セカンド・シングルは選定ミスだったのか? 過小評価されたHoustonの名スロウ・ジャム「Ain't Nothing Wrong」
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- 8 時間前
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過小評価されたHoustonの「Ain't Nothing Wrong」
幼い頃から歌の才能を発揮し、ストリートやタレント・コンテストでパフォーマンスを披露していたHouston。
そんな彼の歌声を収めたビデオ・テープが[Capitol Records]の目に留まり、同レーベルとの契約を獲得。
そして2004年、デビュー・アルバム『It's Already Written』を発表し、このアルバムからのファースト・シングルとしてリリースされたのが、Chingy、Nate Dogg、I-20を迎えた「I Like That」
キャッチーなフックとヒップホップ色の強いサウンドで瞬く間に注目を集めたこの曲は、全米シングル・チャートで最高11位、全米R&Bシングル・チャートでは最高14位を記録。
さらに、マクドナルドの2004年サマー・キャンペーンにも起用され、Houstonは一躍、次世代を担うR&Bシンガーとして注目を集めることに。
Houston - I Like That feat. Chingy, I-20, Nate Dogg
そんな華々しいデビューを飾ったHoustonが、続くセカンド・シングルとして選んだのが「Ain't Nothing Wrong」
Tyrese「How You Gonna Act Like That」などを手掛け、2000年代を代表するプロデューサーとして数々のヒットを生み出していたThe Underdogsがプロデュースを担当。
さらにソングライティングには、Babyfaceも参加。
「I Like That」とは対照的な、Houstonの甘いヴォーカルを前面に押し出した、滑らかで官能的なこのスロウ・ジャムは、リリース当初から多くのR&Bファンを虜にした2000年代を象徴する1曲のひとつ。
しかし、この曲は全米R&Bシングル・チャート最高70位にとどまり、全米シングル・チャートはトップ100入りを果たせず。
Houston - Ain't Nothing Wrong
そして「I Like That」の大ヒットからわずか数か月、この曲がチャートで不振に終わったことで、Houstonを取り巻いていた熱狂は、次第に失速していくことに。
当時から、「I Like That」よりも「Ain't Nothing Wrong」を好むリスナーも多く存在し、現在でも「過小評価された曲」として語られることの多い1曲。
しかし、あまりにも「I Like It」のイメージが強すぎたゆえに、「I Like It」と同じクラブ路線を期待していたライト層には、この曲は届きにくかったのではないかという見方も。
また、アルバムの中にはクラブ向けの「Alright」や、ダンスホール調で国際ウケを狙えた「Keep it on the Low」といった楽曲もあり、「セカンド・シングルをそれらにして、'Ain't Nothing Wrong'は3枚目以降にじっくり出すべきだったのではないか」という声も存在。
結果的には「I Like That」の影に隠れてしまったものの、20年以上の時を経た今でも多くのファンから愛される、2000年代R&Bの名スロウ・ジャム。



































