
別のアーティストが歌っていたかもしれない「2010年代のR&B」
誰もが知るあの有名曲は、元々別のアーティストの為に作られ、別のアーティストが歌っていたかも?
・アーティストが断ったパターン
・アルバムの方向性と異なり採用されなかったパターン
・曲の可能性を感じてもらえなかったパターン
当初の予定から変更を余儀なくされた経緯は様々ですが、元々提供する予定だったアーティストに断られ、別のアーティストが歌うことになった2010年代R&Bをセレクトしてみました。
提供予定アーティスト: Cee Lo Green
Pharrell Williams - Happy

元々はPharrell WilliamsがCee Lo Greenに提供する予定だったという"Happy"。
Pharrell Williamsいわく、Cee Lo Greenは"Happy"のレコーディングを済ませ、自分の出来よりもCee Lo Greenの方が完成度が高かったとのこと。
提供予定アーティスト: Lupe Fiasco
B.o.B - Nothin' On You feat. Bruno Mars

元々はラッパーLupe Fiasco用の曲として作られた"Nothin' On You"。
しかしLupe Fiascoのリリックとパフォーマンスが「ダサい」と繰り返し酷評され、自殺を考えるほど追い詰められたとのこと。
提供予定アーティスト: Eminem
Wiz Khalifa - See You Again feat. Charlie Puth

映画「Fast & Furious 7 (邦題: ワイルド・スピード SKY MISSION)」のサウンドトラックに収録された"See You Again"は、元々はEminemにオファーされた楽曲。
しかし、当時のEminemは別の映画と契約を結んでいた為に、"See You Again"のオファーを断ったとのこと。
提供予定アーティスト: Missy Elliott
Jason Derulo - Talk Dirty feat. 2 Chainz

プロデューサーのRicky Reedが、Missy Elliottに提供する予定で作ったという"Talk Dirty"のビート。
しかし、この曲を先にレコーディングしたのがJason Deruloだったようで、Ricky Reedは「彼はこの曲を素晴らしいものにした」とJason Deruloの才能を絶賛。
提供予定アーティスト: Katy Perry
Beyonce - Pretty Hurts

女性シンガー/ソングライターSia Furlerが、当初Katy Perryの為に用意し、その後Rihannaの元に渡るも、最終的にBeyonceが歌うことになった"Pretty Hurts"。
この曲をスルーしたRihannaは、同じくSia Furlerが手掛けた"Diamonds"を歌うことに。
提供予定アーティスト: Muni Long
K. Michelle - V.S.O.P.

K. Michelleのブレイクスルーとなった"V.S.O.P."は、元々Muni Long(当時のアーティスト名はPriscilla Renea)が歌う予定だったとのこと。
この曲をK. Michelleに横取りされたというMuni Longの主張に対し、K. Michelleの妹が「私の姉はこの曲を素晴らしいものにした」と反論。