R&B SOURCE編集部
T-Pain▶︎▶︎若手アーティスト達にキレる。「音楽の為に何か違うことをやれよ」

「音楽の為に何か違うことをやれよ」
T-Painが、自身のポッドキャスト「Nappy Boy Radio」にて、若手アーティスト達に次のように苦言。
「他とは違うことをやれよ。
音楽の為に何か違うことをやれよ。
お前らがやっていることは、他の誰かがもやっているんだよ。
Lil Uzi Vertがもうやってるし、他にもLil Baby, DaBabyらがもうやってるじゃねえか。
周りと同じことをやるなよ、それが俺達の望みだ。
ゴミみたいな曲を俺に送ってくるなよ、それで俺が気に入らないからってキレてるんじゃねえ。
以上」

以前、友人のUsherに「お前が音楽をダメにした」と言われ、一時はうつ病を患うほど精神的にどん底まで落ちていたT-Pain。
Usherの主張は、それまで表に出すことがタブーとされていた音声を矯正するソフト「オートチューン」をT-Painが全面的に使用したことに対するバッシングで、しかしT-Painはあくまで個性を表現する為の手段としてオートチューンを活用したまで。
関連記事: オートチューンを流行らせたT-Painが、音楽をダメにしたのか?
音楽シーンで生き残る為、そして音楽シーンを進化させる為に、オートチューンというパンドラの箱を開けてしまい、栄光と挫折の両方を経験することになったT-Painでしたが、そんな彼の主張に賛同したのがDr. Dreで、自身のインスタグラムに次のようにコメントを残しています。
「T-Painにエールを送るよ。
爆笑したけど、彼の意見は正しい」

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