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  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Horace Brown▶︎▶︎[Uptown]から発売予定だったデビュー・アルバムは、何故お蔵入りになったのか?


horace brown
"One For the Money"で知られるHorace Brown

JodeciのDeVante Swingと同郷だったということもあり、DeVante Swingの推薦を受けてHorace Brownが当時の新興レーベル[Uptown Records]と契約したのは'92年のこと。


DeVante Swingのサポートを受け、デビュー前にChristopher Williams"All I See"のバックボーカルや、女性デュオTerri & Monicaの'93年作『Systa』の制作メンバーとして経験を積み、'94年にデビュー・シングル"Taste Your Love"を[Uptown Records]からリリース。


Teste Your Love

Horace Brown

このデビュー曲は、オーラル・セックスの内容を歌った歌詞が一部問題視され、結果的には米ビルボード「Hot R&B/Hip-Hop Songs Chart」最高38位と、そこそこの結果止まりに。


そんなHorace Brownが残したヒット曲と言えば、全米シングル・チャート最高62位を記録した'96年リリースの"One For the Money"くらいで("Things We Do For Love"は同チャート95位)、「一発屋」のイメージが強いながらも、DeVante Swingに認められ、[Uptown Records]の創設者Andre Harrellも認めた確かな実力の持ち主。


One For the Money

Horace Brown

当然、[Uptown Records]期待の新人として同レーベルからデビュー・アルバムをリリース予定でしたが、結果的にリリースが計画されていたアルバムは無念のお蔵入りとなってしまい、後の'96年に[Motown Records]に移籍して発表されたアルバムが、彼の正式なデビュー・アルバムとなりました。


[Uptown Records]に作られていたアルバムと、[Motown Records]から発表されたアルバムは、当然内容は全くの別物("Taste Your Love"のみ両アルバムに収録)。


何故、期待の新人Horace Brownは[Uptown Records]からアルバムをリリース出来なかったのか?


Horace Brown

Horace Brown



当時の[Uptown Records]には素晴らしい才能が集まり、後手に回されたHorace Brown

Horace Brownは、過去のインタビューにて以下のように語っています。


[Uptown Records]からリリース予定だったデビュー・アルバムの件に関しては、悪い感情は全くもっていないよ。


僕はまだ若かったし、この業界のことに関して色々と勉強させてもらった。


当時、[Uptown Records]にはJodeci, Mary J. Blige, Father MC, Christopher Williams, Heavy Dなど、素晴らしい才能が沢山集結していた。


だから彼らがレコーディングをすれば、彼らの作品のリリースが優先された。


それで俺のデビュー・アルバムのリリースが後に回されただけさ。


[Uptown Records]は大手レーベルと違ってプロモーションのセクションがしっかりと整っていなかったから、もし俺のアルバムがリリースされても苦い思いをするんじゃないかなってAndre Harrellは考えていたみたい

そうこうしている間にAndre Harrellは[Motown Records]の社長に就任し、「Horace Brownも同レーベルに引き連れて、'96年にアルバム・デビューを飾った」という流れのようです。


[Uptown Records]からリリース予定だったアルバムのCDが一部市場に流通してしまったようですが、トラックリストは以下の通りで、"Taste Your Love"を手がけたDave "Jam" Hallが全面プロデュースを担当した内容のようです。



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