Teddy Rileyが語る、ソロ・アルバム『BlackRock』がお蔵入りした理由。「残った人たちはコンセプトを理解していなかった」


正規リリースされなかったTeddy Rileyのソロ・アルバム『Blackrock』
'96年、「No Diggity」の大ヒットによってキャリアの頂点を迎え、セカンド・アルバム『Another Level』も大きな成功を収めたBlackstreet。
しかし、続くサード・アルバム『Finally』では前作ほどの勢いを維持できず、さらにTeddy RileyとChauncey “Black” Hannibalの対立も深まり、Blackstreetは次第に難しい局面を迎えることに。
一方、約10年間活動を休止していたGuyは再び動き始め、Teddy、Aaron Hall、Damion Hallの3人は再び集結し、2000年1月に約10年ぶりとなるアルバム『Guy III』を発表。
そしてBlackstreetとGuyという2つのグループで活動してきたTeddyは、やがてグループの枠を離れ、自身の名前で新たな音楽を追求することを決断。
その後[Virgin Records]と契約したTeddyは、初のソロ・アルバムとして『BlackRock』の制作に着手。
このアルバムは、当初2001年11月にリリースが予定されていたものの、完成したアルバムは最終的に正規リリースされることなくお蔵入り。
Teddyのソロ・アルバムは、なぜ世に出ることがなかったのか。
その理由について、「Underground Soul」のインタビューで、Teddy自身が次のように言及。
「俺を支えてくれていた音楽部門の人間が解雇されたからだよ。彼は俺を信じてくれていた人だった。残った人たちは、『BlackRock』というコンセプトを理解していなかった。それなのに、彼らは海外でリリースしようとしたり、俺がもう使わないように、音源をリークしたりしたんだ。俺はそんなことをするつもりはなかった。俺は一度プロジェクトを止めたら、それは完全に終わりなんだ。二度とリリースすることはない。でも[Virgin]は、それでもリークして、持っていたものを可能な限り流出させたり、配ったりしたんだ」
なお、Teddyは一度終了させたプロジェクトの楽曲を使い回すことはしないと語っているものの、『BlackRock』で制作された楽曲の一部は、後にBlackstreetの再結成アルバム『Level II』に収録。
「Deep」などがその代表例で、『BlackRock』というプロジェクト自体はお蔵入りとなったものの、そこで生まれた楽曲は、Blackstreetの楽曲として新たにレコーディングされ、別の形で世に送り出されることに。
Blackstreet - Deep
また、同じく『Level II』に収録された「Look In The Water」も、もともとはPharrell Williamsらと共に、初期のThe Neptunesのメンバーとして活動していたシンガー、Mike Eが歌っていた楽曲。
この曲について、Teddyは次のようにコメント。
「'Look In The Water'はMike Eの曲だったんだけど、結局リリースされなかった。Blackstreetのメンバーがこの曲をすごく気に入っていたから、『じゃあ、やろう』と言ったんだ」
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