元々はMary J. Bligeの曲になる予定だった"Don't Waste My Time"
全米シングル・チャート制したUsherの代表曲"Burn"を手掛けたことでもお馴染みの、Bryan-Michael CoxとJermaine Dupriのタッグがプロデュースを担当した"Don't Waste My Time"。
Usher
Don't Waste My Time feat. Ella Mai
iTunes: https://apple.co/2TuRChj
「この曲が出来上がった当初、聴けば聴くほど女性の視点が必要だと思い始めたんだ。それで、セカンド・バースを女性視点の歌詞に書き直したんだ。そして、この曲にはあの子の歌声が必要だと思って、その後すぐに連絡を取ったよ。俺は彼女の歌声のファンなんだ。この曲は、俺達2人にとっても完璧な出来だったと思うよ」
「Billboard」のインタビューにこのように答えたUsherは、この曲で念願だったというElla Maiとのコラボレーションを実現し、また「Rolling Stone」のインタビューにて「R&Bは死んでいないし、私達はこの曲を再びメインストリームに持っていくことが出来る」と語ったのは、Usherから直々に指名を受けたElla Mai。
全米アダルトR&Bソングス・チャートで1位を獲得したこの"Don't Waste My Time"は、Usherを師と仰ぐシンガー/ソングライターVedoがソングライトを担当しており、Vedo本人が語った内容によると、この曲は当初Mary J. Bligeの曲になる予定だったそう。
Jermaine Dupriから「Mary J. Bligeの楽曲制作を手伝って欲しい」と相談を受けたVedoは、女性目線で"Don't Waste My Time"の歌詞を書き進めていくも、徐々に男性が主人公の曲へと変わっていき、完成した曲を聴いたJermaine Dupriが「この曲はUsherが歌った方が良い」と判断して、結果的にUsherの手に渡ることに。
Usher自身は、「この曲からはMichael Jacksonの音色を沢山感じるよ。曲の雰囲気は、Michael JacksonとPaul McCartneyのデュエット・ソング"The Girl Is Mine"に似ていると思うよ」とコメント。
また、Teddy RileyがプロデュースしたHi-Five"I Like The Way (The Kissing Game)"のドラム・ビートをサンプリングするなど、話題尽くしとなった2019年のR&Bヒット・ソング。
Hi-Five
I Like The Way (The Kissing Game)
iTunes: https://apple.co/34F58kY
公開されたMVは、豪邸を舞台にプールサイドでのパーティーを演出した内容で、ラッパーSnoop Doggがシェフ役で登場し、また今回のシングルのプロデューサーでもあるJermaine DupriがDJとして登場。
更に、ヒットメイカーEric Bellingerに、Sean "Diddy" Combsの実息としても知られるラッパーKing Combsも出演しています。
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