Q Parkerが明かす、112の名曲「Cupid」誕生の舞台裏。「俺達の予算では彼を雇う余裕が無かった」
- R&B SOURCE

- 7月13日
- 読了時間: 2分

Babyfaceを起用したかったという112
後にメンバー全員がソロ・アルバムをリリースすることになる、Slim、Michael Keith、Q Parker、Daron Jonesの4人で結成された112(結成当初はForteというグループ名の5人編成で、Aldon Lagonはアルバム・リリース前に脱退)。
彼らはSean "Puffy" Combs(ショーン・"パフィ"・コムズ)のオーディションをクリアし、彼のレーベル[Bad Boy Records]と契約した後の'96年にデビュー・アルバムをリリース。
112 - 112
112のデビュー・シングルは、当時の流行であるヒップホップ・ソウルを取り入れたThe Notorious B.I.G.参加の「Only You」
しかし、112のメンバーはR&Bを歌うクルーナー(バラードなどを優しく歌う歌手)として周知されたかったことから、「Only You」のコンセプトに反対したという。
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そういった経緯も踏まえると、デビュー・アルバムから3曲目のシングルとしてリリースされた「Cupid」は、112にとって念願だったであろうオーソドックスなスロウ・バラード。
実は112のメンバーは、デビュー・アルバムにBabyface(ベイビーフェイス)を起用したかったとのこと。
メンバーのQ Parker(Q・パーカー)は、「Rolling Stone」のインタビューにて当時の様子を次のようにコメント。
「俺達が活動を始めたばかりの頃は、大きな予算が無かった。当時、Babyfaceは最も売れっ子のプロデューサで、俺達のデビュー・アルバムの予算では、彼を雇う余裕が無かった」

そこで彼らは、Babyfaceを起用できない代わりに「Babyfaceらしさ」を取り入れることに精力を注ぎ、そして完成した楽曲が「Cupid」だったという。
この曲の歌詞は、112のメンバーの実体験がベースになっており、彼らが17歳の時に書いたもの。
「キューピッドは嘘をつかない。
でも、まずは試してみないと分からないね。
ベイビー、真実の愛は嘘をつかない。
でも、2人で試してみるまでは分からないから、本物の愛か試してみよう」
結果的に「Cupid」は全米シングル・チャート最高13位を記録(Sean "Puffy" Combsのアイデアを取り入れた「Only You」と同位)。
しかも「Only You」が約50万枚の売り上げだったのに対し、「Cupid」は100万枚以上を売り上げプラチナ・ディスクを獲得する快挙を達成し、Q Parkerはこの曲に対して次のようにコメント。
「'Cupid'は大成功だった。バレンタインデー、結婚式、コンサートでプロポーズする時の定番曲になった」
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