- Shintaro Nishizaki
En Vogueが、ニュー・アルバム『Electric Cafe』をリリース。'90年代本格リヴァイヴァルを後押しする重要作。
'90年代にデビューし、他を寄せ付けないゴージャスな雰囲気でファンを魅了したEn Vogue。'90年代リヴァイヴァルが表面化してきた今、このアルバムがその流れを更に後押ししそうです。
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"Hold On"、"Free Your Mind"のヒットで知られるEn Vogueが、ニュー・アルバム『Electric Cafe』をリリースした。
En Vogueは、'89年に米カリフォルニア州オークランドにて結成。洗練されたサウンドと、ゴージャスなスタイルを目指すという意味を込めて、ファッション雑誌「Vogue」から命名された'90年代のR&Bシーンを代表するフィメール・グループだ。
グループ結成時のメンバーはCindy Herron、Terry Ellis、Maxine Jones、Lucy Pearlのメンバーとしても活動したDawn Robinsonの4人。今日に至るまで、メンバーの脱退や復帰が繰り返されたが、現在はMaxine、Dawnの2人はグループを離れ、現在はCindy、Terryと、'01年にRodney JerkinsのバックアップでEpicからアルバム・デビューを果たしているRhona Bennettがメンバーへと加わり、3人の新体制となっている。
'04年作『Soul Flower』のリリースを最後に、 アルバム・リリースから遠ざかっていたが、昨年の'16年にシングル"Deja Vu"のリリースを皮切りに、Raphael Saadiqプロデュースの"I'm Good"、Snoop Doggを迎えた"Have A Seat"、Ne-Yoが作詞を手がけた"Rocket"と立て続けにシングルを発表。当初は'17年夏にリリースが予定されていた本アルバムだったが、'18年4月6日に正式にリリースされることとなった。製作陣には、En Vogueキャリア初期の楽曲"Lies"、"Give It Up, Turn It Loose"、"Free Your Mind"などを手がけたFoster & McElroy、Janet Jackson『Unbreakable』の主要曲を手がけたDem Jointzらが参加。
[eOne Entertainment]からリリースされる『Electric Cafe』は、En Vogue通算7枚目のスタジオ・アルバムとなる。アルバム・リリース後に欧州ツアーも予定されているとのこと。
112、Xscap3、Bell Biv Devoeなどと並び、'90年代R&Bの本格リヴァイヴァルを後押しする、嬉しい復帰作。
1. Blue Skies
2. Déjà Vu
3. Rocket
4. Reach 4 Me
5. Electric Cafe
6. Life
7. Love The Way
8. Oceans Deep
9. Have A Seat feat. Snoop Dogg
10. I’m Good
11. So Serious
12. Have A Seat (No-Rap Version) [Bonus Track]
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