あの有名バーガー・チェーンで結成
Silk
Keith Sweatのサポートを受け、'93年リリースのシングル"Freak Me"で全米シングル・チャート1位を達成し男性R&BグループSilk。
彼らが結成した場所は、あの有名ハンバーガー・チェーンだったと、メンバーのJohn Johnが「YouKnowIGotSoul.com」のインタビューでコメント。
「グループはマクドナルドで結成されたんだ、これは本当の話だよ。Delvis Grahamという人物がいて、彼はもうSilkのメンバーではないけど、グループのメンバーの従兄弟なんだ。彼はアトランタのダウンタウンにあるマクドナルドのマネージャーを務めていて、俺は当時15歳か16歳で、仕事を探しにマクドナルドに行ったんだ。そこで店を閉める仕事を任されて、毎晩掃除をしながら歌っていた。グループ結成当初のマネージャーが俺の歌を聴いて『グループで歌いたいって考えたことはあるか?』と聞いていたんだけど、そんなことを考えたことはなく、でもやってみたいと思った。それでDelvis Grahamが、彼の従兄弟であるJimmy Gatesを紹介してくれて、彼は今でもSilkのメンバーさ」
結成当初は3人組で、この時はまだ「Silk」というグループ名ではなく、「Three to Go」か「Three the Hard Way」というグループ名にしようと考えていたとのこと。
しかし、ある男性から「ハーモニーがスムースで非常に良い、シルクはスムースだから、何で『Silk』にしないんだ?」と言われ、この言葉が決め手となりSilkというグループ名ににしたそうで、彼らを成功に導いたのが、当時既にトップR&Bシンガーの1人になっていたKeith Sweat。
SilkのメンバーとKeith Sweatとの出会いは、SilkのメンバーTim "Timzo" Cameronの兄弟が家具会社で働いており、彼がKeith Sweatのマネージャーの家に家具を配達していたことから、この時マネージャーにSilkを売り込んだことがきっかけ。
マネージャーからは、「Keithがバーベキューをする日に彼らを連れてきて、そこでKeithが彼らを気に入れば何か一緒に出来るかもしれない」と言われ、Silkのメンバーはスーツを着てKeith Sweatのバーベキューに行くことに。
しかし、Keith Sweatはあまりにも人気があったことからSilkのメンバーは怖気付き、Keith Sweatの前ではなく地下室で歌ってみたところ、Silkの歌声を上で聴いていたKeith Sweatが地下室へ降りてきて、Silkの歌唱力を絶賛。
そんなKeith SweatがSilkのデビューを全面的にサポートし、彼らが'92年に発表したデビュー・アルバム『Lose Control』はこれまでに200万枚以上を売り上げ、全米アルバム・チャートも最高7位を記録した大ヒット・アルバムとなりました。
Silk
Freak Me
iTunes: https://apple.co/3jkQdoK
VIP席でMJの伝説のライブを観戦
Amber Mark
ドイツ人の母を持つAmber Markは、幼少期の頃に世界各地を転々としていた生活を送っており、17歳の時に現在拠点である米ニューヨークに移住するまで、以下の都市で生活したとのこと。
・ベルリン (ドイツ)
・ミュンヘン (ドイツ)
・デリー (インド)
・ネパール
そんな彼女の母はMichael Jacksonの大ファンだったことから、Amber Markがまだ3歳だった時の'97年に、Michael Jacksonがドイツのミュンヘンで行なった、あのDVD化もされた伝説のライブ「Michael Jackson History World Tour Live in Munich 1997」を観に行っており、しかもこのライブをなんとVIP席で見ていたとのことで、当時の様子を「Passion of the Weiss」の記事で次のようにコメント。
「どういうわけかVIPに入って、Boris Becker(テニス選手)の隣でライブを見たわ。とても感動的で、子供の頃はMichael Jacksonに夢中だった」
大のレトロ・ゲーム好き
Jacquees
メジャー・デビュー・アルバム『4275』に収録された"B.E.D."が、キャリアで初めて全米シングル・チャートTOP100入りを果たし、この曲がきっかけでR&Bスターの仲間入りを果たしたJacquees。
Jacquees
B.E.D.
iTunes: https://apple.co/3iSxiAs
そんな彼のプライベートの姿を、Netflixのドキュメンタリー・シリーズ「ゴージャス・ショッピング: ロサンゼルス」のカメラが追っており、この番組内でJacqueesは大好きだというビデオ・ゲームを扱うショップへ向かうことに。
「ゴージャス・ショッピング: ロサンゼルス」とは、その名の通りアーティストやスポーツ選手達が、米ロサンゼルスで豪快にショッピングをする模様を追ったドキュメンタリー・シリーズ。
Jacqueesは映像が美しい最新のオンライン・ゲームではなく、SEGAの「ジェネシス」や任天堂の初期のゲーム機といった、'80年代〜'90年代のレトロ・ゲームが好みのようで、特に'84年に任天堂がファミリー・コンピューター用に発売したガン・シューティング・ゲーム「ダックハント」がお気に入りの様子。
過去の名曲を度々サンプリングし、レトロな曲へのリスペクトを持ち続けるJacqueesのインスピレーション源は、愛するレトロ・ゲームなのかもしれないですね。
「ブラックストリート大通り」が誕生
Blackstreet
Teddy RileyとChauncey Hannibalを中心に結成され、'90年代に活躍したR&BグループBlackstreet。
彼らの功績を称え、2023年7月に彼らの出身地である米ニュージャージー州パターソンにある、プレジデンシャル大通りの一区画が、「ブラックストリート大通り(Blackstreet Boulevard)」に改名。
この歴史的出来事に対し、BlackstreetのメンバーはSNSで次のようにコメント。
「この瞬間の喜びは言葉では言い表せない。俺達が育った街に、俺達に功績を称えた通りが作られるなんて、子供の頃には想像もできなかったことだ」
"Miyazaki"に込めた意味とは?
Gallant
UsherやMaxwellに例えられる美しいファルセット・ボイスを持つR&BシンガーGallantが、2016年に発表したデビュー・アルバム『Ology』に収録された"Miyazaki"。
Miyazaki
Gallant
iTunes: https://apple.co/3otEaXU
Gallantらしい静寂な世界観が心地良いアンビエントR&Bで、この曲は'90年代に活躍したR&BデュオGroove Theoryの名曲"Tell Me"をサンプリングしたことでも注目を集めた1曲。
Tell Me
Groove Theory
iTunes: https://apple.co/3Ln0lJ8
しかし、何より気になるのがこの"Miyazaki"という曲名。
日本の「宮崎」をそのままローマ字表記したもので、この曲名はスタジオジブリの宮崎駿にインスパイアされてつけられたとのこと。
Gallantは大の宮崎駿ファンで、Gallantが定期的に主催するパーティーでは宮崎作品を必ず1本観ることが習慣化されているようで、特にお気に入りの作品は「千と千尋の神隠し」だそうです。
宮崎駿以外にも様々な日本文化に影響を受けているというGallantは、2021年のアルバム『Neptune』に収録された"Julie."で、竹内まりや"Plastic Love"のイントロ部分をサンプリング。
Julie.
Gallant
iTunes: https://apple.co/33RVdf1
当初のアーティスト名はGoGo
Ne-Yo
高校時代、Envyというグループに所属していたNe-Yoは、当時「GoGo」というアーティスト名で活動。
Envyはトップ・アーティストへの登竜門として知られるアポロ・シアターの「アマチュア・ナイト」に出場。
ちなみにNe-Yoの本名はShaffer Chimere Smithで、Ne-Yoというアーティスト名は、映画「Matrix」の登場人物Neoが由来で、「Neo(ネオ)がマトリックスの世界を見ているような感覚で音楽をやっているんだな」と、友人から言われたことが直接のキッカケ。
権利上のこともあり、「Neo」ではなく表記を「Ne-Yo」と変更したとのこと。
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