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執筆者の写真R&B SOURCE編集部

2000's R&B|別のアーティストが歌っていたかもしれない「あの名曲」


他のアーティストが歌っていたかもしれない2000年代のR&B

別のアーティストが歌っていたかもしれない「2000年代のR&B」


誰もが知るあの有名曲は、元々別のアーティストの為に作られ、別のアーティストが歌っていたかも?


アーティスト自身が断ったパターンや、アルバムの方向性と異なり採用されなかったパターン、また曲の可能性を感じてもらえなかったパターンなど、採用されなかった経緯は様々ですが、この記事では「元々は別のアーティストが歌っていたかもしれない2000年代R&B」をセレクトしてみました。

 

 "Umbrella" was turned down by Britney Spears

Rihanna

Umbrella feat. Jay-Z

Britney Spearsの為に書かれたものの、彼女のレーベル側がこのオファーを拒否し、その後Mary J. Bligeにデモ音源が渡されるも、最終的にはこの曲を当初から歌いたがっていたRihannaの手に渡った"Umbrella"。


ちなみに、この曲のプロデューサーThe-DreamとTricky Stewartの2人は、わずか15分で歌詞を書き上げたとのこと。

 

"That Girl" was originally written for B2K

Marques Houston

That Girl

Ne-Yoがこの曲でデビューする予定だったのは有名な話で、それ以前にB2Kのアルバム候補曲にもなっていたという"That Girl"。


B2Kのアルバムに採用されなかった理由は、アルバムの内容にフィットしなかったからとのこと。

 

"Thong Song" was originally written for Michael Jackson

Sisqo

Thong Song

後に"Thong Song"と命名されるこの曲のビートは、プロデューサーのTim & BobがMichael Jackson用に準備していたもの。


しかし、この曲のビートを先に聴いてしまったSisqoが気に入り、彼の熱意に根負けしたTim & BobがSisqoに提供。



"Let It Go" was originally written for Fantasia

Keyshia Cole

Let It Go feat. Missy Elliott, Lil' Kim

"Let It Go"のプロデューサーであるMissy Elliottが、Fantasiaのセカンド・アルバム用の曲として用意。


しかしKeyshia Coleがこの曲を欲しがった為、Fantasiaに渡される前にKeyshia Coleがレコーディングをすることに。

 

"Get Right" was originally written for Usher

Jennifer Lopez

Get Right

Amerieのキャリアを支えたプロデューサーRich Harrisonが手掛けた、Jennifer Lopezの"Get Right"。


実はこの曲、Usherが歌った"Ride"という曲のトラックをそのまま使用した楽曲。

 

"Can't Help But Wait" was originally written for Beyonce

Trey Songz

Can't Help But Wait

"Can't Help But Wait"のトラックは、元々Beyonceのアルバム『B'Day』収録曲"If"の為に用意されたもの。


結果的にはBeyonceの"If"ではなく、Trey Songzの曲として採用されることに("If"のソングライトを担当したNe-Yoが歌う"If"のデモ・バージョンも存在)。



 "Milkshake" was turned down by Britney Spears

Kelis

Milkshake

Britney Spearsのアルバム『In the Zone』の収録を目指して作られたものの、Britney Spearsに断られてKelisの手に渡ったという"Milkshake"。


結果的にKelis最大のヒット曲となったこの"Milkshake"は、The Neptunesがプロデュースを担当。

 

 "Color of Love" was originally written for Sam Salter

Boyz Ⅱ Men

Color of Love

Babyfaceが手掛けたBoyz Ⅱ Menの"Color of Love"は、当初Sam Salterに提供された曲。


Sam Salterが2000年にリリース予定だったアルバム『Little Black Book』に収録されたものの、同アルバムは正規リリースされることなくお蔵入り。

 

 "2000 Watts" was originally written for Tyrese

Michael Jackson

2000 Watts

Tyreseも制作に携わったMichael Jacksonの"2000 Watts"は、元々Tyreseのセカンド・アルバム『2000 Watts』に収録される予定だった曲。


米ロサンゼルスの貧困街ワッツ地区出身のTyreseは、Michael Jacksonが歌うことになったこの曲に関してMichaelはワッツ地区の子供達35人を、彼の自宅に招待してくれた。ワッツ地区の子供達のために声を上げてくれたんだ。もう、とんでもなくうれしいよとコメント。



 "Rock Your Body" was turned down by Michael Jackson

Justin Timberlake

Rock Your Body

プロデューサー・デュオのThe Neptunesが、Michael Jacksonのアルバム『Invincible』の収録を目指して作られた楽曲。


"Rock Your Body"を含むいくつかのトラックをMichael Jacksonに送るも、Michael Jacksonは彼らの楽曲を全てスルーし、最終的にJustin Timberlakeに渡されることに。

 

 "Rainy Dayz" was originally written for TLC

Mary J. Blige

Rainy Dayz feat. Ja Rule

当初、TLCのアルバム『3D』用に作られたという"Rainy Dayz"。


しかし、Mary J. Bligeがこの曲を気に入り、結果的にMary J. Bligeのシングルとしてリリースされることに。

 

 "More & More" was originally written for R. Kelly

Joe

More & More

R. KellyがプロデュースしたJoeの"More & More"は、元々R. Kelly自身が歌っていた楽曲。


R. Kellyのアルバム『Love Land』にR. Kellyバージョンの"More & More"は収録されるも、『Love Land』はお蔵入りに。



 "Stickwitu" was originally written for Mary J. Blige

The Pussycat Dolls

Stickwitu feat. Avant

元々はMary J. Bligeに歌ってもらうことを想定して作られたという"Stickwitu"。


この曲をプロデュースしたのは、Mary J. Blige"Be Without You"のボーカル・プロダクションを担当したRon Fair。

 

 "U Remind Me" was originally written for Hustlechild

Usher

U Remind Me

"U Remind Me"を手掛けたEdmund "Eddie Hustle" Clementが、自身の所属するR&BグループHustlechild用の曲として制作。


Hustlechildは、2002年に[Elektra]からデビュー予定だったものの、シングル"I'm Cool"1曲のみを残して消滅。

 

 "Isn't This the World" was originally written for SWV

Joe

Isn't This the World

アルバム『Better Days』に収録された"Isn't This the World"は、Joe本人も大のお気に入りと公言した1曲。


プロデューサー・チームThe Neptunesがまだ無名だった頃、SWVに歌ってもらうことを想定して書いた曲だったとのこと。



 "Imcomplete" was originally written for Sam Salter

Sisqo

Imcomplete

全米シングル・チャート1位を達成した、Sisqoの最高傑作"Imcomplete"。


元々はSam Salterのアルバム『Little Black Book』に収録される予定でレコーディングまで終えていたものの、同アルバムがお蔵入りになってしまい、最終的にSisqoが歌うことに。

 

 "What You Do" was originally written for JoJo

Chrisette Michele

What You Do feat. Ne-Yo

Ne-Yoが参加したことで話題を集めた"What You Do"は、当初JoJoに提供される予定だった曲。


当時、JoJoはAaliyahの叔父Barry Hankersonが運営するレーベル[Blackground Records]に所属しており、しかしレーベルとの間でトラブルが頻発し、この曲も何らかしらの理由で流れてしまった模様。

 

 "So Sick" was turned down by Jay Sean

Ne-Yo

So Sick

元々はNe-Yoではなく、Jay Seanにオファーが出されていたという"So Sick"。


しかし、Jay Seanのマネージャーが、Jay Seanに"So Sick"を聴かせずオファーを断ってしまったと、Jay Sean本人が「Vlad TV」のインタビューにて告白。



 "Can You Feel Me" was turned down by Tyrese

Kenny Lattimore

Can You Feel Me feat. Shanice

Kenny Lattimoreのサード・アルバム『Weekend』に収録された"Can You Feel Me"は、元々Tyreseに歌ってもらうことを想定して作られた楽曲。


しかし当のTyreseは、スロウ・バラードの歌い手「バラッディア」として認知されることを嫌がり、結果的にKenny Lattimoreが歌うことに。

 

 "Body On Me" was originally written for Lil Fizz 

Nelly

Body On Me feat. Ashanti, Akon

Akonがプロデュースした"Body On Me"は、元々B2KのメンバーLil Fizzの為に作られた楽曲。


しかし、Lil Fizzはリリースを予定していたソロ・アルバムを発表せず、その後AkonがNellyに提供することに。



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