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  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Lloyd|衝撃の全裸。そして「愛する人達を全て失った」と歌う"Tru"。ロイドに一体何が起きた?

更新日:2 日前


18歳という若さで鮮烈なデビューを飾ったLloyd


Ja RuleやAshantiが所属していたことで知られ、2000年代のシーンを席巻していたレーベル[Murder Inc. Records]から鮮烈なデビューを飾ったLloydは、当時まだ18歳という若さ。


[Murder Inc. Records]の看板アーティストAshantiを迎えてリリースされた、Lloydのデビュー・シングル"Southside"は、全米シングル・チャート最高24位を記録し、またデビュー・アルバム『Southside』も全米アルバム・チャート最高11位を記録。


あの独特の甘い歌声を武器に、デビュー以降は破竹の勢いで活躍し、2000年代のR&Bシーンを盛り上げた立役者の1人となったLloydだったものの、2011年リリースのアルバム『King of Hearts』のリリース後に、表舞台から姿を消すことに。


Southside feat. Ashanti

Lloyd



人生を見つめ直す旅に出たLloyd


Lloydは、デビューから3作品を[Murder Inc. Records]からリリースしたものの、アルバムを発表する毎にレーベルとの関係が悪くなり、同レーベルからの最後のアルバムとなった『Lessons in Love』をリリース後、Lloydの精神状態も悪化。


そして[Murder Inc. Records]から離れる決断を下したLloydは、次なる所属先として[Interscope Records]を選び、キャリア4枚目のアルバムとなる『King of Hearts』を2011年に発表。


King of Hearts

Lloyd

そして『King of Hearts』のリリース後に、自らの人生を見つめ直すべく長期休暇を取ることに決めたLloydは、この間に「真の幸福」や「食事の重要性」など、人生の根源となる問題を解決すべく、これまでとは180度違った生き方を選ぶことに。


精神性の見直しや身体のケアなど、Lloydはあらゆることにトライし、その中でも最もLloydを苦しめたのが「食事の見直し」だったとのこと。


精神の健康を保つためには、何よりもまず身体が健康でなければいけない。


身体が健康だからこそ、魂も健全な状態でいることができる。


心と身体と魂のバランスを取ることが必要だと気付いたLloydは、肉や加工食品の摂取を辞めて菜食中心の食事に変え、身体の健康を取り戻したことにより精神面も徐々に回復していったとのこと。


また、「自分を苦しめる要因は、環境や他人などの外的要因ではなく、自分の内面にある心の在り方次第」という仏教の教えに影響を受け、仏教本に書かれている一節を毎日読むことを習慣化。


そんな悟りへの道を進み始めたLloydは、デビューした頃とは全く異なる精神性を手に入れ、そして約7年間の自己浄化の旅を経て、2018年にシーンへ帰ってくることに。


過去の栄光を全て捨て去り、何もかも脱ぎ捨てて。



「自分ではコントロール出来ないことが沢山あるんだと気づいた」


2018年にLloydが発表したアルバム名は『Tru』で、この「Tru」は自信を持って断言する時に、「本当だね」「その通りだ」などと使われる単語で、「Yes」とほぼ同義語。


そんな「Tru」と命名したLloydのアルバムで、何より印象的なのがこのアートワーク。


過去の栄光や、人間関係なども改め、「ありのままの自分を表現したい」という想いを込めたというものの、着衣まで脱ぎ去ってしまったLloyd。


Tru

Lloyd

このデザインに関して、全てを剥き出しにしたかったわけじゃない。可能な限り自分に正直になり、ありのままの自分を表現したかった。自分はこれまで本名で活動をしてきたし、偽った自分を演じるつもりもない。ただ、色々な経験を経て、自分自身を見直すことが出来たと、Lloydは「Billboard」のインタビューに語っており、続けてアルバム『Tru』に込めた想いを次のようにコメント。

「正直なところ、俺はどん底にまで落ちたことはないと思う。どん底には落ちたくないと願っているし、普段は良い場所にいるんだ。だけど、殺人やヘイトクライム、身近でうつ病に苦しんでいる人が多いから、俺自身の精神的健康を見直さなくてはいけなかった。それに加えて、数年前に食事を変えてから、俺は与えられた日々を新たに感謝するようになったんだ。長い間音楽から離れていたこともあり、俺が考える唯一の正しい行動は、自分を完全に内観して、ファンと対話することだと思う。俺がなぜ一時音楽シーンから去ったのか、その間に何を経験したのか、今それについて話すことが重要だと感じたんだ。人生には、変えられないこと、自分ではコントロール出来ないことが沢山あるんだと気づいた。俺は、自分が愛する人々、そして出会ったことのない人々にも、自分自身と対話することをただ奨励したかったんだ。『あなたは幸せですか?』『あなたにとっての幸せとは何ですか?』『その幸せは、他人からの承認が含まれるものですか?それとも、本当にあなたの内側に常に存在するものですか?』ってね。俺はこれらのことを行って本当に良かったと思っているよ。なぜなら人々から素晴らしい反応を得たからね」

自分に長男が生まれた時のこと、うつ病を克服した時のこと、1歳を迎える前に亡くなったという妹のことなど、あらゆる苦難を乗り越えて「今、俺はここにいる」という内容を詰め込んだアルバム『Tru』の中で、最も印象的な1曲が、シングルカットされた表題曲の"Tru"。


「友人も愛した人達も全て失った。でも前を向くチャンスはある。僕に起きたことを歌おう」という語りから曲は始まり、自分自身と向き合ったことによって多くの気付きを得たLloydだからこそ歌える、感傷的なスロウ・ナンバー。


様々な苦難に向き合い、それらを克服し、全てをさらけ出したアルバム『Tru』をリリースしたLloydは、本当に、本当に幸せだと、胸の内を語っています。


Tru

Lloyd



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