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執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Usher|元々はメアリー・J. ブライジの曲になる予定だった"Don't Waste My Time"。

更新日:2024年10月14日


usher ella mai don't waste my time

元々はMary J. Bligeの曲になる予定だった"Don't Waste My Time"


全米シングル・チャート制したUsherの代表曲"Burn"を手掛けたことでもお馴染みの、Bryan-Michael CoxとJermaine Dupriのタッグがプロデュースを担当した"Don't Waste My Time"。


Usher

Don't Waste My Time feat. Ella Mai

全米アダルトR&Bソングス・チャートで1位を獲得したこの曲は、Usherを師と仰ぐシンガー/ソングライターVedoがソングライトを担当しており、Vedo本人が語った内容によると、この曲は当初Mary J. Bligeの曲になる予定だったとのこと。


Jermaine DupriからMary J. Bligeの楽曲制作を手伝って欲しいと相談を受けたVedoは、女性目線で"Don't Waste My Time"の歌詞を書き進めていくも、徐々に男性が主人公の曲へと変わっていき、完成した曲を聴いたJermaine Dupriがこの曲はUsherが歌った方が良いと判断して、結果的にUsherの手に渡ることに。

ちなみに、UsherはVedoの思惑とは逆に、この曲には女性の視点が必要だと感じたとのことで、"Don't Waste My Time"制作時の様子を「Billboard」のインタビューにて次のようにコメント。

「この曲が出来上がった当初、聴けば聴くほど女性の視点が必要だと思い始めたんだ。それで、セカンド・バースを女性視点の歌詞に書き直したんだ。そして、この曲にはあの子の歌声が必要だと思って、その後すぐに連絡を取ったよ。俺は彼女の歌声のファンなんだ。この曲は、俺達2人にとっても完璧な出来だったと思うよ」

Usherが惚れ込んだ女性シンガーこそ、"Boo'd Up"で一世を風靡したElla Maiで、彼女は「Rolling Stone」のインタビューにてR&Bは死んでいないし、私達はこの曲を再びメインストリームに持っていくことが出来るとコメント。


Ella Mai

Boo'd Up

Usherが絶大な信頼を寄せるJermaine Dupri, Bryan-Michael Cox, Vedoらが制作に携わった"Don't Waste My Time"は、Teddy RileyがプロデュースしたHi-Five"I Like The Way (The Kissing Game)"のドラム・ビートと、The Jacksons"Show You The Way To Go"を"サンプリングした、オールドスクールな雰囲気のスムースR&B。


当のUsher本人は、この曲からはMichael Jacksonの雰囲気を沢山感じるよ。曲の雰囲気は、Michael JacksonとPaul McCartneyのデュエット・ソング"The Girl Is Mine"に似ているんじゃないかなと解説。


Michael Jackson, Paul McCartney

The Girl is Mine

公開されたMVは、豪邸を舞台にプールサイドでのパーティーを演出した内容で、ラッパーSnoop Doggがシェフ役で登場し、また今回のシングルのプロデューサーでもあるJermaine DupriがDJとして登場。


更に、ヒットメイカーEric Bellingerに、Sean "Diddy" Combsの実息としても知られるラッパーKing Combsも出演。




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