top of page

お蔵入りしてしまったホレス・ブラウンのデビュー・アルバム。「彼らの作品が優先された」

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 11 時間前
  • 読了時間: 2分

horace brown

お蔵入りしてしまったHorace Brownのデビュー・アルバム


学生時代はマーチングバンドで様々な楽器を演奏していたというHorace Brown。


彼はJodeciのDeVante Swingと同郷で、DeVanteがHoraceのデモ音源を聴いたことが一つの転機となり、その後Andre Harrellがレコーディング・セッションでその才能を見抜き、'92年に[Uptown Records]と契約。


DeVanteの後押しもあり、デビュー前にChristopher Williams"All I See"のバックボーカルや、女性デュオTerri & Monicaの'93年作『Systa』の制作に参加。


Christopher Williams - All I See

そして'94年に、待望のデビュー・シングル"Taste Your Love"を[Uptown Records]からリリース。


Horace Brown - Taste Your Love

しかし、この曲はオーラル・セックスの内容を歌った歌詞が一部問題視され、大きな反響こそ集めたものの、全米R&Bシングル・チャートは最高38位という結果止まり。


そして、この曲を含むデビュー・アルバムを[Uptown Records]からリリース予定だったものの、完成していたアルバムは結果的にお蔵入り。


一見すると、"Taste Your Love"の一件が尾を引いてしまったかのように思えるものの、Horaceは過去のインタビューにてお蔵入りしてしまった経緯を次のようにコメント。

「[Uptown Records]からリリース予定だったデビュー・アルバムの件に関しては、悪い感情は全くもっていないよ。俺はまだ若かったし、この業界のことに関して色々と勉強させてもらった。当時、[Uptown Records]にはJodeci、Mary J. Blige、Father MC、Christopher Williams、 Heavy Dなど、素晴らしい才能が沢山集結していた。だから彼らがレコーディングをすれば、彼らの作品のリリースが優先された。それで俺のデビュー・アルバムのリリースが後に回されただけさ。[Uptown Records]は大手レーベルと違ってプロモーションのセクションがしっかりと整っていなかったから、もし俺のアルバムがリリースされても苦い思いをするんじゃないかなってAndre Harrellは考えていたみたいだ」

[Uptown Records]からリリース予定だった幻のデビュー・アルバムは、完成していたCDの一部が市場に流通しており、"Taste Your Love"を手がけたDave "Jam" Hallが全面プロデュースを担当。

その後、Horaceの才能を高く評価したAndreは[Motown Records]の社長に就任し、Horaceもこのタイミングで同レーベルに移籍し、念願のデビュー・アルバムをリリース。


ちなみに、[Motown Records]から発表されたデビュー・アルバムは、お蔵入りしたアルバムと内容は全くの別物で、デビュー・シングルの"Taste Your Love"のみ両アルバムに収録。


Horace Brown - Horace Brown



  • Instagram

 ©2026 rnbsource.com ALL RIGHTS RESERVED

bottom of page