- R&B SOURCE編集部
Joe▶︎▶︎ジョー本人もお気に入り。"Isn't This the World"は、元々SWVが歌う曲だった。
最終更新: 4日前

アルバム『Better Days』に収録された"Isn't This the World"
Joe不動の代表曲"I Wanna Know"を収録し、全米アルバム・チャート最高2位を記録したJoeの最高傑作『My Name Is Joe』の次にリリースされた通算4枚目のスタジオ・アルバム『Better Days』
『My Name Is Joe』収録曲の"I Wanna Know"、"Stutter"のようなビッグ・ヒットこそ生まれなかったものの、シングルカットされた楽曲を筆頭に、"I Understand"、"She Used 2 Luv Me"、"World of Girls"など、アルバム収録曲も文句なしの完成度。
アルバムのほぼ全曲をJoe自身がセルフ・プロデュースした作品ということで、ファンからも高い人気を集めたアルバムでしたが、1曲だけ外部プロデューサーを招いた作られた楽曲が収録されました。
それがThe Neptunesプロデュースの"Isn't This the World"。
シングルカットされるようなインパクトに長けた曲ではないものの、The NeptunesらしいスタイリッシュかつシンプルなメロウR&B。
実はこの曲、元々Joeが歌う曲ではなかったとのこと。
Joe (ジョー)
Isn's This the World
from album『Better Days』
元々はSWVが歌う曲だった
Joeが歌った"Isn't This the World"は、The Neptunesがまだ無名だった頃にデモ音源として録られていた音源で、これをJoeが歌い直した楽曲とのことですが、過去のインタビューでJoeは以下のように答えています。
「"Isn't This the World"は、元々俺のためではなくてSWV用に書かれた曲だった。
Allstar(プロデューサー)がSWVを紹介してくれたんだけど、この曲は評判が良くて色々な人が歌いたがっていた。
Charlie WilsonとDave Hollisterのデュエット曲としてとか、俺も含めたトリオでリリースするアイデアとかもあったけど、結局は実現しなかった。
でも"Isn't This the World"はいつも頭の中にあったから、The Neptunesが売れた後に『オイ、あの曲やろうぜ』って声をかけたのさ。
この曲は、俺自身が自分の足で色々なところを歩き回ったり、公園のベンチで寝泊まりしていた時のことを歌ったとてもパーソナルな楽曲。
だから手放したくなかったんだ」
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