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Hip-HopとR&Bが融合して生まれた「Hip-Hop Soul」。'90年代を彩った名曲と、今も受け継がれるその遺伝子。

執筆者の写真: R&B SOURCE
R&B SOURCE
6 日前
読了時間: 8分

Hip-HopとR&Bが融合して生まれた「Hip-Hop Soul」

Hip-HopとR&Bが融合して誕生した「Hip-Hop Soul」


ハードな本物志向のヒップホップとR&Bが、まだ明確に「異なる音楽」として捉えられていた'80年代後期。


そんな時代に、攻撃的なヒップホップ・ビートとR&B/ソウルのボーカルを組み合わせ、R&Bに新たなサウンドをもたらした「ニュー・ジャック・スウィング」を生み出したのが、音楽プロデューサーTeddy Riley。


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そのサウンドは90年代に入るとさらに進化し、「ヒップホップ・ソウル」と呼ばれる新たなスタイルへと発展。


シンセサイザーやドラムマシンを駆使したニュー・ジャック・スウィングに対し、ヒップホップ・ソウルでは、ヒップホップのビートやサンプリングを土台に、R&Bシンガーがよりソウルフルに歌い上げるスタイルが特徴。


そしてこのスタイルの象徴的な存在となったのが、「バッドボーイR&B」で一世を風靡したJodeci、そして「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」の異名を掲げ、'92年にアルバム『What's the 411?』でデビューしたMary J. Blige。


特にMaryの登場以降、ヒップホップ・ソウルは'90年代前半のR&Bシーンを代表するスタイルのひとつへと成長し、数多くのアーティストがこのサウンドを取り入れ、当時のR&Bシーンに大きな影響を与えることに。


Mary J. Blige - What's the 411?

繊細で甘いR&Bとは一味違う、ズッシリとした重みが魅力のヒップホップ・ソウル。


その誕生当初には、一部のファンやジャーナリストから「伝統的なR&Bを殺した」と批判されることも。


しかし、そのサウンドは一過性のブームに終わることなく、現在に至るまで多くのR&Bアーティストたちに受け継がれているのは、紛れもない事実。


この記事では、2つのカテゴリーに分けて、注目したいヒップホップ・ソウルの楽曲を厳選。


※本ページはプロモーションが含まれています。

INDEX|目次




 カテゴリー1 

 '90年代に生まれたヒップホップ・ソウルの名曲


'90年代初頭、ヒップホップのストリート感とR&Bのソウルフルな歌声が交差して生まれた「ヒップホップ・ソウル」


Mary J. Blige、Jodeci、Faith Evansらが、この新たなサウンドをR&Bシーンの中心へと押し上げ、'90年代という時代そのものを象徴するサウンドへと進化。


Mary J. Blige - You Remind Me feat. Greg Nice (1992)

「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」Mary J. Bligeのデビュー曲。


'90年代にヒップホップ・ソウルの名曲を次々と生み出してきたヒットメイカーDave "Jam" Hallがプロデュースを担当。



Jodeci - Come & Talk To Me (Hip-Hop Remix) (1991)

ヒップホップ・ソウルの幕開けを告げた、'90年代R&Bの歴史的な1曲。


Al B. Sure!とJodeciのメンバーDeVante Swingの2人がプロデュースを担当。



Trisha Covington - Same Old Thang (1994)

Mary J. Bligeのフォロワーとして、'94年に[Columbia Records]からデビューした女性シンガー。


彼女のデビュー・アルバム『Call Me』に収録された「Same Old Thang」は、Mariah Carey, Whitney Houstonらのツアー・ベーシストを担当していたRandy D. Jacksonがプロデュースを担当。



Brandy - I Wanna Be Down feat. Queen Latifah, Yo-Yo, MC Lyte (1994)

Brandyが若干15歳という若さでリリースしたデビュー曲「I Wanna Be Down」


この曲のリミックス・バージョンには、'90年代を代表する女性ラッパー達が参加した、ヒップホップ・ソウルの名曲。



Toni Braxton - You're Makin' Me High (1996)

全米アルバム・チャート最高2位を記録したToni Braxtonのセカンド・アルバム『Secrets』からのシングル。


BabyfaceとGroove TheoryのメンバーBryce Wilsonがプロデュースを担当した、スタイリッシュな1曲。



SWV - You're The One (1996)

ヒップホップ・ソウル全盛期の'90年代に躍進した女性R&Bグループの代表格SWV。


Koffee Brown「After Party」を手がけたことで知られるAllen "Allstar" Gordonがプロデュースを担当。



Xscape - Love On My Mind (1993)

TLC, SWVらと共に'90年代のシーンをリードしたXscape。


彼女達の才能を発掘したJermaine Dupriがプロデュースを担当。



Total - No One Else feat. Da Brat (1996)

ヒップホップ・ソウルのムーブメントを牽引した[Bad Boy Records]からデビューした女性グループTotal。


数々のヒップホップ・ソウルの名曲を生み出してきた、'90年代を代表するヒットメイカーTrackmastersがプロデュースを担当。



112 - Only You feat. The Notorious B.I.G., Mase (1996)

ヒップホップ界のレジェンドthe Notorious B.I.G.を迎えた112のデビュー曲。


ヒップホップ・ソウルの歴史を振り返る上で、欠かすことのできない名曲。



Blackstreet - Booti Call (1994)

ニュー・ジャック・スウィングの金字塔を打ち立てたR&BグループGuyが大成功を収めた後に、Teddy Rileyが新たに立ち上げたユニットBlackstreet。


彼らのデビュー・アルバムに収録された、重厚感のあるビートとキャッチーなメロディが特徴的な1曲。



Yvette Michele - I'm Not Feeling You (1997)

ヒップホップの名門レーベル[Loud Records]からデビューした女性シンガーYvette Michele。


Sylvester「Was It Something That I Said」をサンプリングし、全米シングル・チャート最高45位を記録したYvetteの最高傑作。



Monifah - I Miss You (Come Back Home) (1996)

Heavy Dによって発掘され、'90年代に活躍した女性シンガーMonifah。


'90年代を代表するヒップホップ・ソウルの名曲。



Destiny's Child - Know That (1998)

'98年にリリースされたDestiny's Childのデビュー・アルバムに収録。


Rakim、50 Centらの楽曲を手がけたヒップホップ・プロデューサーFather Shaheedがプロデュース。



Faith Evans - You Used To Love Me (1995)

ヒップホップ・ソウルを牽引した1人として知られる Faith Evansのデビュー曲。


元々は、R&BグループTotalが歌う予定だったという楽曲。



このページで紹介した楽曲は、Apple MusicやAmazon Music Unlimitedなら、広告なしでフル再生して楽しめます。


また、自由にプレイリストを作成することもできるので、無料体験を利用して、気になる楽曲をぜひチェックしてみてください。



 カテゴリー2 

 ヒップホップ・ソウルの遺伝子を受け継いだ注目の楽曲


'90年代に一世を風靡したヒップホップ・ソウルは、ブームが過ぎ去った後も消えることはなく、2000年代以降も、R&Bアーティストたちはヒップホップのビートやサンプリング、ストリート感を取り入れながら、それぞれの時代のサウンドへとアップデート。


過去のスタイルをそのまま再現するのではなく、新しい世代の感性と融合しながら受け継がれてきた、ヒップホップ・ソウルのDNAを感じさせる楽曲を厳選。


R.A.E - South London (2024)

'90年代のスタイルを再現するボーカルとラップの二刀流アーティスト。


彼女の地元、英サウス・ロンドンへの愛と誇りを表現した、'90年代テイストのヒップホップ・ソウル。



Keyshia Cole - Let It Go feat. Missy Elliott, Lil' Kim (2007)

「プリンセス・オブ・ヒップホップ・ソウル」の称号を得た、Mary J. Bligeの後継者。


The Notorious B.I.G.「Juicy」の元ネタとしてお馴染み、Mtume「Juicy Fruit」をサンプリングした2000年代ヒップホップ・ソウルの名曲。



Amerie - Why R U (2009)

'80年代ヒップホップの名曲Ultramagnetic MC's「Ego Tripping」のビートをサンプリング。


Jay-Z「What More Can I Say」を手がけたThe Buchanansがプロデュースを担当。



Jazmine Sisters - PYT (2014)

SWVを彷彿とさせるスタイルで話題を集めた、中国系アメリカ人の4姉妹グループ。


50 Cent「21 Questions」などを手がけたThe MIDI Mafiaがプロデュースを担当。



Cheri Dennis - Caught Up (2007)

2000年代に[Bad Boy Records]からデビューした女性シンガーCheri Dennis。


'60年代ジャズのThe Ramsey Lewis Trio「Spartacus (Love Theme From)」をサンプリング。



Trei Stella - Habit (2021)

インディーズ・シンガーTrei Stellaの2021年作『Sorry For The Wait』からの1曲。


Amerieを彷彿とさせる隠れたヒップホップ・ソウル。



Symplicity - Beautiful (2016)

TLC, SWVらに影響を受けたというニューヨークの女性R&Bグループ。


'90年代に時代を戻したかのようなオールドスクールなヒップホップ・ソウル。



H.E.R. - Lost Souls feat. DJ Scratch (2019)

Lauryn Hill「Lost Ones」をサンプリングして話題を集めた1曲。


The Weeknd、Victoria Monetらの楽曲を手がけるヒットメイカー、Jeff "Gitty" Gitelmanがプロデュースを担当。



Good Girl - Gimme Your Love (2016)

'90年代のスタイルを継承する4人組女性グループGood Girl。


90年代黄金期のヒップホップ・ソウルを彷彿とさせる、オールドスクールなサウンド。



Adina Howard - Outside The Club (2004)

「Freak Like Me」のヒットで知られる、セクシーR&Bシンガーの先駆け的存在として知られるAdina Howard。


B2K、Shaniceらの楽曲を手がけたPMGがプロデュースを担当した、ハードなヒップホップ・ソウル。



Elijah Blake - Occupied (2017)

Usher「Climax」のソングライティングを担当した実力派シンガーソングライターElijah Blake。


永久不滅のブレイク・ビーツThe Honey Drippers「Impeach The President」をサンプリングした、メロウなヒップホップ・ソウル。



Tiara Thomas - One Night (2014)

H.E.R.「Damage」などを手がけたシンガーソングライターTiara Thomas。


Usher「There Goes My Baby」を手がけたヒットメイカー、Rico Loveがプロデュースを担当したメロウなヒップホップ・ソウル。



Annika - What I Need (2014)

Amerieタイプのアグレッシブなビートが特徴的なマイナー・ヒップホップ・ソウル。


2014年リリースのアルバム『I'm In Love With S.A.M.』に収録。



Joe - Ain't Nothin' Like Me feat. Tony Yayo, Young Buck (2007)

全米アルバム・チャート最高2位を記録したJoeの最高傑作の1つ『Ain't Nothin' Like Me』の表題曲。


プロデューサー・チームThe Underdogsと、R&BシンガーTankがプロデュースを担当。



DJ Aktive - 90s Love feat. Marsha Ambrosius (2019)

Janet JacksonのツアーDJとしても知られるDJ Aktive。


Marsha Ambrosiusを迎えた、'90年代にオマージュを捧げたヒップホップ・ソウル。



Lee Wilson - Be With You (Hip Hop Remix) feat. My Red Boombox (2022)

Kenny Dopeとの共演で知られる米ニューヨークのシンガー/ソングライターLee Wilson。


メロディが心地良い'90年代風のメロウなヒップホップ・ソウル。



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