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Jam & Lewisが語るJanet Jacksonの魅力。「私たちにとって、彼女はインスピレーションそのものなんです」

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 7月28日
  • 読了時間: 5分
Janet Jacksonの才能を覚醒させたJam & Lewis

Jam & Lewisが語るJanet Jacksonの魅力


デビューから2作はセールスが振るわなかったものの、3作目のアルバム『Control』でアーティストとして大きく飛躍したJanet Jackson。


その才能を引き出したのが、Princeのもとでキャリアを積み、The S.O.S. Band、Cherrelle、Alexander O'Nealらのヒット作を手がけるなど、'80年代半ばから頭角を現していたJimmy JamとTerry Lewisによるプロデューサー・デュオJam & Lewis。


彼らは、Janetのどこに魅力を感じたのか。


まずはJimmyが「Red Bull Music Academy」のインタビューで次のようにコメント。

「彼女がどれほど素晴らしいかを改めて思います。本当に驚くべきアーティストですよ。まず何より、彼女の生まれ育った環境が特別ですよね。Jackson Familyの一員として生まれ育ったわけですから。史上最高の音楽一家と言っても過言ではない家族の中で成長し、その姿を間近で見てきたんです。彼らの並外れた仕事への姿勢を学び、幼い頃からエンターテイナーとしての経験を積み、演技にも取り組んできました。そうしたすべての経験が、彼女をより優れた、そして感情表現豊かなシンガーソングライターへと成長させたんだと思います。
史上最高の音楽一家Jackson Family
Jackson Family
『Janetは歌があまり上手くない』と言う人もいますが、私はそうは思いません。実際には、とてもいい声を持っています。ただ、その良さは少し違うところにあると思います。私はよく彼女をDiana Rossになぞらえて考えます。Whitney Houstonのようなシンガーは、その圧倒的な歌唱力に耳を傾けて聴き入るタイプですよね。一方でDianaは、一緒に口ずさみたくなる歌を歌うシンガーでした。彼女には、人を惹きつけるメロディを届ける天性の才能があったんです。そしてJanetもまさにそうでした。素晴らしいメロディを与えれば、彼女はそれを歌って、誰もが思わず一緒に歌いたくなるような、感染力のある楽曲へと変えてしまう。それこそが彼女の才能だと思っています。
Diana RossとJanet Jackson
Janet Jackson Diana Ross
それに彼女は本当に怖いもの知らずなんです。これまで私たちがジャネットに歌ってもらった曲を思い返してみてほしいんです。例えば'Nasty'。あの曲の強気なキャラクターはすごいですよね。

Janet Jackson - Nasty

あるいは'If'。あの曲のメロディを渡したとき、彼女は『どんなふうに歌えばいいの?』と聞いてきました。私は、『ネイティブ・アメリカンのチャントのような感じが聴こえるんだよね。こんなイメージで…』と言って、実際に口でリズムを真似してみせたんです。すると翌日、彼女はスタジオにやって来て、『Sittin' over here with a lust in the eyes...』と歌い始めました。私は「うわ、すごい…」と思いましたよ。しかも、その低い音域で歌っていたんです。『そんな低い声で歌えるの?』と聞くと、『やってみるわ』と彼女は答えました。彼女は一度も怖がらなかったですよ。ソングライターやプロデューサーにとって、アーティストが『大丈夫、あなたを信頼してる』と言ってくれることほど心強いことはありません。

Janet Jackson - If

例えば、『このハーモニーは音同士がすごく近いから、一つひとつ聴くと変に聴こえるかもしれない。でも全部重ねたら絶対に良くなるから信じてほしい』と説明すると、彼女は『分かった、あなたたちを信じるわ』と受け入れました。そうやってハーモニーを重ねて完成したのが、『Love Will Never Do』のようなサウンドでした。

Janet - Love Will Never Do (Without You)

私たちにとって、Janetはインスピレーションそのものなんです。私たちは誰とでも仕事をするわけではありません。本当にその人のために曲を書きたいと思える相手、本気で最高の作品を作りたいと思える相手とだけ仕事をしたいんです。そして私たちにとって、その存在がJanetなんです。歴史に名を残す偉大なプロデューサーたちにも、必ず特別なパートナーがいました。George MartinとThe Beatlesのように。あるいはStephen SholesとElvis Presleyのように。人生には、特別なつながりを感じる相手というのがいます。私たちにとって、その相手がJanetです。彼女は本当に素晴らしい。最高ですよ」

続けて、Terryは次のようにコメント。

「Janetが曲を書くとき、僕が何より素晴らしいと思うのは、彼女の言葉がいつも心の底から生まれていることです。すべてが本心から出てきています。私はよく『心から生まれたものは、人の心に届く』と言うのですが、まさに彼女はそれを体現しています。彼女自身がその世界に深く入り込み、感情を込めて表現するから、その熱量が自然と聴き手にも伝わっていく。まるで人に感染するような力があるんです。だから私は、Janetと一緒に曲を書くのが本当に好きなんです。お互いにアイデアを次々と出し合いながら、自然にやり取りを重ねていけますからね。私にとって、それは曲作りの理想的な土台なんです。というのも、相手のことを何も知らないまま、まるで真空状態で誰かのために曲を書くのは大嫌いなんですよ。私はその人のそばにいて、一緒に時間を過ごしたい。そういうところからインスピレーションは生まれるし、その人が持つエネルギーを感じることができるからです。Janetとは、いつも本当に素晴らしいやり取りができます。だから彼女と一緒に曲を書く、その時間が大好きなんですよ」
Janet Jacksonの才能を絶賛したJa m & Lewis
Jimmy Jam Janet Jackson Terry Lewis


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