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Jermaine Dupriが明かした、Xscape成功までの苦闘。「Xscapeは本当に大変だった。難しいグループだったんだ」

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    R&B SOURCE
  • 17 時間前
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更新日:6 分前

'90年代を代表する女性R&BグループXscape

「Xscapeは本当に大変だった」


En Vogue、TLC、SWVといった実力派女性R&Bグループが登場した'90年代に、「Who Can I Run To」「Just Kickin' It」などのヒット曲で人気を集めた4人組女性グループ、Xscape。


彼女たちは、'90年代初頭に頭角を現してきたヒットメイカー、Jermaine Dupriによって発掘され、彼のレーベル[So So Def]の記念すべき第1弾アーティストとしてデビュー。


しかし、Jermaineが「The Breakfast Club」のインタビューで語った内容によると、彼女たちのデビューは困難の連続だったという。

「Xscapeは本当に大変だった。難しいグループだったんだ」

Jermaineがこのように語った理由は、実にシンプルなもの。

「みんな彼女たちのことを『可愛くない』って思っていたんだ」

容姿の好みは、人それぞれバラバラなもの。


もちろん、ルックスの良さがアーティストの魅力や価値を高めることはある一方、音楽そのものを重視するファンにとって、容姿が必ずしも必要不可欠な要素ではないことも明白。


しかし、Jermaineの不安をさらに刺激したのが、The Notorious B.I.G.(Biggie Smalls)の「Dreams」


この曲は、当時の女性R&Bスターたちの名前を次々と登場させながら、Biggie自身が「自分なら誰とヤりたいか」を妄想する内容。


そして、Xscapeについて歌ったパートだけは、Biggieが明確な悪口をラップ。

「あのブサイクなXscapeの女どもとヤルくらいなら、RuPaulとヤルぜ」

The Notorious B.I.G. - Dreams

Biggieのこの曲を聴いたJermaineは、次のような考えに至ったという。

「あれはキツかった。俺はそんな状況の中でやってたんだ。だから俺は、こういうスタンスを取った。『お前らが彼女たちをブサイクだと思うなら、それでいい。じゃあ、彼女たちより歌える奴を連れてこい』って。俺はもう、彼女たちの才能だけ、純粋な歌唱力だけで勝負するって考え方になったんだ。でも、本当に大変だったよ。当時はEn Vogueが出てただろ?En Vogueがいる時代にXscapeが出てきた。この若い女の子たちは、いわゆる『Hood Bitch』みたいに見えるって言われたんだ。『こんなのイケてない』っていう感じでね」

そして当時は、SNSはおろか、インターネットも一般にはほとんど普及していなかった時代。


そんな時代において、アーティストをプロモーションする上で必要不可欠だったメディアが「ラジオ」


全米に点在するキー局で、いかにパワー・プレイを勝ち取れるかが、アーティストの命運を大きく左右したため、Jermaineもラジオでのプロモーションにはかなり力を注いでいたという。


しかし、ここでもXscapeは大きな壁に直面することに。

「Xscapeは若かった。そこも問題だったんだ。R&Bのラジオ局が『この音楽は若すぎる』って言ったんだ。だから俺が『こういうところでレコードを流して欲しい』と思っている場所では、そもそも曲をかけてもらえなかった。俺は当時の他のR&Bと比べて、Xscapeの曲がどういう音に聴こえるかを考えて作っていたんだ。でも、本当に苦しかった。当時はみんな、ちゃんと歌ってなかった。ただ遊んでるような感じだった。俺は大人向けの曲が流れるラジオ局にこそ、Xscapeを置きたかったんだ。でも、そこにどうしてもXscapeを入れることができなかった。ラジオ局の人たちから、『うちのステーションには合わない』って言われ続けた。Xscapeは、俺の近所にいる女の子たちみたいに見えた。『あの子たち、俺の知ってる女の子たちだ』っていうイメージ。でも、レコード会社やラジオ局が言っていることは、『子供たちは本当にこういう音楽を求めているのか?』ということだった。いや、そもそもラジオ局は子供たちを見てなかった。彼らがターゲットにしていたのは、25歳以上だったと思う。いや、もしかしたら35歳以上だったかもしれない。そして、35歳以上をターゲットにしているラジオ局が、『なんでXscapeを流すんだ?』っていう話なんだよ」
Xscapeを発掘したJermaine Dupri
Jermaine Dupri

しかし、Xscapeのデビュー・シングル「Just Kickin' It」は、全米シングル・チャートで最高2位、全米R&Bシングル・チャートでは1位を獲得し、デビュー直後から大成功を収めることに。


ルックスで評価されるグループではなかった彼女たちは、類まれな歌唱力と表現力を武器に、チャートという何よりも明確な結果で自分たちの実力を証明。


Xscape - Just Kickin' It





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