- R&B SOURCE編集部
R. Kelly▶︎▶︎バスケットボールを愛するR. ケリー。果たしてその実力は?

プロのバスケ選手を目指していたR. Kelly
バスケットボール界の神様と呼ばれるMichael Jordanが在籍していたNBAプロ・バスケットボール・リーグのChicago Bulls。
そんなChicago Bullsが本拠地を構える米イリノイ州シカゴ出身のR. Kellyは、学生の頃は音楽家ではなくプロのバスケットボール選手に本気でなろうと思っていたくらい、バスケットボールのスキルに自信を持っていたそうです。
R. Kellyの身長は185cm。
プロ・バスケットボール選手の体格としては小柄ですが、それでも十分にプロとしてやっていける背丈。
そんなR. Kellyが若い頃にバスケットボールをプレイしている映像が残っていないのかと色々と見ていたら、ありました。
鋭いR. Kellyのドライヴ
若かりし頃のR. Kellyがバスケットボールをプレイしている動画はあまり見かけませんが、R. Kellyが'94年に発表したシングル"Summer Bunnies"のMVに、貴重なR. Kellyのプレーが映っていました。
この曲は、全米シングル・チャート最高55位を記録し、デビューしたばかりのAaliyahがバック・ヴォーカルで参加したことでも話題となった1曲でした。
この曲のMVの冒頭、ほんの僅かですがR. Kellyが左サイドに鋭いドライヴを決めてスコアするシーンが映っていますが、この切れ味鋭いドライヴを見るだけで、若い頃の実力は相当のものだったと伺えますね。
この時、R. Kellyの年齢は20代後半でした。
R. Kelly
Summer Bunnies (Contest Remix)
R. Kellyは、Michael Jordanに1オン1の勝負を挑んでいた
ちなみに、R. Kellyはシカゴの街で偶然出会ったMichael Jordanに1オン1を申し出たことがあったそうで、R. Kellyはかなり自信満々で挑んだそうですが、Michael Jordanが30ゴール以上決めた中、R. Kellyは僅か1ゴールしか奪えなかったそうです。
それでもあのMichael Jordan相手に1ゴールでもスコア出来たことは凄いことですよね。
そんなR. Kellyは、Michael Jordan主演のバスケットボール映画「Space Jam」のサウンドトラックに"I Believe I Can Fly"を提供。
この曲はグラミー賞で3部門を受賞するという快挙を達成し、R. Kellyの代表曲の1つとして今なお多くのファンに愛されていますね。
この曲には素敵なエピソードがあり、この"I Believe I Can Fly"がまだ曲名も歌詞も決まっていない時、ツアー先のロビーに置いてあったピアノでこの完成前の"I Believe I Can Fly"演奏していると、そこに現れたのがたまたまツアーで同じ滞在先に泊まっていたラッパーのThe Notorious B.I.G.。
「今の曲はなんだ?もう一度聴かせてくれ」とR. Kellyに頼んだThe Notorious B.I.G.。
ハードコアなラッパーであるThe Notorious B.I.G.にとっては柔らかすぎる曲調にも関わらず、この曲を聴いたThe Notorious B.I.G.の顔には、感動のあまりに涙が溢れていたとか。
R. Kelly (R・ケリー)
I Believe I Can Fly
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