ファンが署名運動を行ったほど待ち侘びたBlaqueの未発表アルバム『Torch』。しかしメンバーは「私たちにとってお気に入りのアルバムではなかった」
- R&B SOURCE

- 8月25日
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Blaqueが2003年にリリース予定だった未発表アルバム『Torch』
TLCのLeft Eyeのサポートを受け、「TLCの妹分」としてデビューした、Natina Reed、Brandi Williams、Shamari Fearsによる3人組女性グループBlaque。

彼女たちは'99年にアルバム『Blaque』でデビューし、2001年に発表したセカンド・アルバム『Blaque Out』は、日本のみでCD化。
その後、グループは3枚目のアルバム『Torch』を制作したものの、当時所属していた[Elektra Records]の内部で体制が変わったことにより、完成していたアルバムは最終的にお蔵入り。
当時の経緯について、メンバーのBrandi Williamsは「YouKnowIGotSoul.com」のインタビューで次のように回想。
「『Torch』は、メンバー3人で制作した最後のアルバム。それだけでも本当に特別なもの。このアルバムをレコーディングした当時、私たちは[Elektra Records]と契約していたんだけど、レーベル内でいろいろなことが起きて、レーベルの体制やトップも変わったの。当時、私たちのプロジェクトを担当していたのがSylvia Rhone。彼女が別の会社へ移った後、レーベル側は彼女が担当していたアーティストをたくさん契約解除することにして、私たちもその中に含まれていたのよ」
また、彼女たちのメンターでもあったLeft Eyeが、不慮の事故によりこの世を去ったのも、ちょうどこの時期(2002年4月25日没)。
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そして、Left Eyeの愛弟子であり、BlaqueのリーダーでもあったNatina Reedが、Left Eyeの死からちょうど10年後となる2012年、奇しくも彼女と同じく交通事故によってこの世を去ってしまうことに。
このような経緯もあり、Blaqueは一時、解散状態にまで陥ってしまったものの、ファンたちは署名運動を行うなど、彼女たちをサポート。
そして、デビュー20周年の節目となる2019年5月31日、当時お蔵入りとなった『Torch』をついにリリース(Blaqueは'99年6月1日にデビュー・アルバムを発表)。
「Natinaを失って、これからどうしていくべきなのかを考えている中で、ファンのみんながずっと『このアルバムを聴きたい』と言い続けてくれた。実際、ファンは署名運動までしてくれたの。Shamariと私は、『2人だけで新しいアルバムを作って出す』のではなく、ファンがずっと求めてきたものを、まず届けようと思った。しかも、ファンがこのアルバムを求めていたのはNatinaが亡くなる前からなの。私たちがデビュー20周年を迎えるタイミングで、ファンがずっと求め続けてきたこのアルバムを届けて、一緒に20周年を祝う以上に素晴らしいことはないと思ったわ。ファンのみんながずっと望んできた分、それと同じくらいこのアルバムを愛してくれたら嬉しい」
しかし、ファンが待ち望んだ『Torch』は、メンバーにとって決してお気に入りのアルバムではなかったという。
「私たちにとってお気に入りのアルバムではなかった。サウンドはSylviaとレーベル側によってかなり方向づけられていたわ。アルバムで一緒に仕事をしたプロデューサーの多くも、レーベル側が選んだのよ。私たちがライターやプロデューサーの選定など、制作面で大きく関わったというわけではなかった。でも今になって聴き返してみると、『思っていたほど悪くないな』と思うわ(笑)。これまでに聴いた人たちは、みんな気に入ってくれているしね。『まるで今日レコーディングしたみたいに聴こえる。こんなに昔の作品には思えない』と言ってくれるのよ」
このアルバムは、彼女たちの代表曲の1つ「I'm Good」も手がけたRodney Jerkinsプロデュースによるパワフルなバウンス・ビート「Blackout」で幕を開け、Missy Elliottプロデュースの「Ugly」、Warryn Campbell制作のスムース・トラック「If It Was Me」、Dru HillのJazzが手がけたスロウ「Fall Through」など、豪華プロデューサー陣が手がけた珠玉の14曲を収録。
そして何より印象的なのが、Left Eyeがまるで3人を見守っているかのようなアートワーク。

アルバムの内容について、Brandiは次のようにコメント。
「でも、私たちには強力なシングルがいくつかあったと思う。例えば「I'm Good」ね。これはアルバムには収録されていないんだけど、『Honey』のサウンドトラックを通して、新しいBlaqueのサウンドを紹介するために使われたのよ。
Blaque - I'm Good
それから、Missy Elliottをフィーチャーした「Ugly」もリリースしたわ。もしあの時アルバムが出ていたら、業界でさらに素晴らしい音楽を作っていくための足掛かりになっていたんじゃないかと思う。でも私は、神様のタイミングというのは本当に素晴らしいものだと思っている。このアルバムが今このタイミングで世に出ることこそ、神様の計画だったんだと思うの」


























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