R&B SOURCE編集部
Usher▶︎▶︎キャリア初の全米シングル・チャート制覇曲。"Nice & Slow"のサンプリング/カバー曲 9選。

キャリアで初めて全米シングル・チャートを制した"Nice & Slow"
Usherの為に用意されていた"Can We Talk"がTevin Campbellの手に渡ってしまったり、BabyfaceとL.A. Reidの確執が噂れていた時期というバッド・タイミングもあってか、期待以上の結果を残せなかったデビュー・アルバムから激変し、Usherの本当のキャリアはここから始まったと言っても過言ではない'97年リリースのセカンド・アルバム『My Way』
My Way
Usher
iTunes: https://apple.co/3HOO8uU

Usherのデビュー・アルバムは全米アルバム・チャート最高167位という結果に対し、セカンド・アルバム『My Way』は同チャート最高4位と大飛躍。
そんな『My Way』からシングルカットされた"Nice & Slow"は、同アルバムのメイン・プロデュースを担当したJermaine Dupriが制作を担当し、Jagged EdgeのメンバーBrian Caseyもソングライターで参加。
またバック・ボーカルはJagged Edgeが担当しています。
Nice & Slow
Usher
iTunes: https://apple.co/3HOO8uU
「Complex」のインタビューにて、Usherは"Nice & Slow"のレコーディング時を次のように振り返っています。
「クールな曲を作りたかったんだ。恋愛についての歌を作ることにフォーカスしたわけじゃない。『最もクールな男になりたい』っていう感じだったよ。もし、あなたが部屋で最もクールな男性ではないとしても、この曲を聴けば超クールな気分になれると思ったんだ。そして、この曲にはStevie WonderやLuther Vandrossのような、タイムレスな要素があったよ」
また、Usherの才能を開花させたと言っても過言ではないJermaine Dupriは、「世界をノックアウトさせるバラードが必要だ」という意気込みで"Nice & Slow"を制作していたようで、Jermaine Dupriの思惑通り、Usherはこの曲でキャリア初となる全米シングル・チャート1位という快挙を達成し、また1998年のビルボード年間シングル・チャートでも9位にランクインするなど、Usherがスーパースターへのキャリアを歩み始める大きなきっかけとなった1曲でした。
Billboard Year-End Hot 100 singles of 1998
1. Too Close - Next
2. The Boy Is Mine - Brandy and Monica
3. You're Still the One - Shania Twain
4. Truly Madly Deeply - Savage Garden
5. How Do I Live - LeAnn Rimes
6. Together Again - Janet
7. All My Life - K-Ci & JoJo
8. Candle in the Wind 1997" / "Something About the Way You Look Tonight - Elton John
9. Nice & Slow - Usher
10. I Don't Want to Wait - Paula Cole
「静かで良い場所に連れて行ってあげる。
邪魔する人は誰もいないよ、だから焦らないで。
ゆっくり君と愛し合いたい。
ベイビー、俺と何がしたいか教えてよ?」
当時20歳だったUsherが、セクシー&ロマンティックに歌うスロウ・バラードの名曲"Nice & Slow"。
今回は、Usherがキャリアで初めて全米チャートを制したNice & Slow"のサンプリング/カバー曲をセレクトしました。
1. dvsn
Between Us feat. Snoh Aalegra
iTunes: https://apple.co/3kfiGLi
2. G.No
Nice and Slow
iTunes: https://apple.co/3D6mjfb
3. 11:11
11:11PM
iTunes: https://apple.co/3zgqNha