R&B SOURCE編集部
Ne-Yo|デビュー曲"Stay"の結果をL.A.リードが予言。「この曲は大ヒットしないよ」

「この曲は大ヒットしないよ」
全米アルバム・チャートを制したNe-Yoのデビュー・アルバム『In My Own Words』からシングルカットされた楽曲は次の4曲。
・Stay feat. Peedi Peedi
・So Sick
・When You're Mad
・Sexy Love
"So Sick"のインパクトがあまりにも大きかったゆえに、実質的にNe-Yoの存在を世に知らしめた楽曲はセカンド・シングルの"So Sick"だったことは事実。
そんなNe-Yoのデビュー・シングルと言えば、ヒップホップ要素を強く出した"Stay"。
Ne-Yo
Stay feat. Peedi Peedi
iTunes: https://apple.co/448xsIV
完成した"Stay"の音源を聴いて、「ヒップホップの要素を加える必要がある」という指示を出し、冒頭にスクラッチ音を加えたり、ラッパーPeedi Peediを迎えるというアイデアを提案したのは、"Stay"のリリース元である[Def Jam]の社長を務めていたJay-Z。
この曲でNe-Yoは2005年にデビューしたわけですが、[Def Jam]の会長だったL.A. Reidは、"Stay"の結果を次のように予言していたと、Ne-Yoは「Billboard」のインタビューに答えています。
「まず"Stay"をリリースするけれど、この曲は大ヒットしないよ。この曲はチャートを席巻する曲じゃない、これは君を紹介する曲なんだ。トップには導かないけど、注目を集めるには十分な曲だよ。そして一度注目を集めたら、次は"So Sick"の出番だ」
L.A. Reidの予言通り、"Stay"は全米R&B/ヒップホップ・ソングス・チャートで最高36位を記録したものの、全米シングル・チャートはトップ100入りならず。
そしてL.A. Reidの読み通り、"So Sick"で全米シングル・チャート1位という快挙を達成し、Ne-YoもL.A. Reidの鋭い視点に「彼は正しかった」と振り返っています。
全米シングル・チャート
・Stay feat. Peedi Peedi - チャート外
・So Sick - 1位
・When You're Mad - 最高15位
・Sexy Love - 最高7位
