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'90年代R&Bの名曲 30選|グループ、男性、女性シンガーの定番曲を厳選

執筆者の写真: R&B SOURCE
R&B SOURCE
10月9日
読了時間: 11分

90年代R&Bの名曲

歴史に残る'90年代R&Bの名曲


Mary J. Blige、Boyz II Men、TLC、Aaliyah、Jodeci、SWV、Brandyなど、時代を象徴する実力派アーティストたちが次々と台頭した90年代のR&Bシーン。


その才能が真っ向からぶつかり合う中で生まれたのは、単なるヒット曲ではなく、「時代そのもの」を刻み込んだ名曲の数々。


数え切れないクラシックが生まれたこの時代は、まさに現代まで続くR&Bシーンの礎。


この記事では、時代を創った'90年代R&Bの名曲を、3つのカテゴリーに分けて全30曲厳選して紹介。


※本ページはプロモーションが含まれています。

INDEX|目次






 カテゴリー1 

R&Bグループが圧倒的な存在感を放っていた'90年代


R&Bの歴史上、最も多くの実力派ボーカル・グループが登場したともいえる'90年代。


最高傑作が次々と生まれた奇跡のような時代から、歴史に残る名曲を厳選。


1. TLC - No Scrubs (1999)

「No Scrubs」とは、自分をカッコいいと勘違いしている男性に対して使われるスラングで、「あなたの電話番号なんて知りたくもないし、私の番号も教えてあげない。2度と顔も見たくないし、一緒にいたくもないわ」と、ダメ男を批判した楽曲。


これまでのR&Bとは一線を画した近未来的なサウンドが大きな話題を集め、TLC最大のヒットを記録した歴史的名曲。




2. Blackstreet - No Diggity feat. Dr. Dre & Queen Pen (1996)

R&BのキングTeddy Rileyと、ヒップホップの頂点に立つDr. Dreが共演した歴史的名曲で、Blackstreetの全楽曲の中で唯一となる全米シングル・チャート1位を達成。


「No Diggity」の音源を聴いたMichael Jacksonは「大当たりだ」と絶賛したものの、Teddy以外のBlackstreet全メンバーがこの曲を嫌っていたという。




3. Jodeci - Come and Talk To Me (1991)

それまでのR&Bのイメージを一変させた、バッド・ボーイ風なスタイルで支持を集めたJodeci。


「こっちに来て俺と話そう。君に近づきたい。君のことを知りたくてたまらないんだ」と、ストレートな愛を歌った「Come And Talk To Me」は、全米シングル・チャート最高11位を記録。


これはJodeciの全シングルの中で最高位の結果。



4. SWV - Right Here (Human Nature Radio Mix) (1992)

Michael Jacksonの名曲「Human Nature」をサンプリングしたリミックス・ヴァージョンは、全米シングル・チャート最高2位という大ヒットを記録。


しかし、SWVのメンバー達はこのバージョンを嫌っていたと告白。


イントロの終わりで「S, The Double, The U, The V」とラップするのは、まだ無名だった頃のPharrell Williams。



5. Zhane - Hey Mr. D.J. (1993)

ヒップホップ・ユニットNaughty By NatureのKay Geeがプロデュースを担当し、「みんな身体を動かして。ヘイDJ、あの曲を一晩中かけてよ」と歌うパーティー・ソング。


この曲を発表した時点で、Zhaneはどこのレーベルとも契約していないフリーのアーティストだったものの、爆発的なヒットを記録したことでメジャー・レーベルがZhane獲得の争奪戦を繰り広げた結果、彼女たちは[Motown Records]と契約。



6. Sounds Of Blackness - Optimistic (1991)

Janet Jacksonの才能を覚醒させたプロデューサー・デュオJam & Lewisが絶賛し、彼らのレーベル[Perspective Records]の第1弾アーティストとしてデビューした大所帯ゴスペル・ユニットSounds Of Blackness。


困難や絶望の中にいても希望を捨てず、前をむき続けることの大切さを歌ったメッセージ・ソング。




7. Groove Theory - Tell Me (1995)

元々は、Mariah Careyとのデュエットでも知られる男性シンガーTrey Lorenzのために用意された楽曲。


このような背景から、Groove Theoryの2人はこの曲を歌うつもりはなかったという。



8. Next - Too Close (1997)

Zhane「Hey Mr. D.J.」を手がけたKay Geeがプロデュースを担当。


爽やかな曲調とは対照的に、「踊るならもっと離れてくれ、それじゃ近すぎる(Too Close)。このままじゃアソコがモッコリしちゃう」という内容を歌った、まさかの変態ソング。


Brandy & Monica「The Boys is Mine」、K-Ci & JoJo「All My Life」、Usher「Nice & Slow"」といった歴史的名曲をおさえて、'98年ビルボード年間シングル・チャート1位という快挙を達成。




9. Brownstone - If You Love Me (1994)

Michael Jacksonが設立したレーベル[MJJ]と契約したBrownstone。


この曲は、Mariah Carey「Dreamlover」を手がけたDave "Jam" Hallがプロデュースを担当。


彼は、この曲の歌詞の重みと、リード・ボーカルNichole "Nicci" Gilbertの美しい歌声の魅力を半減させないように、ファースト・バースからビートを消したという。



10. Soul For Real - Candy Rain (1994)

「'90年代のJackson 5」と評された実兄弟によるキッズ・グループ。


末っ子Jason Brianの甘いボーカルで、「空からキャンディが降ってくることを想像したことはある?君は甘い香りがする子、僕にとってのキャンディ・レインさ」と歌う、Soul For Real不動の代表曲。



11. Silk - Freak Me (1993)

Keith Sweatのサポートを受け、彼のレーベル[Keia]第1弾アーティストとしてデビューしたSilk。


「君が止めるまで、上から下まで舐めさせて」という、セクシーな歌詞でも話題を集めたスロウ・ジャムの傑作で、全米R&Bシングル・チャート8週連続1位という快挙を達成。



12. Mint Condition - Breakin' My Heart (Pretty Brown Eyes) (1991)

男の一途な恋心を理解しつつも、あえて気付かぬフリをする女性に対して、「僕の心を傷付けないで」と歌い上げる、Mint Conditionの出世曲にして最高傑作のスロウ・ジャム。


しかし、当時はニュー・ジャック・スウィングが流行っていたことから、レーベルはこの曲のリリースに懐疑的だったという。



13. BoyzⅡMen - End of the Road (1992)

当時の新記録となる全米シングル・チャート13週連続1位を達成した、歴史的スロウ・バラード。


プロデューサーのBabyfaceいわく、レコード会社はこの曲を気に入っていなかったという。


またBoyz Ⅱ MenのメンバーNathan Morrisも、当時この曲が好きじゃなかったと告白。



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 カテゴリー2 

 時代を創った男性シンガーたち


圧倒的な歌唱力で魅了するシンガー、甘い歌声で恋愛を歌うシンガー、ストリートの空気をまとったシンガーなど、個性的なシンガーたちが躍動した'90年代。


時代を創った実力派男性R&Bシンガーたちの名曲を厳選。


14. Montell Jordan - This Is How We Do It (1995)

「パーティに集まったみんな、叫んでくれ。これが俺たちのやり方さ (This Is How We Do It)。サウス・セントラルは他とは違うぜ、仲間達もクールだろ」と、Montell Jordanの地元である米ロサンゼルスのサウス・セントラルにリスペクトを込めた楽曲。


このシングルがMontellのデビュー曲で、いきなり全米シングル・チャート1位を達成。




15. D'Angelo - Brown Sugar (1995)

'70年代のソウル・ミュージックをベースに、ヒップホップやジャズの要素を加えた「ネオ・ソウル」のムーブメントを起こした、D'Angeloのデビュー・シングル。


「彼女の話をしたい、するべきじゃないかもしれないけど。彼女にはフィラデルフィアで会ったんだ、ブラウン・シュガーっていう名前さ。お前の愛でハイになっている」と歌うこの歌詞は、マリファナを「ブラウン・シュガー」という褐色の女性に擬人化して描いたもの。



16. Tevin Campbell - Can We Talk (1993)

Quincy JonesやPrinceに認められたTevin Campbellが17歳の時に発表した「Can We Talk」は、「ちょっと話せないかな?僕は君の名前が知りたいんだ」と歌うラブ・ソング。


しかし、後にUsherが「'Can We Talk'は元々俺が歌うはずの曲だったんだ」と激白。



17. Mark Morrison - Return of the Mack (1996)

UK R&BシンガーMark Morrisonの代表曲「Return of the Mack」は、「本命の彼女が出来てプレイボーイから足を洗ったけど、彼女に裏切られたからまたプレイボーイとして帰ってきたぜ」と、報復の心情を歌った1曲。


全米シングル・チャートでも最高2位を記録し、また'97年のビルボード年間シングル・チャートで堂々の8位にランクインした、'90年代を代表するUK R&Bクラシック。



18. R. Kelly - I Believe I Can Fly (1996)

シカゴの街で偶然出会ったMichael Jordanから、「今度の俺の映画で、お前歌いたいか?」と誘われ、映画「Space Jam」のサウンドトラックに収録された「I Believe I Can Fly」


完成前の音源を聴いたThe Notorious B.I.G.が、感動のあまりに号泣したというエピソードも有名。


第40回グラミー賞にて3部門受賞した、'90年代R&Bの中で最も高い評価を得た歴史的名曲。



19. Johnny Gill - My My My (1990)

プロデューサーのBabyfaceが、元々は自分用の曲として制作したという「My My My」


Johnny Gillは、この曲を初めて聴いた時、「俺はこの曲が本当に好きじゃなかった。この曲が偉大になるなんて全く思わなかった」と告白。



20. Usher - Nice & Slow (1998)

デビュー・アルバムのセールスが不発に終わったUsherが、満を持して発表したセカンド・アルバム『My Way』からのセカンド・シングル。


プロデューサーのJermaine Dupriが「世界をノックアウトさせるバラードが必要だ」という意気込みで作った通り、Usherはこの曲でキャリア初となる全米シングル・チャート1位を達成。



21. Brian McKnight - Back at One (1999)

「Back at One」とは直訳すると「最初に戻る」という意味。


「1つ、君は夢が叶ったような人だ。2つ、ただ君と一緒にいたい。3つ、はっきりと分かるよ、僕には君しかいないんだ。そして4つ、1〜3を繰り返すんだ。5つ、そうやって君を惚れさせる。これをやり遂げたら、また最初に戻って始めるんだ(Then I'll Start Back at One)」と、多くの女性が思い描く「理想の愛され方」を先取りしたラブ・ソング。


「全米中の女性が就寝前にこの曲を聴いていた」という都市伝説が生まれるほど、多くのファンに愛されたBrian McKnightの最高傑作。




 カテゴリー3 

 R&Bの可能性を広げた女性シンガーたち


圧倒的な歌声、繊細な感情表現、そしてR&Bの枠を越えて広がる自由なスタイル。


'90年代のR&Bシーンを彩った女性シンガーたちの個性と、色褪せることのない名曲の数々を厳選。


11. Monica - Before You Walk Out Of My Life (1995)


2Pac「Do For Love」を手がけたことでも知られるデンマークのプロデューサー・チームSoulshock & Karlinがプロデュースを担当した「Before You Walk Out of My Life」


彼らは、当初この曲をToni Braxtonに歌わせようとしたという。



12. Mary J. Blige - Real Love (1992)


ヒップホップとR&Bを組み合わせた「ヒップホップ・ソウル」というジャンルを確立させた歴史的1曲。


「Rolling Stone」が選ぶ「歴代最高の500曲」の第372位に選出。



13. Janet Jackson - That's The Way Love Goes (1993)


この曲を手がけたJam & Lewisが、Janet Jacksonへ提供した楽曲の中で最もお気に入りにあげた1曲。


公開されたMusic Videoには、シンガーとしてデビューする前のJennifer Lopezがダンサー役として出演。







17. Shanice - I Love Your Smile (1991)


「教室に座って、窓の外を見ながらただぼんやりしちゃってる。先生の話が全然入ってこないし、教科書なんてまったく興味がない。だって、あなたの笑顔が大好きなの」と歌う、当時18歳だったShaniceによるティーンズ目線のラブ・ソング。


しかし実は、この曲が発表された'91年は湾岸戦争の最中だったことから、海外に配備された兵士と、その家族を元気付ける為に書いた曲だったという。






19. Brandy - I Wanna Be Down (1994)


「I Wanna Be Down」を手がけたプロデューサーが語った内容によると、この曲は当初Vanessa Williamsに提供しようと考えており、Brandyに歌わせるつもりはなかったという。


また、Brandyも「この曲は好きだったけど、私を知ってもらうための最初の曲は、この曲じゃないと思った」とコメント。



20. Tamia - So Into You (1998)


Sisqo「Thong Song」を手がけたTim & Bobがプロデュースを担当し、デモ音源のボーカルはBrandyが担当していた「So Into You」


Tim & Bobいわく、「So Into You」の「I think you’re truly something special」と歌う箇所は、Destiny's Childの為に書いた未発曲「In My Life」から抜粋したとのこと。




 カテゴリー3 

 本物のスロウ・ジャムが溢れていた'90年代


誰もが知っている「R&Bスロウの名曲」が次々と生まれた'90年代。


ただ歌がうまいだけじゃなく、魂がこもった歌声で聴くものを虜にした、一生モノのスロウ・ジャムを厳選。




21. K-Ci & JoJo - All My Life (1998)


元々は、当時[A&M Records]に所属していたという無名の女性シンガーに提供する予定の曲だったものの、最終的には自分達の曲としてキープしたという「All My Life」


「僕が愛した人の中で、君より素敵な女性はいないよ。そして、僕が愛した人の中で、君より大切な人はいないよ」と歌うラブ・ソングで、メンバーのJoJoが当時6歳だった実娘Kayla Tiffanyに向けて書いた内容。








27. Faith Evans - Soon As I Get Home (1995)


「家に着いたらすぐに、この埋め合わせをするから」と歌う歌詞は、多忙だった夫The Notorious B.I.G.に対して「家でこんな言葉をかけて欲しい」という願いを込めたもの。


Faith Evansのデビュー・アルバム『Faith』に収録され、Mary J. Blige『My Life』を手がけたChucky Thompsonがプロデュースを担当。



28. Aaliyah - At Your Best (You Are Love) (1994)


The Isley Brothers「(At Your Best) You Are Love」のカバー曲。


当時15歳だったAaliyahはこの曲を知らず、彼女はThe Isley Brothersの「Footstep in the Dark」が好きだったという。








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