R&B SOURCE編集部
一発屋|メジャー・デビューするも、短命に終わった懐かしいR&Bアーティスト達 - One-Hit Wonder
更新日:11月26日

一発屋で終わったR&Bアーティスト達
メジャー・レーベルから華々しくデビューを飾ったものの、短命に終わったR&Bアーティスト達。
この記事では、「一発屋」で終わった懐かしいアーティスト達に迫り、彼らの楽曲と共にその功績を振り返ってみます。
中には一曲もヒットを残せなかったアーティストもいますが、メジャー・レーベルから発表された楽曲だけに、どの楽曲もクオリティは文句無し。
プレイリスト公開中
このページで紹介している楽曲を中心にしたプレイリストを、Spotifyに公開しています。
セカンド・アルバムの話は一切無し
Lauryn Hill
Doo-Wop (That Thing) (1998)
iTunes: https://apple.co/3FZKuyp
The Fugeesでの成功を経て、'98年にアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』でソロ・デビューしたLauryn Hillは、第41回グラミー賞で5部門を受賞する快挙を達成。
しかし、デビュー作の先鋭的な内容に批判の声も多かったせいか、当時所属の[Columbia Records]からセカンド・アルバムの話は一度も無かったようで、結果的に一発屋状態に。
スムースR&Bを得意とした男女デュオ
Koffee Brown
After Party (2001)
iTunes: https://apple.co/3GEEQka
[Arista Records]から2001年にリリースしたデビュー・アルバム『Mars/Venus』が、全米アルバム・チャート最高32位を記録したFonzとVeeによる男女デュオ。
Naught By NatureのKay Geeが手がけたスムースR&B"After Party"が彼らの代表曲。
年間シングル・チャート8位にランクイン
Mark Morrison
Return of the Mack (1996)
iTunes: https://apple.co/49rzuYd
D'Angeloの登場でネオ・ソウルの流れが色濃くなってきた'96年のR&Bシーンにおいて、当時の流行を無視した'80年代ディスコを思わせるようなパーティー・トラック"Return of the Mack"を発表したのが、UK R&BシンガーMark Morrison。
全米シングル・チャート最高2位を記録し、また'97年のビルボード年間シングル・チャートで堂々の8位にランクインするも、目立ったヒットはこの1曲のみ。
"24 Hours"は2010年代を代表するヒット曲
TeeFLii
24 Hours feat. 2 Chainz (2014)
iTunes: https://apple.co/478LzQu
2014年に[Epic Records]からデビュー・アルバム『Starr』をリリースするも、この1枚のみで消えてしまった米ロサンゼルス出身のシンガーTeeFLii。
DJ Mustardが手がけた"24 Hours"は、全米シングル・チャート最高85位を記録する大ヒット曲。
デビュー・アルバムは全米チャート5位
Sunshine Anderson
Heard It All Before (2001)
iTunes: https://apple.co/3qEqGK4
[Atlantic Records]からリリースしたデビュー・アルバム『Your Woman』は全米アルバム・チャート5位を記録したものの、アルバム・リリース後に勢いが失速。
Sunshine Anderson唯一のメジャー・ヒットとなったMike Cityプロデュースの"Heard It All Before"は、全米シングル・チャート最高18位を記録。
「90年代の最もビッグな100曲」に選出
Tina Moore
Never Gonna Let You Go (1995)
iTunes: https://apple.co/3o4maFV
'95年に[RCA Records]からデビュー・アルバムをリリースしたTina Moore。
彼女の代表曲"Never Gonna Let You Go"は、全米R&B/ヒップホップ・ソングス・チャート最高27位を記録し、「MTV」が選ぶ「'90年代のダンス・アンセムで最もビッグな100曲」にて第92位に選出。