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  • R&B SOURCE編集部

Eric Bellinger▶︎▶︎「R&Bはもっとシルキーだった」ヒットメイカーが語る、R&Bに対する危機感とは?


責任はアーティストだけじゃない

Chris Brown"Fine China"、Usher"Lemme See feat. Rick Ross"などを手がけたソングライターとして知られ、また自身もマイクを握りアーティストとしても活動するEric Bellinger。


表と裏、このバランスを絶妙に保ちながら音楽シーンをサヴァイヴし続ける絶対的実力者の1人ですが、そんな彼がエンターテインメント・カルチャー・サイト「UPROXX」のインタビューにて、今のR&Bについて持論を語っています。


素晴らしいR&Bは沢山あると思うけれど、現時点でそれらを素晴らしい物にするためには、アーティストの力というよりそこにある権力に本当にかかっていると思う。


メディアやレーベルなど、様々な予算にコントロールされているんだ。


ラジオは、R&Bの曲が全てアップテンポだからと言って曲を流したりしないけど、シーン全体としては曲調がアップテンポ気味になっていて、バラードや本当の歌はラジオに居場所がない。


全てのテレビ局にも同じ事が言えて、『106 & Park』(米BETで放送されていたヒップホップ/R&Bの人気番組、2014年に放送終了)があった時みたいに、 R&Bアーティストがブレイクするキッカケを作っていた舞台が無くなってしまった。


素晴らしい音楽は沢山あると思うから、全てアーティストのせいにはしない。R&Bは1つの文化として、もっと団結しなければいけないと思うし、ジャンルとして分裂してしまっていると思う。


でも、リスナーの為にR&Bを素晴らしい物にするには、レーベルやブログ、そして業界の上層部にも大きな責任があると思う


Chris Brown (クリス・ブラウン)

Fine China

R&Bはもっとシルキーでスムースだった

インタビュアーの「BETで『Midnight Love』(1985年から2005年まで放送されていたR&Bのスロウ・バラードに特化した番組)が終わった後、R&Bが下火になった」という指摘に、Eric Bellingerは以下のように答えています。


トラップ・サウンドが増え始めて、ベッドルームのプレイリストにLil Uzi VertやFutureと言ったラッパーの楽曲が見え始めて、世の女性達はトラップにハマり始めた。


次第にスムースなグルーヴは必要とされなくなり、みんなハードになりたがり、みんな激しい感じになりたがった。


R&Bのコミュニティがヒットしてきた理由は「スムースなテイスト」という要素が強かったから、シーン全体が打撃を受けたような感じになった。女性達はバッド・ボーイにのめり込んでいったしね。


だから俺は音楽に忠実であろうとした。愛に忠実でいる事、心に忠実でいる事、1人の女性について歌う事、そして女性を称える事。それが本当の音楽だと思う。


バッド・ボーイ風に「地元の女の子とファックしてる」 というような歌が浸透しているけど、それはとても無礼だと思うし、それなら俺は最後までこの流れに抵抗している方がいい。


R&Bはもっとシルキーでスムースだった、そうだろ?


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