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  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Kehlani▶︎▶︎ホームレスからグラミー・アーティストにのし上がったR&B界のカリスマ。ケラーニのベスト・ソング 23選。


メジャー・デビュー前から各所で大絶賛されたR&B界のカリスマKehlani

2014年、最も見過ごされた作品(Complex誌)

これから大ブレイク間違いなしのR&Bアーティスト(Vice誌)

今年最初の傑作R&Bアルバム(Billboard)

2015年に知っておくべき新人10人(Rolling Stone誌)


これらは全てKehlaniのメジャー・デビュー前に彼女を絶賛した記事。


KehlaniことKehlani Ashley Parrishは、En Vogue, Keyshia Cole, Raphael Saadiqの出身地として知られる米カリフォルニア州オークランド出身のR&Bシンガー/ソングライター。


実父はKehlaniが生まれて数ヶ月後に他界し、実母は薬物依存に陥るという壮絶な環境下に置かれたKehlaniは、ソロ・デビュー前にTony! Toni! Tone!のメンバーとして知られるDwayne WigginsがプロデュースしたグループPoplyfeのメンバーとして活動。



このPoplyfeは、Kehlaniが通っていたオークランドの芸術学校「Oakland School for the Arts」の生徒達で結成され、Dwayne Wigginsの実息Dylan Wiggins, Jaden WigginsもPoplyfeのメンバーでした。

Poplyfeは、2011年に開催された人気オーディション番組「America's Got Talent (Season 6)」に出場し決勝まで進出。


残念ながら優勝を逃したPoplyfeでしたが、審査員のPiers Morganから君は才能があるからグループにいる必要はないと言われたというKehlani。


「America's Got Talent (Season 6)」出場後にPoplyfeから去る決断をしたKehlaniは、いくつかの管理上および権利上の関係で、Poplyfeのマネージメントから訴えられることを避ける為に音楽活動を休止し、約半年の間ホームレス状態に(最終的にPoplyfeは2012年に解散)。


しかし、「America's Got Talent」で知り合ったNick CannonがKehlaniに支援の手を差し伸べて、Kehlaniをラップ・グループへ誘い、当初はKehlaniもグループへの加入を同意していたものの、グループの方向性が気に入らずこのオファーを断り、再びホームレス生活へと戻ったKehlaniは、盗んだiPhoneを販売したり、スーパーマーケットから食料品を盗んで生き延びていたとのこと。


そんなどん底のホームレス生活を送っていた最中、KehlaniがSoundCloudに"ANTISUMMERLUV"という楽曲を2013年に公開。


この曲が、事実上Kehlani名義で発表された1番最初の楽曲となりました。


ANTISUMMERLUV

Kehlani

この曲を聴いたNick CannonがKehlaniに電話し、Kehlaniのソロ活動をサポートする為にNick Cannonがアパートを購入し、Kehlaniは遂にソロ活動をスタート。


そして2014年に自主リリースしたミックステープ『Cloud19』が各所で絶賛され、翌2015年に発表されたミックステープ『You Should Be Here』が第58回グラミー賞「Best Urban Contemporary Album」にノミネートされるなど、メジャー・デビュー前からその才能が瞬く間に開花したKehlani。


Cloud 19

Kehlani

Nick Cannonのサポートを受けてスタートさせた自主活動での実績が身を結び、2015年に名門[Atlantic Records]とメジャー契約したKehlaniは、2017年には待望のメジャー・デビュー・アルバム『SweetSexySavage』を発表し、同アルバムに収録された"Distraction"が第60回グラミー賞「Best R&B Performance」にノミネートされるなど、現在のR&Bシーンに欠かせないR&Bスターへと成長しました。


SweetSexySavage

Kehlani

抜群の作詞作曲能力、他と一線を画するカリスマ的オーラを纏ったルックス、そして聴く人を虜にするキュートで心地良い歌声。


Kehlaniなくして今のR&Bシーンは存在しえない、R&B界のカリスマですね。


今回は、日本にも多くのファンを持つKehlaniの注目曲をピックアップしてました。

 

1. Nights Like This feat. Ty Dolla $ign (2019)

Kehlani

Tinashe"Flame"を手掛けたSir Nolanがプロデュース。


全米シングル・チャート最高67位を記録。

 

2. Honey (2017)

Kehlani

Trey Songz"Slow Motion"を手掛けたGeoffro Causeがプロデュース。


ギターのループが心地良いアコースティック・スロウ。

 

Kehlani

Justin Bieberと共演した'90年代R&B風のメロウ・ビーツ。


Doja Cat"Kiss Me More feat. SZA"を手掛けたRogét Chahayedがプロデュース。

 

4. FWU (2014)

Kehlani

メジャー・デビュー前に発表したミックステープ『Cloud 19』に収録。


H.E.R."Could've Been"を手掛けたSwagg R’Celiousがプロデュース。

 

5. Keep On (2017)

Kehlani

メジャー・デビュー・アルバム『SweetSexySave』に収録。


日本デビューしているAugust Rigoと、Justin Bieber"Get Me feat. Kehlani"を手掛けたJahaan Sweetの2人がプロデュース。

 

6. All Me feat. Keyshia Cole (2019)

Kehlani

同郷オークランドのレジェンドKeyshia Coleとの共演曲。


米西海岸のヒップホップ・クルーThe HBK GangのメンバーP-Loがプロデュース。



7. Love Lauguage (2019)

Kehlani

ラッパーKYLEとKehlaniの共演曲"Playinwitme"を手掛けたM-Phazesがプロデュース。


2019年リリースのミックステープ『While We Wait』に収録。

 

8. Morning Glory (2019)

Kehlani

"Love Language"と同じ『While We Wait』に収録されたメロウR&B。


Usher"Good Kisser"を手掛けたOAKがプロデュース。

 

9. Everybody Business (2020)

Kehlani

コロナパンデミックの最中だった2020年5月リリースのアルバム『It Was Good Until It Wasn't』に収録。


公開されたMVは、密を避ける為に自宅で撮影したとのこと。

 


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