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  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

Average Guyz▶︎▶︎6桁の値を付けた鬼レアR&Bアルバム。『First Come First Served』はナゼ桁違いに高額なのか?


average guyz first come first served
R&B作品の中で最もレアなアルバム

YouTube, iTMS, Spotifyなど、様々な音楽プラットフォームが整備された恩恵で、世界中の音楽をいつでもどこでも誰でも楽しめる時代。


誰にでも平等に音楽がシェアされる今の時代において、希少価値の高い音源、いわゆる「レア音源」という言葉自体が宙に浮いた表現かもしれませんが、CDやレコードで音楽を聴いていた一昔前の時代では、通常のルートでは手に入らないような貴重な音源も無数に存在し、聴きたくても聴けないという半ば悔しさも滲むようなやるせない状況というのは、熱心な音楽リスナーでなくとも一度は体験したことのある、ごく当たり前の光景でした。


希少価値の度合いは作品によってマチマチですが、R&Bというジャンルにおいて「最も入手が難しく、希少価値の高い作品はどれ?」と気になるところですが、最もレアな作品とされている1つが、R&BグループAverage Guyzが残した『First Come First Served』というアルバム。


国内某ネット・オークションにて、驚異の6桁の値がついたR&B史に残るレア盤の最高峰。


その落札価格は、最高値で20万円とか30万円とか。


Average Guyz

You Got It

『First Come First Served』はナゼ桁違いに高額なのか?

Average Guyzは、'91年に米ヴァージニア州ヴァージニア・ビーチにて結成された3人組のR&Bグループ。


後にソロ・デビューすることとなるJ. Redが在籍していたことでも知られるこのグループは、'95年にアルバム『First Come First Served』をインディーズ・レーベルからリリース。


『First Come First Served』が中古市場でナゼ桁違いの高額で取引されているかと言うと、当時の所属レーベルからアルバムが満足に流通されず、委託販売と手売りのみで終わってしまい、一般の小売店などでは入手出来なかったことが高額になってしまった最大の理由。


メンバーのJ. Redによると、地元ヴァージニアを中心に手売りベースで約1,500枚ほどの実売にとどまったそうです。


しかし、世の中にはインディーズからリリースされ、少量のみのセールスで終わるアルバムも無数に存在するので、『First Come First Served』だけ異常に価格が高騰した理由は他にもあるはず。


実はこのアルバム、誰もが知るあの大物達が参加していた作品だったんです。

大物達が参加したインディR&B史に残る名盤

Roy Ayers"Everybody Loves the Sunshine"似のミッドR&B"Ride"は、The Neptures, N.E.R.D.のメンバーとして知られるChad Hugoがプロデュースし、クレジットには未掲載ながら'88年にデビューしたR&BグループTodayのメンバーBig Bubがトラック・メイキングを担当。


アルバム内屈指のスムース・トラック"So Good"には、このアルバムが制作された当時にガールズ・グループSistaに在籍していたMissy Elliottがラップを担当。


Average Guyzのアルバム『First Come First Served』がリリースされた時点では、Chad HugoやMissy Elliottはまだフレッシュな新人アーティストでしたが、後のシーンを盛り上げるビッグ・ネーム達が参加していたという話題性、そしてインディーズ産ながら高いクオリティを実現した確かなサウンド・プロダクションが、価格高騰を煽ったもう1つの要因ではないかと思います。

世界中のR&Bファン達からのニーズが殺到した為、リリース後にジワジワと価格を高騰させ、最終的には中古市場で6桁を超える価格が付いた『First Come First Served』ですが、現在は日本限定でアルバムがリイシューされ、CD, デジタルで誰でも音源を入手することが可能になりました。


Average Guyz

First Come First Served


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