「ある人達」を元気づける為に書かれた、Shaniceの「I Love Your Smile」
- R&B SOURCE

- 7月28日
- 読了時間: 2分
更新日:7月30日

「ある人達」を元気付ける為に書かれた「I Love Your Smile」
「教室に座って、窓の外をぼんやり眺めている。
先生の話なんてまったく頭に入らない。
教科書にも興味はない。
ちょっかいを出してくる男の子たちのことさえ気にならない。
だって、あなたの笑顔のことばかり考えているから」
そんな、恋するティーンエイジャーの等身大の気持ちを描いたShaniceの「I Love Your Smile」
Shanice - I Love Your Smile
一見すると爽やかなラブ・ソングながら、この曲にはもうひとつの物語が存在。
この曲の制作当時、世界は湾岸戦争の真っただ中。
当時18歳だったShaniceは、アルバム『Inner Child』のレコーディング中に、暗いニュースばかりが続く世の中を見て、「人々を幸せな気持ちにする曲を書こう」とプロデューサーのNarada Michael Waldenに提案。
その思いから生まれたのが「I Love Your Smile」だったという。
当時の心境を、Shaniceは後に次のように回想。
「『Inner Child』を制作していた頃、湾岸戦争が起こっていて、みんな落ち込んでいたの。だから『人々を幸せにする曲を書きませんか?』と提案したの。それが'I Love Your Smile'よ」
その思いは、海外へ派遣された兵士や、その帰りを待つ家族にも届くことを願ったもの。
'91年10月にシングルとしてリリースされた「I Love Your Smile」は、全米シングル・チャート最高2位を記録し、また'92年の年間シングル・チャートでは11位にランクインし、Shanice最大のヒットに。
「I Love Your Smile」のプロデュースを担当したNaradaは、Whitney Houston、Mariah Carey、Aretha Franklin、Diana Rossらを手がけた、'80〜'90年代を代表する名プロデューサー。
彼は、「Ebony」のインタビューでShaniceについて次のようにコメント。
「Shaniceは、私がこれまで一緒に仕事をした中で最も才能のある歌手の一人だ」

ちなみに、曲のラストで聴こえる印象的な笑い声は、Janet Jacksonと当時の夫Rene Elizondo Jr.によるもの。






































