「Just Playing (Dreams)」で、XscapeをディスしたThe Notorious B.I.G.。その後、彼女たちに直接謝罪したものの、その約30分後に死去。
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「Just Playing (Dreams)」で、Xscapeの容姿を批判したThe Notorious B.I.G.
The Notorious B.I.G.(Biggie Smalls)のシングル「Juicy」のプロモ盤に収録された「Dreams」
この曲は、デビュー・アルバム『Ready To Die』リマスター版に「Just Playing (Dreams)」と改題され、ボーナス・トラックとして収録。
当時の女性R&Bスターたちの名前を次々と登場させながら、Biggie自身が「自分なら誰とヤりたいか」を妄想する、ヒップホップ史に残る「最も下品なラップ」のひとつ。
「俺がヤリたいセクシーな女性シンガーたちのことを考えている。
Patti LaBelleとヤったら、たぶん俺は刑務所行きだな。
おっと、Regina Belleか。
彼女ならきっと俺を満足させてくれそうだ。
Jasmine Guyもイケてた。
Mariah Careyはちょっと怖いけどな。
いや、待てよ。俺のハニー、Maryはどうだ?
あのジーンズ、身体にぴったりフィットしてる。
'Real Love'の頃から、俺は君に夢中だったんだ。
まあ、ちょっと待て。
セックスの主導権を握ってるのが誰なのか、俺が教えてやる。
セックスじゃ、俺は負け知らずだ。
SWVやTLCみたいなグループだって、テレパシーを使ってもB.I.G.には敵わない。
女を手玉に取るのは楽じゃない、でも確かに楽しい。
イクときは、一人ずつ相手にしてイかせてもらう。
R&Bの女たちとやる夢。
冗談だよ、でもまあ、そういうことさ」
The Notorious B.I.G. - Dreams
しかし、「Who Can I Run To」などのヒットで知られる女性グループXscapeのパートだけ、明確な悪口になっており、これが物議を醸すことに。
「あのブサイクなXscapeの女どもとヤルくらいなら、RuPaulとヤルぜ」

RuPaulとは、日本でいうマツコ・デラックスや美輪明宏のような、圧倒的な存在感と知性を持つ、世界で最も成功した「オネエ界のカリスマ女王」
当然、Xscapeのメンバーはこの歌詞に憤慨し、両者の間にはビーフが生まれることに。
これに対して、Xscapeの育ての親であるJermaine Dupriは、後に「The Breakfast Club」のインタビューで、次のような姿勢を取っていたとコメント。
「あれはキツかった。だから俺は、こういうスタンスを取った。『お前らが彼女たちをブサイクだと思うなら、それでいい。じゃあ、彼女たちより歌える奴を連れてこい』ってね。俺はもう、彼女たちの才能だけ、純粋な歌唱力だけで勝負するって考え方になったんだよ」

しかし、その後Biggieは彼女たちに謝罪しようと、何度かXscapeに連絡を取ったという。
ところが、Xscapeのメンバーは、Biggieと話し合うことに前向きではなかったとのこと。
メンバーのTameka Cottleは「DJ Vlad」とのインタビューで、当時を次のように回想。
「'Dreams'の後、何度か一緒にショーをやる機会があったんだけど、Jermaineが『おい、Biggieがお前たちに会いたがってる。話したがってるぞ』って言ってきたの。でも、何人かのメンバーは『嫌だ』って。私たちはただ、彼とは関わりたくなかった。話もしたくなかったんだと思う」

そして、'97年3月9日。
米ロサンゼルスで開催された音楽誌「VIBE」のパーティーで、XscapeはBiggieと遭遇。
「誰かが私たちのところに来て、『Biggieがお前たちと話したがってる』って言ったの。Kandiは『私、あっちには行かない。彼とは話したくない』って。だから『じゃあ、私が行く』って言った。それで彼のところに行ったの」
Tinyは続けて、Biggieからの謝罪についてこうコメント。
「彼は、あんなことを言ったことについて謝ってくれた。『あの時は本当にどうかしていた。俺自身ひどいブサイクなのにさ。君たちは本当に美しいよ。傷つけるようなことを言って本当に申し訳なかった』って言ってた。私たちは笑って、ハグして、それで全部丸く収まったの」
しかし、その会話から約30分後、Biggieは車からの銃撃を受け、射殺されることに。






































