Jimmy Jamが、サンプリングについて持論を展開。「私は『サンプリングは邪道だ』という意見には賛成しません」
- R&B SOURCE

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サンプリング文化を肯定するJimmy Jam
「他人の音楽を使っているだけ」「創造性に欠ける手法」
音楽シーンにおいて、常に賛否が分かれるテーマとして語られる「サンプリング」
オリジナリティの観点から批判される一方で、その手法が生み出してきた革新性や文化的影響力もまた無視できるものではなく、こうした議論の中で、Jimmy Jamは明確な持論を展開。
Jam & LewisとしてJanet JacksonやNew Editionを世界的成功へと導き、R&Bの歴史そのものを形作ってきた彼にとって、サンプリングは単に過去の音楽を切り取る行為ではなく、新しいリスナーへと橋渡ししていく創造的なプロセスだと捉えているという。
彼は「Red Bull Music Academy」のインタビューで、サンプリングについて次のようにコメント。
「昔はよくこんなことがありました。サンプリングの話が出た当時のことを覚えているのですが、みんなが私にいつも『ベートーヴェンやモーツァルトが音楽を作っていた時代はさぁ…』と言ってきました。そして私はこう言い返していました。『彼らなら間違いなくサンプリングを使ったと思いますよ』と。クリエイターなら、その時に利用できる最高の道具を使うものです。それがベートーヴェンだろうが誰だろうが関係ありません。『彼にはピアノしかなかった』と言うのは勝手ですが、もしチェンバロやチェレスタなど、手に入るものがあれば何だって使ったはずです。それが当時利用可能なものだったのですから。だから私は『サンプリングは邪道だ』という意見には賛成しません。それから、昔よく人がサンプリングについて『サンプリングって嫌いでしょ?だってズルみたいなものじゃん』と言ってきたものです。私は『いや、全然そんなことないですよ』と答えていました。私はサンプリングが大好きです。Janet Jacksonの'All For You'(Changeの「The Glow of Love」をサンプリングした曲)のようなレコードを作るのが大好きなのです。のちに「The Glow of Love」の作者が私のところにやってきて、『君のおかげで家が買えたよ』と言ってくれました。
Chante - The Glow Of Love
私は盗作をしたいわけではありません。違法に何かを奪って使うことには興味がありませんが、正当にクレジットが記載されるのであれば素晴らしいことです。古い音楽を通じて、人々を新しい音楽に出会わせるというアイデア、そして自分が育ってきた音楽を次の世代に紹介できるということ。私はAmericaの'Ventura Highway'という、子供の頃に1番好きだった曲のひとつをサンプリングして、Janetと'Someone To Call My Lover'という曲を作りました。あるとき飛行機の中で、Americaのメンバーに会ったんです。すると彼らが『やあ、君が私の家にプールを建ててくれたんだよ』と言ってくれました。私は『それは良かったです!』と答えました。私は彼らの音楽を聴いて育ったので、恩返しができて本当に嬉しかったんです。ちなみに、このトラックをJanetに聴かせたとき、彼女はその原曲を人生で一度も聴いたことがなかったそうで、それもまた最高でした。彼女が心から気に入るものを新しく紹介できたわけですから。私はサンプリングが大好きですし、テクノロジーも大好きです。肝心なのは、テクノロジーに使われるのではなく、自分に合う方法でテクノロジーを使いこなすことなのです」




































