- R&B SOURCE編集部
Omarion▶︎▶︎「彼らは売れないと思っていた」レーベルの読みが外れて大ヒットした"Post to Be"。

Omarion最大のヒット曲
R&BグループB2KのメンバーとしてデビューしたOmarionが、Chris Brown, Jhené Aikoらを迎えて2014年にリリースしたシングル"Post To Be"。
「もしお前の女が俺に近づいてきたら、時間になっても帰らないぜ」と歌うクラブ・トラックで、Ella Maiの才能を見出したMustardがプロデュース。
"Post To Be"リリース以前のOmarion最大のヒット曲と言えば、セカンド・アルバム『21』に収録され、ゴールド・ディスクを達成した"Ice Box"でしたが、"Post To Be"はトリプル・プラチナを達成しOmarion最大のヒット曲に。
ちなみに全米シングル・チャートのチャート・アクションだけみると、"Ice Box"が最高12位で、"Post To Be"は最高13位と、"Ice Box"の方がランキングでは上回った結果となりました。
Omarion (オマリオン)
Post To Be feat. Chris Brown & Jhené Aiko
レーベル側は"Post To Be"がヒットしないと思っていた
Omarionは「VladTV」のインタビューで以下のように答えています。
「"Post To Be"は、[Mayback Music]に在籍していた時に作った曲だ。
[Mayback Music]は[Atlantic Records]配給だけど、レーベル側はこの曲を全く理解していなかった。
俺は何を作り上げたかは分かっていたけど、当時レーベル側から何のサポートを受けていなかったから、曲がヒットするまでに半年かかったよ。
でも、結果的にはトリプル・プラチナを達成した」
B2K解散後にソロ・デビューしたOmarionは、ソロ転向直後こそB2K時代に負けない人気を誇っていましたが、2010年代に入ると当初の勢いは失速。
しかし、今回の"Post To Be"で再びR&Bシーンにその存在を大いにアピール。
Omarion人気を再浮上させた"Post To Be"は、2010年代のR&Bシーンを代表する1曲となりましたね。
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