Missy Elliottの名曲"Work It"をサンプリングした"Fly Girl"
2022年に発表したデビュー・シングル"Cardboard Box"でいきなり大ブレイクし、北米ツアーの全公演分のチケットが5分で完売するなど、2020年代のR&Bシーンにて最も大きな注目を集めている英ロンドンの3人組ガールズ・グループFLO。
'90年代〜2000年代のブラック・ミュージックに強い影響を受けた彼女達が、最も敬愛するラッパーMissy Elliottを迎えた"Fly Girl"を発表し、今回のシングルについて次のようにコメント。
「この曲は、活気があって、気持ち良い曲でありながら、巧みな歌詞と熱いボーカルが盛り込まれていて、オールド・スクールなサウンドと現代R&Bをパーフェクトに組み合わせた曲よ。Missy Elliottが後押ししてくれて、彼女がフューチャリングで参加してくれたの。私達もこの曲が大好きで、この曲を聴いた人が自信を持って、そして最高な気分になれるような曲をリリースできたことが嬉しいわ」
FLO
Fly Girl feat. Missy Elliott
iTunes: https://apple.co/42z9NBp
今回の"Fly Girl"は、Summer WalkerとUsher, LattoとMariah Careyが行ったような、本家アーティストを迎えたサンプリングのパターンで、Missy Elliottの代表曲"Work It"をサンプリングし、かつMissy Elliott本人を迎えるという実に豪快かつ豪華な1曲。
FLOと初めて共演したMissy Elliottは、彼女達について次のようにコメント。
「FLOとの仕事は『素晴らしい』の一言。彼女達のファンの何人かが、FLOのパフォーマンス映像を送ってくれて、90年代のリアルな雰囲気をすぐに感じ取ったわ。メンバー全員がリードを上手くに歌って、ボーカルのコントロールも抜群だったから、"Fly Girl"への誘いには即決したの。私の"Work It"からインスピレーションを得ていて、彼女達はこの曲を上手く表現してくれた。すごく楽しかったし、彼女達には素晴らしいキャリアが待っていると信じているわ」
Missy Elliott
Work It
iTunes: https://apple.co/3IcYZkd
「Fly Girl」とは、クールでセクシーな女性を指す言葉として使われ、ブラック・ミュージックの世界では割とポピュラーなこの同名曲の中で、最も有名な1曲が女性ラッパーQueen Latifahが'91年に発表した"Fly Girl"。
ラッパーとしてのみならず、女優としても活動していたQueen Latifahは女性ラッパーのパイオニア的存在として知られ、Missy Elliottがハリウッドの殿堂入りを果たした際のスピーチで次のようなコメントを残しています。
「私はこの殿堂入りを、女性MCやヒップホップのシスター達に捧げたい。今活躍している人達も、これから活躍する人達も、全員のことを愛してるわ。その中でも、ゴッド・マザー達に大きな感謝を送りたい。それはQueen Latifah, Monie Love, MC Sha-Rock, Angie Stone, Roxanne Shante, Yo-Yo, MC Lyte, Salt-N-Pepa達のことよ」
Queen Latifah
Fly Girl
iTunes: https://apple.co/42OheV6
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