「彼女と付き合っていた」"Rock Wit'cha"は、あのR&Bシンガーに捧げた曲だった。
- R&B SOURCE

- 3月12日
- 読了時間: 3分

スロウ・ジャムの傑作"Rock Wit'cha"
全米アルバム・チャート1位を記録し、Bobby Brownのキャリアを飛躍させることになった'88年リリースのセカンド・アルバム『Don't Be Cruel』
Bobby Brown - Don't Be Cruel
このアルバムからのシングル"Rock Wit'cha"は、全米シングル・チャート最高7位を記録した、Bobbyが歌うスロウ・ジャムの代表曲の1つ。
実はこの曲、ある女性シンガーに捧げた楽曲だったとのことで、Bobbyは「The Undefeated」のインタビューで次のようにコメント。
「当時、俺はJanetと付き合っていた」
Bobby Brown - Rock Wit'cha
"Rock Wit'cha"はJanet Jacksonに捧げた曲だった
Bobby Brownが『Don't Be a Cruel』をリリースする2年前の'86年。
Janet Jacksonはアルバム『Control』で自身初の全米アルバム・チャート1位を達成し、世界的に大ブレイクしていた最中。
'80年代当時、人気絶頂だったBobbyとJanetの2人は、秘密裏に交際していたとのことで、Bobbyは当時の心境を次のように回想。
「俺は当時Janetと付き合っていて、"Rock Wit'cha"は彼女に捧げた曲だ。理由は分からないけど、もう昔の話だよ」
この時、Janetは後の'91年に結婚するメキシコ人アーティストのRene Elizondoと交際しており、Bobbyとは極秘の関係だったことから、Janetはこの事実を公の場では否定。
しかし、BobbyはJanetとの関係を真剣に考えており、"Rock Wit'cha"でJanetへの愛を歌ったものの、Janet の本命はあくまでReneだったことから、Bobbyは当時Janetから次のように告げられたという。
「あなたとは恋に落ちていないけど、1人の人として愛している」

元々はJohnny Gillに提供されたという"Rock Wit'cha"
曲名の「Rock Wit'cha」の意味は、「君と愛し合いたい」という意味の「Rock With You」と同じニュアンスを持つ表現。
Bobby Brownはこの曲で「君と愛し合いたい、一晩中 (I wanna rock wit'cha, baby All night long)」 と、ロマンティックな愛を熱唱。
Janet Jacksonの兄であるMichael Jacksonの名曲と同じ「Rock With You」という表現をあえて重ねたあたりからも、Janetへの想いの深さを思わせるエピソード。
そして実はこの曲、Bobbyが歌う前に、Johnny Gillに提供されていたという。
Johnnyは、New Editionが'88年にリリースしたアルバム『Heart Break』からグループに加入。
New Edition - Heart Break
Johnnyは、New Edition加入前から業界内では実力派シンガーとして認識されており、グループに参加した時から「ソロとしての契約」を保持したまま加入しており、常にソロ向けの楽曲提供を受ける立場だったという。
そして、BabyfaceとL.A. Reidから"Rock Wit'cha"を提案されたものの、Johnnyはこのオファーを断ったとのこと。
当時の心境を、Johnnyは「CTG SPORTS」のインタビューにて次のようにコメント。
「俺は『ちくしょう』って思ったよ。でも公平に言うと、その時BabyfaceとL.A. Reidはただトラックを聴かせてくれただけで、実際のフックはその時まだ入ってなかったんだ。だからその場では『うーん…』って感じだったんだけど、後になって『しまった、あの曲は俺がやるべきだった。取り戻したい』って思ったよ。だってさ、わかるだろ?あの曲を歌ってるのがBobby Brownだって知ってるんだから。今でもBobbyが歌ってるのを聴くたびに思うんだよ。『くそ、あれは本当は俺の曲だったのに』ってね」






































