日本の2000年代R&B 12選|男性アーティストの台頭と進化するJ-R&B


日本の2000年代R&B
'90年代にはMISIAや宇多田ヒカルをはじめとする女性アーティストがシーンを牽引した一方、2000年代に入ると、卓越した歌唱力と洗練されたサウンドを武器に、今度は男性アーティストたちが躍進。
その象徴ともいえるのが、平井堅やCHEMISTRYの活躍。
ソウルやR&Bに根差した歌唱表現で独自の存在感を放つ平井堅や、豊かなハーモニーで幅広いリスナーを魅了したCHEMISTRYは、R&Bの魅力をJ-POPのフィールドへと広げ、多くの人々にその音楽性を届けていくことに。
さらに、2000年代半ばには三浦大知がソロ・デビュー。
幼少期から培ってきた歌唱力とダンスを融合させたパフォーマンスで、海外のR&Bやダンス・ミュージックにも通じる表現を追求。
また、EXILEもコーラスワークやバラードを軸に、R&Bの要素をJ-POPの大きな潮流へと結びつけていくことに。
こうした変化を支えたのは、アーティストたちだけではなく、今井了介をはじめとするプロデューサーやソングライターの活躍も、2000年代のJ-R&Bを語るうえで重要な要素。
海外のコンテンポラリーR&Bやヒップホップのトレンドを取り入れながら、日本語の響きやメロディを生かした楽曲を生み出し、裏方であった彼らにもスポットが当たることにより、日本のR&Bシーンは新たな広がりを見せていくことに。
'90年代に盛り上がりを見せたR&Bの勢いを受け継ぎながら、男性シンガーの活躍、プロデューサー主導の洗練されたサウンド、そしてJ-POPとの融合によって、多彩な広がりを見せた2000年代の日本のR&B。
この記事では、2つのカテゴリーにわけで、2000年代のJ-R&Bの名曲を厳選。
※本ページはプロモーションが含まれています。
INDEX|目次
⸻ カテゴリー1
J-R&Bの新たな主役となった男性アーティストたち
卓越した歌唱力と洗練されたサウンドを武器に、男性アーティストたちが存在感を高めていった2000年代。
本場USのR&Bから刺激を受けながら、日本独自のスタイルを追求した男性アーティストたちの名曲を厳選。
1. 平井 堅 - 楽園 (2000)
それまでロックや歌謡曲が主流だった男性ソロの領域に、圧倒的なリズム感と繊細かつエモーショナルなR&Bの感性を持ち込んだ平井堅。
日本のポップスにおける「男性R&B」というカテゴリーを不動のものとした名曲。
2. CHEMISTRY - PIECES OF A DREAM (2001)
松尾潔がプロデュースを手がけた、洗練された都会的なムードが漂うメロウR&B。
圧倒的な歌唱力によって描き出されたこの曲は、単なるヒットにとどまらず、J-R&Bが「お茶の間」へと浸透していく流れを決定づけた名曲。
3. EXILE - STAY (2005)
初期EXILEが持っていた都会的な洗練さと、彼らが追求した「R&Bへの敬意」が凝縮された1曲。
当時のJ-R&Bシーンにおいても際立つ完成度を誇っていたこの曲は、T.Kuraとmichicoがプロデュースを担当し、彼らのベスト・アルバム『PERFECT BEST』に新曲として収録。
4. HI-D - Girlfriends feat. ZEEBRA (2003)
[Def Jam Japan]と契約した実力派シンガーソングライターHI-D。
ZEEBRAと今井了介によるプロデューサー・ユニットFIRSTKLASがプロデュースを担当した、当時のUS R&Bと比較しても遜色ない、本物志向のダンスR&B。
5. 三浦大知 - Keep It Goin' On (2005)
ゴスペラーズの黒沢薫が手掛けた、'90年代R&Bを彷彿とさせる三浦大知のデビュー曲。
「和製Michael Jackson」の称号を背負い、世界水準のダンスとボーカルを世に知らしめた衝撃の1曲。
6. JAY'ED - Everybody (2009)
EXILE、Crystal Kayらの楽曲を手がけるBACKLOGICがプロデュース。
'80年代ディスコとR&Bを組み合わせたような、キャッチーかつダイナミックなアップテンポR&B。
7. Full Of Harmony - That's Why (2008)
卓越したコーラスワークと本格的なR&Bサウンドで、J-R&Bシーンを支えてきた男性ボーカル・グループ、Full Of Harmony。
2008年リリースのアルバム『ENERGY』に収録された「That's Why」は、滑らかなハーモニーと心地よいグルーヴが溶け合う、知る人ぞ知るJ-R&Bの隠れた名曲。
⸻ カテゴリー2
多彩な個性で輝いた女性アーティストたち
'90年代に花開いた女性R&Bシンガーたちの活躍を受け継ぎ、多彩な才能がシーンを彩った2000年代のJ-R&Bシーン。
ソウルフルな歌声から、本物志向の都会的なサウンドまで、独自の個性を持つ女性アーティストたちが生み出した、時代を超えて聴き注がれる名曲を厳選。
8. DOUBLE - Who's That Girl (2002)
艶やかな歌声と洗練されたサウンドで、デビュー時からJ-R&Bシーンを牽引する存在となったDOUBLE。
楽曲もミュージック・ビデオも、本場USのR&Bに負けず劣らないクオリティの本物志向の1曲。
9. 宏実 - YES (2009)
Nissy (AAA)、板野友美といった著名アーティストの作詞作曲も行うR&Bシンガーソングライター宏実。
三浦大知のヒット曲を手掛けるU-Key zoneがプロデュースを担当した、攻撃的なビートのアップテンポR&B。
10. Crystal Kay - hard to say (2002)
英語と日本語を自在に行き来する歌唱と、洋楽R&Bにも通じる感性で注目を集めた実力派Crystal Kay。
2002年リリースの「hard to say」は、ラッパーのSPHERE of INFLUENCEを迎えた、R&Bとヒップホップが融合したキャッチーな1曲。
11. SOULHEAD - STEP THE NEW WORLD (2003)
姉妹ユニットならではの力強い歌声と、ヒップホップやR&Bを融合させたサウンドで存在感を放ったSOULHEAD。
'80年代ディスコを彷彿とさせる、躍動感あふれるビートとエネルギッシュなボーカルが印象的な、彼女たちの代表曲のひとつ。
12. 傳田真央 - あなたとふたりで 〜Be with me all day long〜 (2001)
圧倒的なボーカル・スキルと、自身で作詞作曲まで手掛けるマルチな才能を持った傳田真央。
当時のR&Bシーンに「気品と洗練さ」を吹き込んだ色褪せない名曲。



































