B. Howardは、本当にMichael Jacksonの隠し子なのか?
- R&B SOURCE

- 45 分前
- 読了時間: 4分

B. HowardはMichael Jacksonの隠し子なのか?
2010年にアルバム『Genesis』でデビューを飾ったB. Howard(B・ハワード)は、デビュー前にNe-Yo「I Ain't Gotta Tell You」やMarques Houston「Favorite Girl」などの楽曲を手がけてきたシンガーソングライター。
デビュー・アルバムに収録された、Michael Jacksonを彷彿とさせるダンス・トラック「Dancefloor」が当時のR&Bシーンで話題に。
しかし、『Genesis』発売時に注目を集めたのは音楽だけではなく、各メディアが掲げたある衝撃的な見出し。
「Michael Jacksonの隠し子がデビュー」
B. Howard - Dancefloor
関係者は全面否定
B. Howardの実母は、「Ain't Nobody Like You」などのヒットで知られ、R&BグループSide Effectのボーカルとしても活動していたMiki Howard(ミキ・ハワード)。
Miki Howard - Ain't Nobody Like You
そして、あるDNA鑑定の結果をきっかけに、「B. Howardは、Michael JacksonとMikiの間に生まれた子どもではないか」という噂が広がることに。
その発端となったのが、ギリシャの資産家であり、インターネット放送局「FilmOn.com」のCEOとして知られるAlki DavidによるDNA鑑定。

彼は、Michaelが生前使用していたとされる歯科用器具をオークションで入手し、それをもとに鑑定を行った結果、「99.9%の確率でB. HowardはMichael Jacksonの子どもである」とする結果が公表されたという。
しかし、この噂についてMikiとB. Howardは一貫して否定。
Mikiは、自身の才能を見出したSide EffectのリーダーAugie Johnson(オーギー・ジョンソン)との交際関係を公にしており、B. Howardの実父はAugieであるというのが通説(MikiはAugieに結婚を求めたものの、彼が結婚を拒否したため、2人は結婚することなく破局)。

Augieは2014年に他界したものの、生前「Brandon(B. Howard)は間違いなく俺の息子だ」と公言。
彼は出産の立ち会い記録や当時の写真も持っており、必要であればいつでもDNA鑑定に応じると主張。
また、Jacksonファミリーもこの隠し子騒動を完全否定。
そして騒動が過熱するなか、アメリカの調査報道によって事態は急展開。
鑑定書に記載されていたアイルランドの研究所「DNA Lab」が実在しない架空の組織だったことに加え、鑑定書のフォーマットもインターネット上のテンプレートを流用したものであることが判明。
結果として、その鑑定書は完全な偽物だったことが明らかに。

しかし一方で、「本当は親子なのでは?」と考える「肯定派」の意見は今でも存在。
そのひとつが、Michaelの名曲「Billie Jean」のモデル説。
Mikiは、'80年代当時「Billy」という愛称で呼ばれており、そしてMichaelの'82年の大ヒット曲「Billie Jean」の歌詞が「Billie Jeanは僕の恋人じゃない、その子は僕の息子じゃない」という内容だったことから、「この曲はMikiとの間に生まれたB. Howard('81年生まれ)のことを歌っているのではないか」という都市伝説が根強く支持されているのもまた事実。
Michael Jackson - Billie Jean
そして、MikiがJacksonファミリーと不自然なまでの深い親交を持っていたのも、この説を後押しした事実のひとつ。
Mikiは、Michaelの父親であるJoe Jackson(ジョー・ジャクソン)にマネジメントされていた時期があり、Jacksonファミリーと非常に深い関わりを持っていたアーティスト。
またB. Howard自身も、幼少期をJacksonファミリーの本宅で過ごしたと語っており、Michaelの姉La Toyaや妹Janetらと、現在も家族のように親しい関係を維持しているという。
こうした背景から、肯定派は「血が繋がっていない単なる音楽関係者の子供を、なぜそこまで特別扱いするのか」と疑問を呈する声も少なくないとのこと。

そして何より、B. HowardとMichaelの驚くほど酷似した容姿や佇まいこそ、この説が今なお語り継がれる最大の理由。
B. Howardの歌声、話し方、骨格、ダンスのキレがMichaelに酷似していることから、肯定派の間では「いくら尊敬して真似をしているからといって、声帯の響き方や独特の雰囲気までここまで似るのは、やはり血筋のなせる業ではないか」という声も根強く存在。

一方で、もうひとつ語られている意外な説が、「B. HowardはMichaelの弟ではないか」というもの。
「New York Daily News」が報じた情報によると、Jacksonファミリーに近い関係者の間では「Michaelの隠し子ではなく、Michaelの父親Joe Jacksonが、Mikiとの間に作った子供(Michaelの腹違いの弟)なのではないか」という説も囁かれたという。
もしこれが事実であれば、JacksonファミリーのDNAと一致することになり、B. HowardがMichaelの容姿や声に似ることや、家族から今でも可愛がられていることの辻褄が合うため、この説を信じる肯定派も少なくないとのこと。

とはいえ、B. Howardの隠し子説は、偽のDNA鑑定が暴かれて完全否定され、Michaelの弟説も科学的根拠がないことから、結局のところ都市伝説の域を出ない話。
しかし、血の繋がりこそないものの、幼少期からJackson家で育ち、今もLa Toyaたちと本当の家族のように寄り添い合う「血よりも濃い絆」があること、それ自体がこの噂の何よりの真相と言えそう。
そして、当のB. Howardもこの一件に対して次のようにコメント。
「これまで1度もMichael Jacksonの子だと主張したこともないし、彼の遺産を狙っているつもりもない」





































