Blackstreet加入前のMark Middletonが在籍。Brik Citiの「Say U Like」は、Teddy Rileyらに続く「次世代の有力プロデューサー」が手がけた隠れたNew Jack Swing。


Blackstreet加入前のMark Middletonが在籍していたBrik Citi
Teddy Riley、Chauncey “Black” Hannibal、Dave Hollister、Levi Littleの4人で、’94年にデビューしたBlackstreet。
その2年後の’96年、DaveとLeviの2人がグループを脱退し、新メンバーとしてEric WilliamsとMark Middletonを迎えて、セカンド・アルバム『Another Level』をリリース。
Blackstreet - Another Level
このアルバムには、グループ最大のヒット曲となった「No Diggity feat. Dr. Dre & Queen Pen」を筆頭に、「Don’t Leave Me」「Fix」などを収録し、全米R&Bアルバム・チャートで5週連続1位を獲得し、Blackstreetの名前を世界中に広めることに。
そんなBlackstreetの成功に貢献した新メンバー、Mark Middleton。
実は彼、Blackstreetに加入する以前からすでに別のグループで活動しており、そのグループが[Motown Records]からデビューしたBrik Citi。
彼らは、Blackstreetのデビューと同じ'94年にアルバム『Between A Rock And A Hard Place』をリリース。
大きな商業的成功には至らなかったものの、Markを筆頭に、彼らの美しいコーラスが堪能できる、知る人ぞ知る隠れた名盤。
Brik Citi - Between A Rock And A Hard Place
当時のレーベルメイトであり、レーベルの看板アーティストだったBoyz II Menを思わせるような、正統派のスロウ・ジャムがアルバムの大半を占める中、今なおR&BファンやDJの間で語り継がれる1曲が「Say U Like」
'94年といえば、'80年代後半から'90年代前半にかけて一世を風靡した「ニュー・ジャック・スウィング」が次第に勢いを弱め、ヒップホップの影響をより強く取り入れた「ヒップホップ・ソウル」がR&Bシーンの中心へと移りつつあった、まさにR&Bのサウンドが大きく変化していた時期。
そんな時代に登場した「Say U Like」は、まるでその流れに逆らうかのように、ニュー・ジャック・スウィングならではの跳ねるビートと、Markの力強くソウルフルなボーカルを前面に押し出した1曲。
Brik Citi - Say U Like
この曲のプロデュースを担当したのはJ. Dibbs。
今でこそあまり名前を聞かないものの、Joe「I’m In Luv」を手がけたことでも知られる彼を、当時の「Billboard」は次のように絶賛。
「Sean "Puffy" Combs、Dallas Austin、Jermaine Dupri、Teddy Rileyといったニュー・ジャックス・ウィング系のプロデューサーたちが、今や音楽業界に欠かせない存在となったことで、レコード会社の幹部やアーティストたちは、次なる注目株となるプロデューサーたちを探し始めている。その筆頭候補として名前が挙がっている才能あるプロデューサーたちには、Chucky Thompson、Keith Crouch、J. Dibbs、Angie Stone、そしてD'Angeloがいる」



































