Jermaine Dupriが語る、Xscape『Hummin' Comin' at 'Cha』の驚異的な制作スピード。「アルバム1枚を2週間で全て作ったんだ」
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「アルバム1枚を2週間で全て作ったんだ」
Jermaine Dupriが立ち上げたレーベル[So So Def]の記念すべき第1弾アーティストとしてデビューした、4人組女性R&BグループXscape。
彼女たちは、'93年にデビュー・アルバム『Hummin' Comin' at 'Cha』をリリース。
Xscape - Hummin' Comin' at 'Cha
このアルバムが残した功績は次の通り。
Hummin' Comin' at 'Cha | |
発売日 | '93年10月12日 |
全米アルバム・チャート | 17位 |
全米R&Bアルバム・チャート | 3位 |
'94年年間アルバム・チャート | 78位 |
全米売上枚数 | 約100万枚 |
そして、デビュー・シングル「Just Kickin' It」、セカンド・シングル「Understanding」は、ともに全米R&Bシングル・チャート1位を獲得。
デビューから圧倒的な結果を残したXscape。
しかし、プロデューサーのJermaine Dupriが「R&B Money Podcast」のインタビューで語ったところによると、'90年代R&Bを代表する名盤のひとつである『Hummin' Comin' at 'Cha』は、わずか2週間で作り上げた作品だったという。
そして、この驚異的な制作スピードを支えたのが、当時知り合ったばかりで、のちにJermaineの右腕として活躍することになるManuel Seal。
「俺はXscapeと一緒にスタジオに入ったんだけど、その辺りからいろんなことが動き始めていた。だからといって、全部が一気に始まったと思われたくはない。そのパズルの重要なピースの一つが、Manuel Sealというソングライターだった。彼は自分の居場所を探していたんだ。俺のところに、『彼が所属先を探している』って電話がかかってきた。俺が自分のレーベルを持つようになると、いろんな話が舞い込んできたんだ。俺はManuelがどんな奴なのか、その時は知らなかった。何が起こるのかも分からなかった。でも、俺には誰かに演奏してもらう必要があった。R&Bグループと契約しているわけだから、サンプリングばかりしているわけにはいかないだろ?それでManuelが俺の人生に入ってきたんだ。確か、ホテルで彼に会ったんだよ。ホテルに入ったら、彼がホテルに置いてあったピアノを弾いていて、それがもう、とんでもなく上手かった。コンサートみたいだったよ。『なんだこいつ?』って思った。そしたら彼が、『あなたと会うことになっている人間ですよ』って。『マジかよ、こいつが?』って思ったよ。『よし、行こう』って。それで彼を自宅に連れて帰って、2人で話をして、俺が何をやりたいのかを伝えた。そして、Xscapeのアルバム制作を始めたんだ。Manuelは特別だよ。あの男は本当に特別だ。Manuelは、俺が出会ったときから何でもできた。そこが俺にとって衝撃だったんだ。俺が何を弾いてくれって言っても弾ける。それどころか、俺が予想していなかったものまで弾いてみせる。何をやらせても、とにかくすごかった。俺がこれまで出会った中でも、おそらく最も音楽的な人間の1人だと思う。それで、俺たちはXscapeのアルバム制作を始めた。アルバム1枚を2週間で全て作ったんだ」

また、Jermaineが語ったところによると、Xscapeは自身のレーベル[So So Def]から送り出す第1弾アーティストだったにもかかわらず、当時は彼女たちがここまで売れるとは全く思っていなかったとのこと。
「本当にこのグループを世に出そうとしていた。レーベルからは何も言われていなかった。だから、自分で勝手に時計を動かしているような感覚だった。『よし、やらなきゃ』って。曲を書くことについて、『自分にはできない』なんて考えたことすらなかった。ただ、書き始めたんだ。Manuelがいくつか演奏してくれて、俺は『いや、こういう感じにしたい』って言った。そして、できるだけラップに近いものにしようとしていた。だから'Just Kickin' It'のサウンドは、ちょっとラップっぽいんだ。それでタイトルも'Just Kickin' It'にした。俺はラップを書くような感覚で、この曲を書いていたんだ。それと同時に、俺自身も女の子との関係について、少しずついろんなことを学んでいった。最初に俺が考えたのは、『男はみんな、自分においしい飯を作ってくれる女性を求めている』ってことだった。分かるだろ?俺は、『男が女に何を求めるか』っていう視点で考えていたんだ。『女が男に何を求めているか』ではなくてね。だから、俺はその視点から曲を書いたんだ。『彼女が男の視点から歌ってる』って、みんな言ってたんだ。俺は『そうだよ。俺がそういうふうに書いたんだから』って。だから俺はそこに感情移入できたんだ。そういう理由だよ。でも正直、あれが上手くいくとは全然思ってなかった。だって俺が曲を書いていて、自分にはR&Bの歌唱力なんてないって分かってるから」





































