Kobe Bryantの恩師は、「King of Pop」Michael Jacksonだった
2020年1月26日、乗っていたヘリコプターの墜落事故で、帰らぬ人となってしまったNBAの元スーパースターKobe Bryant。
名門Los Angels Lakers一筋20年、現役時代は超人的なプレイで世界中のバスケットボール・ファンを虜にし、Los Angels Lakersを5度優勝に導きました。
そんなKobe Bryantが、「僕の人生には沢山のインスピレーションの源があったけど、そのほとんどが彼によってもたらされたもの」と、メンタル面において人生の恩師がいたと、現役引退後に公の場で告白。
その人物こそ、Michael JordanやMagic Johnsonといった名NBA選手でもなく、あの「King of Pop」ことMichael Jacksonだったとのことです。
TOP 40 Plays of His NBA Career
Kobe Bryant
Michael Jacksonからもらったアドバイスとは?
2016年に引退したKobe Bryantは、翌2017年に毎年米ニューヨークで開催される「Tribeca Film Festival (トライベッカ映画祭)」に出席。
この壇上で、「Dear Basketball」と題したポエムを読む事となりました。
「あれは本当にクレイジーな話だよ。
俺がベニス・ビーチのジムでトレーニングしている時に突然電話が鳴ったんだけど、電話の相手はあのMichael Jacksonだった。
実は、俺が自分のゲームに集中するようになったのはこの出来事がきっかけなんだ。
当時、俺はメディアからも沢山の批判を浴びていた。
彼は大のバスケットボール・ファンだったから、『自分のやることにフォーカスして、正しい道を突き進め』と、俺に電話でアドバイスをしてくれた。
僕は『OK、でもどうすればいい?』と彼に聞くと、『偉大な選手になりたければ、偉大な先輩から学ぶんだ』と教えてくれた。
彼自身も、The BeatlesやJames Brownから多くのことを学んだことを話してくれて、彼らから具体的に何を学んだかまで教えてくれた。
俺の人生には沢山のインスピレーションの源があったけど、そのほとんどがMichael Jacksonによってもたらされたものなんだ」
Kobe Bryantが語るメディアから批判を浴びていた時期というのは、高校を卒業してNBAに入ったばかりのルーキー時代。
Kobe Bryantを後の名NBAプレイヤーへと育てたのは、どの名NBA選手でもなく、あのMichael Jacksonだったと言っても過言ではないかもしれないですね。
そんなKobe Bryantは、Michael Jackson亡き後の2014年に、Michael Jacksonからインスピレーションを受けた「Kobe 9 Elite Low - Michael Jackson」というバスケットボール・シューズも発売するなど、プレイ以外でもMichael Jacksonへ尊敬の念を示していました。
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