top of page
  • 執筆者の写真R&B SOURCE編集部

anders▶︎▶︎「SNS」も「顔出し」も無関心。それでもSpotify月間リスナーが100万人を超えた、噂のアジア人シンガー。

更新日:2022年8月7日


anders
「音楽第一主義」を貫くアジア人シンガーanders

俺がアジア人だと知ってしまうと、俺の音楽を聴く前に偏見を持たれてしまうから、曲以外の要素は取り外すようにした。


曲が好きか?嫌いか?


曲を気に入ってくれた後に、俺のことにも興味を持ってくれて、最終的に俺がアジア人だと分かった上でも俺を支持してくれるなら、それは素晴らしいことさ


「COMPLEX」のインタビューにこのように答えたandersは、ベトナム人と中国人の両親を持ち、カナダのオンタリオ州ミシサガで生まれたシンガー/ソングライター/ラッパー。

ブラック・ミュージックの世界において、アジア系の血筋を持つアーティスト達は常に人種の壁との戦いを強いられ、事実andersも「あいつはコロナを持っている」など、アジアン・ヘイトのコメントやメッセージを連日のように受け取るとのこと。


anders自身、自分がアジアの血筋であることに誇りは持っているものの、決して「アジア人を代表するアーティスト」になりたかったわけではなく、むしろ「ブラック・ミュージックをたまたま好きになったアジア人」くらいの認識とのことで、表舞台に立つアーティストとしては珍しいほどに控えめな性格。


また、SNSのアカウントこそ持っているものの、俺の脳はSNSに行くように配線されていない。目の前でクールな出来事が起こっても、俺が最初に取る行動は写真を撮ることじゃないんだと、SNSにも顔出しにも興味がなく、その関心は常に「音楽での自己表現」の1点のみ。


それゆえ、音楽第一主義で自分の世界観を広めようと努めた結果、andersが作る楽曲は日に日に世界各地へと拡散され続け、2022年現在でSpotifyの月間リスナー数は100万人を超える超人気アーティストに。


トラップ・サウンドをベースとしたDrake風の楽曲が主体ながら、アジア人特有のキャッチーでメロウな要素を加えた、さながら「アジアのThe Weeknd」といった雰囲気の楽曲も多く、間違いなくアジア人として最も魅力的なシンガーの1人になったものの、アジア系のアーティストは増えてきて、彼らは力をつけているけど、彼らの曲を聴くのもまたアジア系の人達ばかり。だからまだ道のりは長いよと、あくまで現状を冷静に分析するanders。


今回は、音楽での表現をなによりも優先させ、アジア人としてブラック・ミュージックの世界に生きるandersが歌う、注目の楽曲をセレクトしました。

 

1. Come With Me

anders

iTunes: https://apple.co/3Afo0bb


2. All I Know

anders

iTunes: https://apple.co/3o1hYnf


3. My Side of the Bet

anders

iTunes: https://apple.co/3Pueaqr


4. I Don't Want Your Love

anders

iTunes: https://apple.co/3uM1ByM


5. You For You

anders

iTunes: https://apple.co/3yBmAW9



  • Twitter
  • YouTube
  • Instagram
bottom of page