。
「当時予算を設定した時、レコード会社はプロデューサーに予算を支払い、レコード会社がレコード制作費の責任を持っていた。プロデューサーとしての地位を確立した時、プロデューサーは曲ごとに一定の金額が与えられ、ミックスまで終わらせた完成した状態の曲を提出する必要があった。全体の状況を見て予算を組まなくてはならず、そこから残ったものはプロデューサーがキープした。Brandyの予算は1曲あたり17,500ドルで、私は17,500ドル以内でやるべきことを全てやり、残りはポケットに入れたんだ」

Brandyのデビュー・アルバムが制作されていた'93年〜'94年当時の円相場は、1ドル約110円だったので、1曲あたりの制作費は日本円で約190万円。
アルバムには全14曲が収録されていたので、Brandyのデビュー・アルバムの制作費は約2,700万円という計算に。
Brandy
Brandy
iTunes: https://apple.co/38dZhon
アルバムの中で1番のお気に入り曲はどれ?
Brandyは、過去のインタビューでデビュー・アルバムの中で1番のお気に入り曲を答えており、それが10曲目に収録された"Always On My Mind"とのこと。
この曲をお気に入りにあげた理由をBrandyは次のようにコメント。
「メロディが気に入っているの。シンプルだけどビートがいいし、シンプルなメロディがいいわ」
この"Always On My Mind"をプロデュースしたのもKeith Crouchで、彼はBrandyの他にもMariah Carey, Chante Moore, El Debarge, Babyface, Ashantiらの楽曲を手がけてきたトップ・プロデューサーの1人。
Always On My Mind
Brandy
iTunes: https://apple.co/3gw0Um2
ちなみに、Brandyは当時デビュー・アルバムの売上枚数のことなどはあまり気にしなかったようで、当時の様子を「VIBE」の記事にて次のようにコメント。
「アルバムの売り上げやプラチナ認定については、あまり考えたことがなかったわ。ただ有名になりたかっただけなの(笑)。ホテルの部屋で母と寝ている時に電話がかかってきて、『Brandy, プラチナ認定されたよ』と言われたことを覚えているけど、『それはいいことなの?』と思ったくらい、当時の私はそれがどういう意味なのか分かっていなかった。それでレーベルの担当者から『100万枚のレコードを売ったってことだよ』と言われて、私には『本当?』としか言えなかった。なんだかよく分からないまま前に進み続けて、新人の私がBoyz Ⅱ Menと一緒にツアーに出ることが出来たり、本当に色々な出来事が起きたわ。でも、カーソン(米カリフォルニア州の都市)のチキン屋に友達といた時に、私は本当に成功したんだと理解したの。止まった車の1台が"I Wanna Be Down"を流していて、あの出来事が私にとっては最高の瞬間だった。私と友達はとにかく興奮して、何も言えなかったわ(笑)」
I Wanna Be Down
Brandy
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