R&B SOURCE編集部
Marques Houston▶︎▶︎メロウR&B"That Girl"は、B2Kのアルバム収録候補曲だった。
更新日:2021年12月21日

"That Girl"は、B2Kのアルバム収録候補曲だった
R&BグループImmatureのメンバーとして'90年代にデビューしたMarques Houstonは、2000年代に入るとソロ活動をスタートさせ、2003年リリースのシングル"That Girl"でソロ・デビュー(英のデビュー・シングルは"Clubbin'")。
「もし、俺があの娘を自分のものにしたいなら、俺は彼女と一緒になるよ。
でも俺が必要なのはあの娘じゃない。彼女は素敵だけど、彼女が何をしてもお前以上の存在にはなれない」
「彼女がいつつも他の女の子が気になり、それでも本命はお前だけ」という内容を歌った1曲。
2000年代のR&Bシーンを代表するスムースR&Bの傑作でしたが、実はこの"That Girl"はB2Kのアルバム収録候補曲だったとのこと。
Marques Houston
That Girl
iTunes: https://apple.co/3wvW9yr
Ne-YoでもB2Kでもなく、最終的にMarques Houstonの曲になった"That Girl"
"That Girl"は、デビュー前のNe-Yoがソングライターとして制作に参加した楽曲ですが、当時[Columbia Records]と契約していたNe-Yo本人がこの"That Girl"でデビューする予定だったというのは有名な話。
しかし、[Columbia Records]時代はNe-Yoの才能が開花せず、Ne-Yoが歌う"That Girl"のデモ音源は残されたものの、結局Ne-Yo名義でのリリースは白紙に。
Ne-Yo
That Girl
Ne-Yoの手から離れた"That Girl"は、その後B2Kが歌うという計画があったとのことで、B2Kのアルバム収録候補曲に選ばれたものの、結局B2Kのアルバムにフィットしないということで、こちらの計画も白紙に。
最終的に、"That Girl"を気に入ったというMarques Houstonが歌うこととなり、後にMarques Houston自身も「とてもラッキーだった」と語っています。
結果的に、"That Girl"は全米シングル・チャート最高63位という記録を残し、また"That Girl"を収録したMarques Houstonのデビュー・アルバム『MH』は、全米アルバム・チャート最高18位という記録を残しました。
Marques Houston
MH
iTunes: https://apple.co/2XzD7uQ
