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最新作にして過去最高傑作。大人の魅力を凝縮して、After 7が華麗にR&Bシーンへカムバック。
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ヴェテランR&BグループAfter 7が、'95年作『Reflections』以来となる約20年振りのアルバム『Timeless』をリリース。
After 7はシンガー/ソングライターBabyfaceのバックアップにより、Babyfaceの実兄弟にあたりソロ・デビューも果たしているKevon Edmonds, Kevon Edmondsの兄であるMelvin Edmonds, そしてKeith Mitchelの3人編成で'89年に『After 7』でデビュー。Babyface & L.A. Reidのタッグが手がけしたシングル曲"Can't Stop"が全米シングル・チャート最高6位、"Ready or Not"が最高7位と大健闘。アルバム自体も全米アルバム・チャート最高35位を記録し、プラチナ・ディスクを獲得しました。
'92年には、当時TLC『Ooooooohhh... On the TLC Tip』の主要曲を手がけて勢いに乗っていたDallas Austinを迎え、ニュー・ジャック・スウィングにアプローチしたセカンド・アルバム『Takin' My Time』をリリースし、'95年には当時デビュー・アルバム『Bonafide』をリリースしたばかりのJon B.を制作メンバーに迎え、サード・アルバム『Reflections』をリリース。デビューから約6年間の間に3枚のアルバムをリリースしました。
『Reflections』リリース以降は徐々に活動が縮小しましたが、'00年代に入るとMelvin Edmondsの代わりに彼の息子であるJason EdmondsがAfter 7のメンバーに加わりグループは再始動。'15年にBabyfaceと彼の側近Darryl Simmonsがプロデュースした、'90年代の質感を上品に再現したエモーショナルなメロディがあまりにも美しすぎた"I Want You"がリリースされ、同曲はBabyfaceのアルバム『Return of the Tender Lover』にAfter 7が客演参加という形で収録されました。
今回のアルバムは、『Reflections』以来となるAfter 7の通算4枚目のスタジオ・アルバム。オリジナル・メンバー3人に加え、Jason Edmondsが参加した4人体制となり、シングル曲"I Want You"、MV公開曲の"Let Me Know"を含む全10曲を収録。冒頭に収録された"I Want You"タイプの夢心地のアーバン・ソウル"Runnin' Out"から、アルバム・タイトル名の通り時代を選ばないAfter 7節のアダルトで都会的なナンバーが流れるように続きます。
最新作にして過去最高傑作。そう称しても過言ではないほどの、鮮やかな復活劇でした。
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