
最後のAll-Starで涙を浮かべたMichael Jordan
'90年代にChicago Bullsを6度の優勝に導き、Bulls王朝を築いた神様Michael Jordan。
2度目のスリーピートを達成した'98年に引退を表明したものの、2001年にWashington Wizards(八村塁がNBAデビュー時に所属したチーム)の一員として現役復帰。
Washington Wizardsでは2シーズンのみのプレイで終わり、Michael Jordanにとってキャリア最後の1年となった2002年〜2003年のシーズン終了前に、この年で引退することを事前に表明。
そんなMichael Jordanにとって、現役最後の出場となったNBA All-Starゲームは、2003年にアトランタ・ホークスのホームコートで行われ、この試合のハーフタイムショーで、歌姫Mariah Careyが特別なパフォーマンスでその瞬間を彩ることに。。
Michael Jordanと同じ背番号23のワンピース型ユニフォームを纏ったMariah Careyは、彼女の代表曲として知られる"Hero"を披露。
Michael Jordanの輝かしい歩みをまとめた映像が流れる中、Mariah Careyが"Hero"を歌い上げ、その感動的なパフォーマンスに、Michael Jordanの目には涙が。
NBA史上最も美しく感動的な瞬間
世界中の人々が憧れる「ヒーロー」だったMichael Jordan。
全米シングル・チャート1位を記録したMariah Careyの"Hero"は、「英雄(Hero)は常にあなたの中にいる。自分の中を覗けば、恐れは消えて真実に気づく」といった、人生の教訓と言うべきメッセージが詰め込まれたMariah Careyの代表曲の1つ。
数々の困難を乗り越え、夢を次々と叶えてきたMichael Jordanの偉業を讃えるのに、"Hero"ほどふさわしい楽曲はないかもしれないですね。
Hero
Mariah Carey
iTunes: https://apple.co/2Ti7sf9
2003年NBA All-Starゲームのハーフ・タイム・ショーは、「NBA史上最も美しい瞬間」の1つとして、人々の記憶に焼き付いた歴史的なパフォーマンスに。
ちなみに、このNBAオールスターでMariah Careyが着用していたユニフォーム型ドレスは、Michael Jordanから直接もらったというユニフォームを、ドレス仕様にリメイクしたとのこと。

また、Mariah Careyは2021年に発表したクリスマス・ソング"Fall in Love at Christmas"のMVでも、Michael Jordanのユニフォームを着用。
Chicago Bullsのチーム・カラーでもある鮮やかな赤が、クリスマスの雰囲気を盛り上げています。
Fall in Love at Christmas
Mariah Carey, Khalid, Kirk Franklin
iTunes: https://apple.co/3lZQwVV