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  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Jam & Lewis▶︎▶︎'90年代にデビューした2人の女性歌手を選出。「最も高い評価を受けるべきシンガー」は一体誰?


「Chante Mooreは総合技術的に素晴らしかった」Jimmy Jam

Janet Jackson, Mariah Carey, Usher, Boyz Ⅱ Menなど、トップ・アーティスト達のヒット曲を次々と量産したJimmy JamとTerry Lewisによるプロデューサー・デュオJam & Lewis。


そんなJam & Lewisが、「Vulture」のインタビューにて最も高い評価を受けるべきシンガーは誰?との問いに、Jimmy JamとTerry Lewisがそれぞれ1人ずつ印象に残ったシンガーをあげています。


まずはJimmy Jam。


頭に思い浮かぶのはChante Mooreです。

私は彼女と一緒に働くことが好きでした。彼女は総合技術的に素晴らしいヴォーカリストです。


ただ、彼女と一緒に作りたかったレコードを作ることが出来ませんでした。


彼女のアルバムが1つの作品としてどうあるべきかを分かっていましたが、実際にそれを行うチャンスがありませんでした。


1曲や2曲を一緒にやりましたが、アルバム全体に影響を与える機会がなかったので、もし過去と実際が違っていたら、それは楽しかったと思います


以下がJam & Lewisが手がけたChante Mooreの楽曲。


・Chante Moore - Mood

・Boyz Ⅱ Men & Chante Moore - Your Home Is In My Heart (Stella's Love Theme)

Chante Moore - Chante's Got a Man『This Moment Is Mine』

Chante Moore - Love and the Woman『This Moment Is Mine』

Chante Moore - I Cry to Myself『This Moment Is Mine』

Chante Moore - Easy『This Moment Is Mine』

Chante Moore - I Started Crying『This Moment Is Mine』

Chante Moore - This Moment is Mine『This Moment Is Mine』

・Chante Moore - Love's Still Alright

・Chante Moore - Better Than Making Love

・Kenny Lattimore & Chante Moore - Things That Lovers Do

・Kenny Lattimore & Chante Moore - Loveable (From Your Head to Your Toes)


'99年リリースのChante Moore通算3枚目のスタジオ・アルバム『This Moment Is Mine』は、Jam & Lewisが計6曲のプロデュースを担当しましたが、「彼女と一緒に作りたかったレコードを作ることが出来ませんでした」という発言の真意は、Jimmy Jamが惚れ込んだ才能だっただけに「もっと早くから彼女と一緒に曲を作りたかった」という気持ちの表れだったのかもしれないですね。


ちなみに、Chante Mooreが残した作品の中で最も好成績だった作品こそ『This Moment Is Mine』で、同アルバムは全米アルバム・チャート最高31位を記録し、また同アルバムからのシングル曲"Chante's Got a Man"は全米シングル・チャート最高10位と、Chante Mooreのシングル曲の中で最高位を記録した楽曲でした。


Chante Moore

This Moment Is Mine

「Deborah Coxはチャンピオンシップ・シンガーです」Terry Lewis

次にTerry Lewisが選んだのは、Chante Mooreと同じく'90年代にデビューしたあの女性R&Bシンガーでした。


私が思い浮かべるのはDeborah Coxでしょう。

彼女はたくさんの成功をおさめた並外れたアーティストでした。


彼女は素晴らしい才能の持ち主でしたが、彼女が正当な評価を得ていたとは思いません。


城には女王が1人しかいなくて、それがWhitney Houstonでした


Terry Lewisのこの発言に対して、Jimmy Jamもこう続けています。


その通り、私はいつもJames Hardenのことを考えます。


彼がOklahoma City Thunderでプレイしていた時、彼はチームで6番目の男でした。

この後にHouston Rocketsに移籍したJames Hardenは、チームの主役になりました。


もしDeborah Coxが、Whitney Houstonをはじめ、Aretha Franklin, Dionne Warwickらが在籍していた[Arista Records]ではなく別のレコード会社に所属していたら、彼女は6番目のシンガーではなくメイン・シンガーになっていただろうといつも考えます。


彼女はチャンピオンシップ・シンガーですが、基本的にチームの6番目のシンガーでした


3シーズン連続でNBAの得点王にもなったほどのスーパースターJames Hardenですが、彼がデビュー時に在籍していたOklahoma City Thunderには、当時Kevin Durant, そしてRussell Westbrookというスーパースターが在籍していた為に、その才能が埋もれてしまっていたという例をDeborah Coxに重ね合わせたJimmy Jam。


Deborah Coxがデビュー時に契約したレーベル[Arista Records]には、前述したWhitney Houston, Aretha Franklin, Dionne Warwickといった大物女性シンガー達が多数在籍しており、当時の[Arista Records]という城の女王こそWhitney Houstonだったことから、Deborah Coxがもし他のレコード会社に所属していたら、彼女の評価はもっと高かったはずだという思いがあったようですね。


Jam & LewisがDeborah Coxを初めてプロデュースしたのは、Deborah Coxが[Arista Records]を去った後、新天地[J Records]から発表した通算3枚目のスタジオ・アルバム『The Morning After』


Deborah Coxの最高傑作は、全米シングル・チャート2位を記録したセカンド・アルバム『One Wish』収録曲"Nobody's Supposed to Be Here"でしたが、Jam & LewisとDeborah Coxが初めて接点を持ったアルバム『The Morning After』は全米アルバム・チャート最高38位と、Deborah Coxが残したアルバムの中で最高位を記録した作品でした。


Deborah Cox

The Morning After

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