R&B SOURCE編集部
- 2021年12月30日

韓国R&B▶︎▶︎New Jack Swingが熱いのは韓国。極上のKorean NJS 19選。

NJS生みの親Teddy Rileyも進出した韓国のR&Bシーン

韓国の音楽業界は韓国政府から巨額の支援を受け、国家プロジェクトとして外貨獲得を目指して邁進し続けたのがこの約20年間。

韓国通貨危機と言った社会背景がその1つのきっかけでしたが、結果的に政府の戦略も見事にハマり、BTSが全米シングル・チャートを韓国人アーティストとして初めて制するなど、韓国音楽は世界の「K-POP」となり、ビジュアル面も含めクオリティありきの音楽として世界中で受け入れられていきました。

マーケットを世界へと拡大することに成功したK-POP, 当然世界のトップ・プロデューサー達が韓国人アーティスト達との共演を熱望し、Bruno Mars"24K Magic"を手がけたことでも知られるプロデューサー・チームThe StereotypesがRed Velvetの"Bad Boy"を手がけるなど、米韓のコラボレーションによって生じるケミストリーに世界中のファンが熱狂する中、ニュー・ジャック・スウィングの生みの親であるTeddy Rileyが一時期韓国に移住し、韓国のアーティスト達をプロデュースしたことも話題となりました。

ニュー・ジャック・スウィングとは、'80年代後半〜'90年代前半にかけて世界中で大流行したR&Bのサブ・ジャンルで、かのMichael Jacksonもアルバム『Dangerous』にてニュー・ジャック・スウィングを取り入れて世界的大ヒットを記録し、『Dangerous』のメイン・プロデュースを担当したのがTeddy Rileyでした。

関連記事: 永久保存版。時代を創ったNew Jack Swingの名曲特集。

Michael Jackson

Remember the Time

iTunes: https://apple.co/3jV5r29

また、ニュー・ジャック・スウィングが生誕から約30年を迎えた2018年に、Bruno Marsがニュー・ジャック・スウィングのスタイルを再現したシングル"Finesse (Remix) feat. Cardi B"を発表し、ニュー・ジャック・スウィングの再ブームが到来(ちなみにTeddy RileyとBruno Marsは、同じ10月8日生まれ)。