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Hi-Five「I Like The Way (The Kissing Game)」のプロデューサーが明かす誕生秘話。「Teddyはフックやタイトルを思いつく天才なんだ」

  • 執筆者の写真: R&B SOURCE
    R&B SOURCE
  • 4 時間前
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全米シングル・チャート1位を記録したHi-Fiveの名曲「I Like The Way (The Kissing Game)」

全米シングル・チャートを制した「I Like The Way (The Kissing Game)


ニュー・ジャック・スウィングのブームがまだ全盛期に近かった'91年。


Hi-Fiveはこのジャンルの開拓者であるTeddy Rileyとタッグを組み、「I Like The Way (The Kissing Game)」を発表し、この曲は全米シングル・チャート1位を獲得。


米テキサス州ウェーコという地方都市出身で、またメンバー全員が10代という黒人の新人グループが全米チャートの頂点に立つことは、当時としては異例の出来事。


Hi-Five - I Like The Way (The Kissing Game)

この曲が大成功を収めたのは、他でもないTeddyの手腕によるもの。


プロデュースはTeddyが単独で行い、彼の右腕として活躍したBernard Belleがソングライティングを担当。


そしてこの曲のコンセプトは、スタジオで交わされた他愛のない雑談から生まれたという。


Bernardは、ジャーナリストのFred Robinsonによる著書『The Billboard Book Of Number 1 Hits』の中で、その経緯を次のようにコメント。

「キス・ゲームっていうのは、要するに『いかにたくさんのキスを奪えるか』みたいな遊びのことさ。Teddyはフックやタイトルを思いつく天才なんだ。僕らはスタジオで、子供の頃にやっていた遊びについて話していた。女の子たちを追いかけ回して、捕まえてキスをするっていうね。だから、あれは若い世代のための曲だったんだ。メンバーたちも若かったから、これなら上手くいくんじゃないかと思ったんだよ」

当時、他のアーティストたちが夜のクラブや大人の恋愛をタフに歌い上げていた中、TeddyたちはHi-Fiveの等身大の若さに着目。


あえて「子供時代の無邪気な思い出」をテーマに据えることで、全米のティーンが共感できるポップさを生み出したという。


その結果、TeddyはBobby Brownとの作品で聴かれたハードなニュー・ジャック・スウィング路線ではなく、New Editionが'80年代に築いたティーン・ポップR&Bを再構築したサウンドを提示したという流れ。

'90年代を代表するR&BグループHi-Five
Hi-Five

そしてこの曲を唯一無二のクオリティに引き上げたのは、センターに立ったリードボーカルTony Thompsonの圧倒的な歌声。


レコーディング当時、彼はまだ15歳。


かつてMichael JacksonがJackson 5時代に見せた「少年期特有の切なさと色気」を、'90年代のビートの上で見事によみがえらせた、聴く者すべての胸を締め付けるような甘酸っぱいボーカル。


そんなTonyの圧巻の歌声は、'90年代R&Bを語るうえで欠かせないボーカルとして高い評価を獲得。

Hi-FiveのリードボーカルTony Thompson
Tony Thompson

そして「I Like The Way (The Kissing Game)」が全米1位に到達したのとほぼ同時期に、このシングルは50万枚以上を売り上げ、ゴールド・ディスクを獲得。


さらに、デビュー・アルバム『Hi-Five』も全米R&Bアルバム・チャート1位を記録し、100万枚以上のセールスでプラチナ・ディスクを獲得。


Hi-Five - Hi-Five




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