流川が聴いていたのは誰の曲?
社会現象を巻き起こした大人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」に登場する流川楓は、抜群の運動神経、端正なルックスで多くの女性ファンを持つ人気キャラクターの1人。
そんな流川楓が、単行本の第3巻で自転車に乗りながら音楽を聴いているシーンが描かれていますが、この時に聴いている音楽は誰の曲なのか?
イヤホンから流れている「We Are The New Power Ge」という歌詞の内容から、流川がこの時に聴いていた曲は、恐らくPrinceの"New Power Generation"だという説が濃厚。
全世界でのアルバムの累計販売数が1億2,000万枚以上を超える、史上最も偉大なアーティストとして知られる米国のシンガー/ソングライター/プロデューサーPrinceが歌う"New Power Generation"の歌詞には「We are the new power generation, we want to change the world」と歌う箇所があり、またSLAM DUNKの単行本第3巻が発売されたのが'91年7月で、"New Power Generation"の発売は前年の'90年10月だったことからも、流川が聴いていた曲は"New Power Generation"と見て間違いなさそうですね。
ちなみに、SLAM DUNKの単行本第2巻の表紙には「New Power Generation」という表記があり、これは第14話目のタイトル名にもなっています。
そんなPrinceが歌う"New Power Generation"は、Prince本人が監督と主演を務めた映画「Graffiti Bridge」に収録され、全米シングル・チャート最高64位を記録。
Prince
New Power Generation
iTunes: https://apple.co/3BiYwKB
この曲は、アップテンポで攻撃的なサウンドが特徴の「ニュー・ジャック・スウィング」と呼ばれる音楽ジャンルに分類され、攻守の切り替えが早いバスケットボールと非常に相性が良い音楽の1つ。
"New Power Generation"と同じ時期に、「King of Pop」ことMichael Jacksonがこのニュー・ジャック・スウィングを取り入れた"Jam"という曲を発表し、この曲のMVにはバスケットボールの神様Michael Jordanも出演。
SLAM DUNKの登場人物は、実在のNBA選手をモデルにしたと言われていますが、流川楓のモデルはMichael Jordanとも言われていますよね。
しかし、高校1年生の流川楓がPrinceの"New Power Generation"を聴いているなんて、音楽のセンスも抜群ですね。
Michael Jackson
Jam
iTunes: https://apple.co/3PEsqgA
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